投稿元:
レビューを見る
著者自身の作家・脚本家としてのリアルな活動と、ミステリーが融合して生み出される独特の物語は今回も面白すぎ!ホームズ作品が登場するところもニンマリ。ヒントが散りばめられた正当な謎解きも文句なし。
次回作も楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
ホーソーンの推理には脱帽。
人柄には疑問。
トニーへの関わり方は不思議。
アンソニーの推理には!も?も有。
投稿元:
レビューを見る
謎の男、元刑事のホーソーンとアンソニーの掛け合いがいい。作者がワトソン役は、なかなか話としては、スムーズに展開する。次作が楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
面白かった。
ホーソーンが、一作目より嫌な奴度下がってるような、しかし登場シーンの最悪さはいかにもというか(笑)、こう登場してほしい!と思う通りの素晴らしい登場の仕方!
ホロヴィッツは毎度毎度ひどい目にあわされるけど、ホーソーンがホームズ好きなら、なんとなく、ホーソーンがコンビを組みたがる意味も分かってくるような……
だんだんホーソーンという人の実態が分かっていくのだろうシリーズを追うのがとっても楽しみ。
きっと10冊にわたるすごい仕掛けがされてるのに違いない。今のところ全然わかんないけど。
182の謎は日本人にはぱっとわからない~。説明があっても、一瞬「うん??」ってなってしまった。英語圏ならでは。
ここまでの二作のタイトルが
The Word is Murder
The Sentence is Death
って並んでいくのも、英語の言葉遊びの妙味がある感じがする。
センテンスに裁きって意味があるとか知らなくて、英語に疎くてぴんと来なくて情けないけど、面白い。
ホロヴィッツは言葉遊びが好きなんだね。こういう諧謔があるのがミステリ作家っぽくて、そこは洋の東西を問わないんだな~と思ったり。
「すべてのiにきちんと点が打たれ、全てのtの横棒がきちんとひかれる」この文章、『カササギ』にもあったと思うのだけど、これも英語の慣用的表現なのかな? 面白い言葉だなと思う。
投稿元:
レビューを見る
ホロヴィッツの作品は最後のオチがたまに拍子抜けだったりもするのですが、この作品は複数の事件や出来事がからみ最後も何度もひねりがあって読み応えがありました。ただ、ひとつ解決してない部分があってそこが消化不良なのですがもしかして次作で解消されるのか?
投稿元:
レビューを見る
前作同様とても面白かった。
いつもどんでん返しの上に怪我をするトニーに同情してしまう笑
最後には綺麗に紐が解けていくスッキリ感がとても気持ちの良い一冊。
投稿元:
レビューを見る
相変わらず巧妙だし、一気読みだし面白かった。
割と注意深く読んだつもりだけど、手掛かりは普通に見落としてしまう。普通に書いてあるのに。まぁでも最後までわからない方が楽しめるからいいや。
投稿元:
レビューを見る
ダニエル・ホーソーンふたたび!!
『楽園とは探偵の不在なり』ってもうタイトル買い間違いなしの作品が出てきていたり、まったく探偵をなんだと思っているんだろう、とは常々感じてるんだけど、後世に残る作品の探偵像を並べてみると、そこにはやはりどうしょうもない異物感、のようなものが見えてくる。
大きな流れの中で、その流れを切り裂くようにそこにある大岩のような。
枝に最後に残った一葉が、強風に煽られながらそれでも、と飛ばされずにいるような。
そんなイメージを受けるオレのほうが、探偵を何かと勘違いしてるのかしらん?
