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型は美しく技は心で 空手談義 −座波仁吉・宇城憲治−座談録 みんなのレビュー
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紙の本
座波空手、沖縄古い空手が分かる気がする。
2023/12/27 10:23
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
南米から沖縄に戻られた祖堅方範先生が「沖縄の空手が変わってしまった。」と言われたそうである。この本を読むと、納得できる。今の沖縄の空手は昔のものではないと思っていたので、やはりなぁと思った。本土からの逆輸入で影響を受けることもあるだろうし、今の人向けに変えることもあるだろうし、仕方のない部分はあるのだろう。
この本では、座波仁吉氏を通して沖縄空手の神髄が語られていると思う。貴重な本だと思う。
宇城憲治氏が最初に出版された本三冊の後半にあった座談会部分を抜き出してまとめたもの。座波仁吉氏のお話しの方に関心があったので、この本はありがたいし、座波氏の話の方が勉強になったと感じる。空手についての考え方、空手だけでなく生活全般に通用するような話が具体的に語られている。
座波氏の話しぶりから堅強な人柄もうかがえる。空手家と言うと武張った感じの肩を怒らせた人を想像するが、全くそんな雰囲気が感じられない、穏やかな好々爺だと思った。
宇城氏は心道流を脱退して創心館として独立された聞く。どう出版のプロフィールには座波氏の名前はどこにもない。娘さんとの共著の本でも師弟について書いている。かって、自分の父親と座波氏の葬式ならば座波氏の葬式に出ると発言していた割には、掌返し。言動の一致しない不誠実なひと。師匠を利用するだけの功名心と金儲けに目がない人なのだろう。共著なのだから印税は座波家にも払われているのだろうか。
調べてみると、ウィキペディアでは座波仁吉氏は『ざはじんきち』となっている。『にきち』で通す宇城氏とどう出版はいつまで座波仁吉氏の顔に泥を塗り続けるのだろう。御遺族もご立腹だろう。いくらきれいごと言っても、あるいは販売しても、こんな一番大事なことが守れない人物と出版社では底がしれていると思った。
座波氏のお話しは五つ星、いや上限なしの無限星。
でも、宇城氏の人柄が見えたので、星三つ。
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