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この本の売りは、
ひとつは、2020年12月7日発行というところだろう。情報が日々変わる中で、今のところ最新の情報を、まとまって取得できる本である。
ひとつは、岡田晴恵さんが書いていることだろう。あれだけ毎日テレビに出た人の中で、政府情報にも忖度せずに堂々と言い続けて、今のところ間違っていたことを言っていたという評判はない。
本書は、コロナ対策はいかにあるべきか、という根本的なことはわざと避けている(ワクチンが必要というような当たり前のことは言っているが)。コロナの症状はどんなもので、どうすればいいのか、万が一かかったらどうすればいいのか、テレビ的な卑近なことを詳しく書いている。少しでも不安がある人には、それが最も必要だからであろう。
例えば、10月から先ず保健所に連絡するのではなく、かかりつけ医師に連絡すれば良くなったと書いている。それができない人は保健所でもいい。
例えば、10月からは38.5度以上の高熱で咳がひどくても「軽症」になる可能性がある。診断基準が「酸素飽和度」によって決めるようになったからである。このことは、私は知らなかった。
PCR検査をして、明日でも入院か、自宅療養か、宿泊療養かが決まるような段階であれば、急いで本屋に飛び込んで買っておくべき本だと思う。その時点で揃えておくべき備品・食料・薬のチェックができるからである。特に薬は入院する人以外は自前になるのだ。熱さましの薬は絶対必要だろう。市販の薬の一覧はとても役に立つ。陽性者にとっては、役に立つ情報満載である。他のただ不安な人にとっては、立ち読みでもすぐに読める。
内容紹介(Amazonより)
本格的な冬到来に先駆け、再び新型コロナウイルスの感染が再び拡大傾向にあります。
新型コロナウイルス感染症患者については、これまで一律に「入院」としてきましたが、政府は2020年10月から、「入院」の対象を、
▼65歳以上の者
▼呼吸器疾患を有する者
▼臓器の機能低下が認められる者
▼免疫機能低下が認められる者
▼妊婦
▼重度・中等症の患者
などに限定すると発表し、実施が始まりました。
つまりは、新型コロナウイルスに感染しても、無症状感染者や軽症で入院が必要ないと医師が判断した人は、自宅で療養することに……。
家庭内での感染が広がっている中、もしも自分が、家族が新型コロナウイルス感染症に感染したら、どのように療養し、看病すればいいのか。
あるいはそれ以前に、新型コロナウイルス感染症に感染しないためにはどうしたらいいのか。
早期から新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けて各メディアで警鐘を鳴らし続けてきた白鷗大学の岡田晴恵先生が、自宅療養のための完全マニュアルを詳しくレクチャーします。
◆書籍内容紹介◆
Chapter1 新型コロナウイルスとは
コロナウイルス感染症ってどんな病気?
新型コロナウイルスとは?
新型コロナウイルスの主な感染経路は?
新型コロナウイルス感染症への治療薬は?
いろいろな検査方法がある
新型コロナウイルス感染症の後遺症は?
世界各国の新型コロナウイルス感染症の対策は?
コラム1 流行時、体調が悪くなったら?
Chapter2 新型コロナウイルスにもしかかったら
どんな症状が出る?
「軽症」「中等症」「重度」の違い
医療機関にはどうかかればいい?
感染患者を看病するとき
ケース別看護方法の具体例
共有スペースでの感染症対策
コラム2 宿泊療養をするときは
Chapter3 新型コロナウイルスに感染しないためには
個人でできる感染症対策
シチュエーション別対策法
自宅待機で必要になる備蓄品は家族構成で変わる
コラム3 感染防止7か条
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kuma0504さんのレビューを拝見して知った本です。
本当にどうもありがとうございます。
私の住んでいる地域は日本の都道府県別では新型コロナの感染者数が最も少ない方から数えて数番目の感染者が非常に少ないところ(ド田舎)で周りで、誰か感染したという話は地元のニュース番組をみなければ、皆無です。
先月2月13日の地震で私の住んでいるところは、震度5で、全国にいる(数少ないですが)友人から、安否確認の連絡が入り、数少ない友人の中に「家族がコロナになってしまった」と言う方「職場に陽性者が出た」という方がいて、数少ないのに、すごい確率でコロナが近づいてきているのを実感しました。
私の住んでいる地域では、気を付けていれば(ド田舎なので)99%コロナには罹らないとは思われるのですが、もし自分や家族が自宅療養になった時のためにこの本を購入してよかったです。
安い安心料です。
この本に載っていた備えておきたいものリストでは、マスク、消毒液や使い捨て手袋、ビニール袋などを買い足し、市販の風邪薬も非常時には有効とわかったので用意しました。風邪薬の種類はこの本にも詳しく紹介されていましたが、それではなく、東京の知人に教えてもらった口コミで流行っているという解熱鎮痛剤を買いました。半信半疑ではありますが。
体温計も、患者用と、家族用の複数あった方がいいと思ったので買い足しました。
あとは、食料品の備蓄。チョコレートは買ったし、スポーツ飲料も箱買いしておこうと思います。
自然災害があった時にも使えるし安い安心料だと思います。
もし、本当に病人がでれば、ビニールのレインコートやゴーグルも必要でしょうね。
レインコートは雨の日にも使えるので、買っておこうと思います。
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私の住んでいる地域では 一時期陽性者がとても増え 重症者や死亡者がどんどん増えて不安でしかたなかったです。
今現在はちょっと落ち着いてるように思いますが インド型がまた増えるのか?といつまで経っても安心出来ませんね。
去年の12月が発売日なので 新しい情報はなかったように思いますが もしもの時の場合の自宅療養について 落ち着いて考えることが出来たと思います。
書かれていること全て実践するのは この狭い家の中ではなかなか難しいと思いますが やはり感染はしたくないので出来る事はやりたいと思いました。
著者の岡田晴恵さんは一時期、テレビによく出演されていましたよね。