ともすれば誰もが安心して簡単に絶望してしまう殺人事件という奔流の中で、真実の追求と云うある種異質な行動原理で動いていく探偵というものに、全く純粋な希望のようなものを感じてしまうのは夢を見過ぎだろうか。
でもなぁ探偵って、オレには昔からヒーローだったんだよなぁ。
「ありえないことを排除していけば、最後に残るのは、どんなに信じられないことであっても、それが真実なんですよ」
旧典へのリスペクトも端々にウィットと共に見えて、
1作目より2作目のほうが面白い、って云うのがまた嬉しい。たのしい。☆4。
投稿元:
レビューを見る
とてもしっかりしたミステリーで読み応えがある。しかし、前回同様、登場人物が好きになれず。
自分が主人公に感情移入しながら読んでしまうせいか、ホーソーンやグランショー警部の仕打ちに嫌な気持ちになることが多く、そういう意味であまり楽しめなかった。
投稿元:
レビューを見る
なんだかホーソーンに同情してしまうほど、話の中のホロヴィッツは「出たがり」なんだよね〜
ワトソンもヘイスティングスも、名探偵の前でここまで謎解きに対抗心を剥き出したら、解雇されてたかも。
洞窟探検の謎はなんだか「既視感」があるし、オチには?…って感じが…
でも、全く中だるみせずに最後まで引きつけるのは、やっぱり面白いから。
前作よりコンビ感は定着してきたし、ホーソーンの謎も少しずつ表れて、シリーズ物らしくなってきた。
次、大事です♪
投稿元:
レビューを見る
面白かった!
フェアプレーなフーダニット。
前作より読みやすかった気がする。慣れもあるかもしれないけど。
あとはホームズネタが多かったのもちょっと嬉しい。
まだまだホーソーンの過去はわからないことばかり、むしろ謎が膨らむ一方なので今後どう明らかにされるのか、トニーとの関係性は良くなっていくのかなども楽しみなところ。
投稿元:
レビューを見る
メインテーマは殺人に続く新作が登場!
真相部分で伏線がつながる様は、やはり面白く一気に読ませる。
前作は、途中かなり時間を割いてた部分が実は本筋の事件に全く関わらないという、違う意味での衝撃を与えてくれたが、今作はそのようなことなし。暗号が実は全くの解釈違いでした、というのは面白いけど、意味わかる人いるのかな…。
また、今作も登場人物の性格の悪さは健在。推理小説読んでてもなかなかお目にかかれない酷い刑事、容疑者の作家などの言動は、正直ストレスがたまる。ホーソーンや著者も大概だが、それでも次を読みたいと思う魅力が、このシリーズは有ると思う。
投稿元:
レビューを見る
元刑事ホーソーンとホロヴィッツのコンビが、事件を解決するミステリー第2弾。
今回は、弁護士の殺人事件を追う。
事件現場には謎の数字、被害者の周辺には個性的で怪しい人たちがそろい、伏線は提示されているのでさて犯人は、という古典的な正統派ミステリー。
犯人探しについては、ミステリーを読み慣れている読者にはさほど難しくはないのでは。でも、私生活が謎に包まれているホーソーンのキャラクターと、作者の現実の生活を交えた軽妙な語りが興味をそそり、一気に読ませる。
絹の家やモリアーティなども読んできたが、やはりカササギが格別だったので、つい期待値が高くなり比較してしまうが、これはこれで魅力的。
あとがきによると、シリーズは全10作で、徐々にホーソーンの過去が明らかになるそう。また、カササギの続編も来年出るとのこと、どちらも続刊が楽しみだ。
投稿元:
レビューを見る
後半の怒涛の展開に必死に頭を回転させながらついていった!
ホーソンの頭脳明晰さは探偵小説ならではって感じでとても好きだけど、いまいちのめり込めない部分もあるかな〜ホーソンシリーズは10冊かけてホーソンの過去を暴いていくらしいけどそれまで我慢できるかな!笑
古典と現代の融合してる所がアンソニーホロヴィッツしかかけない物語を作り出してる感じ。
投稿元:
レビューを見る
「カササギ殺人事件」「メインテーマは殺人」に続き、3作品目。ジャケ買いというか「あ!この表紙もしかして?」と目につき購入。
今回も見事でした!最後の「補遺」まで必見です。
ただ、登場人物の名前(リチャードやリチャードスンなど)がなかなか覚えられず苦戦。
冒頭の名前と役割のページとを行ったり来たりしながらなんとか読み終わりました。