- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
天を仰ぐ 十九歳で早世した少女の魂の軌跡 みんなのレビュー
- 小塙 佳苗 (詩・随筆), 小塙 卓 (文)
- 税込価格:1,210円(11pt)
- 出版社:新潮社図書編集室
- 発売日:2020/07/30
- 発送可能日:購入できません
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
紙の本
知らなかった
2020/09/17 19:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あきゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
世の中にはこんな父親と娘さんそしてご家族もいる(いた)ということにショックを受けました。
私は、これほど自分の息子や娘と深く関わったことはありません。もちろん わが子が 大きな病気もせず育ったことに改めて感謝せねばなりませんし わが子が自分より先に亡くなることは想像すらできません。
去年亡くなった父は晩年は施設で過ごし最期の3ヶ月は「誤嚥性肺炎からの体力低下が著しく回復は見込めないので ここを出るときは亡くなった時」と説明を受け転院した病院で 食事も摂れず静注点滴と酸素マスクで、会話もままならなくなりましたが85歳まで生きながらえたので、ゆっくりと父の死を受け入れることができたと思います。
父には、仕事帰りに週に1度 顔を見せに行くだけでしたが 認知症の影響もあり施設の職員とトラブルを起こす父に腹を立て声を荒げてしまったこともありました。
病を抱えた家族がいても よほど親しくならないと同僚や友だちであっても 語ることはないので、なかなかわからないものです。実は同じように家族の看病に尽くしている人が身近にもいるのかもしれません。
巻末に近い部分の妹さんの「追想」手記のところを読んでこらえていた涙があふれました。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |