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日本企業とワールドクラスの企業の、経営のやり方の違いを論じたもの。大きくは、グローバルマネジメントの方法論・組織設計の思想・コーポレートのあり方、の3つの側面について論じている。また、内容をアカデミックな知見と、実際のワールドクラス企業の実例を用いながら、それらを分かりやすく解説している。
いくつも興味深い論点があったが、コーポレートの話が面白かった。日本企業は、「小さな本社」「大きな本社」という議論が好きなようであるが、質的な側面の議論がなされないことに疑問を呈している。コーポレート部門について、書中、「強い・弱い」という言葉を使って議論が展開されているが、要するに会社全体の経営にとって、貢献しているか・役に立っているかどうかがまずは重要、という、考えてみれば当たり前の議論だ。私自身も、実際に会社で仕事をする中で、効率だけが論じられることがあることに違和感を感じる場合がある。「効率性よりも効果性」が大事なはずのものに対してもである。
といったような、考えるヒントになるような話が多い、面白い本だ。
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ウィリアムソン「個人の合理性の限界を克服し、取引費用を節約するために、市場取引ではなく企業組織を選択すべき」
ハーバートAサイモン「組織は人間の合理性を達成するための土台であり、人間の能力の限界に対処するために組織がある」
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経営に関するいろんな知識が出てきた。
教科書のよう。
残念ながら響かなかった。
斜め読み300ページ。
日本は世界で闘えるのか。
ジャパンアズナンバーワンで自分は偉いと勘違いしてしまって、
バブル崩壊後学習せずに現在にいたる、というところなのではないか。
アホ世襲政治家とアホがり勉偏差値エリート官僚と、
これも官僚同様アホガリ勉偏差値社内競争至上主義サラリーマン経営者ばかりで、、
オーナー経営者が財界で偉くなるわけないしなあ。
地方出身ガキ大将秀才じゃないとなあ
本編には何も関係ないけど
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https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10275766
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日本企業がグローバルで戦っていくためにコーポレートとしてどういう機能や役割が必要かを述べた本。日本企業あるあるが良く書かれており、グローバルとの対比が多い点は大変参考になる。著者の経験によるところもあるとは思うものの、願わくば事例として取り上げる企業が、デュポン、3M、ダウ以外の事例もあるとなお良かった。