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つらいことがあったとき立ち止まってもいいんだよと思わせてくれる小説。
初めて読むのに何故かほっとする。
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多部ちゃんの映画を観る前に、と思って。
主人公直実の、両親との別れ、ハナちゃんとの闘病、時戸との関係、周りの人たちとの交流、、、喪失と喪失と喪失を経て、再生する。
時戸との描写はそこまでいる?
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多部未華子さんの新しい映画の原作と知って読みたくなりました。
大切なものを無くした時
自分の心に蓋をしてしまわずに
涙を流す事や感情を外に出すことはとても大切だと思う。
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著者が作詞家さんである作品なのが納得。
音楽のような、映画のような、
背景映写が美しく、サラサラとメロディーのように
入ってくる文章がとても読みやすかった。
主人公は20代で、立て続けに両親を
前触れなく突然亡くし その別れを呆然と
実感できずにいる最中、
最愛の家族であるハナの難病と向き合う事となる。
死の近い闘病とひたすら向き合い、
見送るまでの時間。
同じ死でもあまりにも違うのに、
別れである。
財はある。財だけは遺されている。
空に近いタワーマンションでの
闘病と逃避の 絵空事のような現実。
最愛の命の死を経験した人なら
この内容が身に染みるほど伝わるだろう。
愛してくれる身近な存在と時間のお陰で
止まった時間を取り戻す。
とても空に近い場所でリスタートする。
読後感がとても良い。
未来を感じられるラストが良かった。
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☁️あらすじ☁️
両親を亡くした直美には、莫大な財産が遺されていた。
渋谷のタワーマンションに住むことになった直美は、芸能人の時戸森則と遭遇し、合鍵を渡す関係に。
そんな時に愛猫のハナに病魔が…。
タワーマンション、空に住むと人はどうなっていくのか…。
☁️感想☁️
面白かったです!
かなり、直美に感情移入してしまいました
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主人公を取り巻く人物像がお金持ちの善人だったり、芸能人の人出無しだったり極端に違い、主人公の繊細さが、際立っていた。ストーリーのシチュエーションの殆どがタワマンの一室である点もプライベート感があって新鮮でした。
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本屋で見つけて読んでみた。
ネコとの別れを経験した
主人公の喪失感に共鳴し
後半は泣けて仕方がなかった。
読後、温かい気持ちと
良かったという安堵感が残ってる。
後で知ったのだけど
この方は作詞家さんなんですね。
このタイトルの歌があるそうで。
知らなかったー笑
映画版の主人公、多部未華子さんはぴったりかも。
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両親を亡くし、愛猫と高層マンションで暮らす。
その愛猫も病魔に襲われて、、
面白くなかったとは言わないけど、
誰にも感情移入できなかった
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想定してた話とは違った。
主人公の生活が羨ましいな、と思うだけだった。
ペットを飼ったことがなく、あまり感情移入できず事実のみしか伝わってこなかった。
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映画を見て、じっくり味わいたいなあと思ったので小説を購入しました。
ひとが生きる為に何かを必要としているって、当たり前のことだけど、その何かがなくなることの恐ろしさみたいなものを感じました。
どん底から這い上がった主人公も、その手助けをした親族も友達も、みんな強くてみんな優しい。
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映画の予告観て気になってた作品。映画観れなかったのを後悔するくらい好きな作品だった。 他人に素直に甘えられない、他人を傷つけず他人から傷つけられないために殻にこもってる主人公の性格とか、高層マンションで悠々自適な生活とは裏腹に退廃的な生活に落ちていく感じとか、このずっと換気していない部屋みたいなじめじめした感じがことごとく自分の性癖にどストライク。 マンションの中だけの恋を無花果って表現すんのオシャレすぎる。 二十代は自分を磨かなきゃとかみんな嫌な思いいっぱいしながら人付き合いするとかめっちゃ刺さる。
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"面倒なことが起こるといつも、無意識のうちに自分の殻に閉じこもってしまう癖があった。その癖はいつの間にか、本当にあったことを「なかったこと」に、実際に見たことを「見なかったこと」にすり替える術となって私の身についた。"
自分の殻と、人とのつながりの狭間で。
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◆心の痛みは消えなくても◆
空はさわやかな青空ばかりとは限らない。
空っぽ、空虚…。不器用な主人公直美と共に生きた愛猫ハナとの別れ。心の支えを失い、時には自分自身を傷つけるような行動をして周囲を心配させますが、少しずつ自分を取り戻していきます。
「心の痛みは乗り越えたり誤魔化したりするものじゃなくて、認めること」
空を見上げて雲の形にハナを想う直美の様子に「辛さをしまう場所」ができつつあるのだな、とエールを送りたくなります。
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ハナちゃん、、悲しかった。。
内容は、タイトルにすごく興味を持ったけどなんか思ってたのと違った。
余談↓
『植物図鑑』の映画で岩ちゃんの役がすんごいよかったから、この本の映画版の岩ちゃんも楽しみになって読んでたら、、めっちゃイヤな役やん、、びっくり。勝手にショックうけました。
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主人公、直美の喪失と再生の物語。
感情を素直に出すこと、誰かに頼ることって案外難しい。
それができない背景を人のせいや、環境のせいにするのは簡単だけど、まずはできないことを認めることから始める、直美は最後にそれに気づいて再生の一歩を踏み出す。
感情の揺れ動く描写、自分の弱さを認めていくことなど共感できる部分が多く良い小説だった。