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世界を変えた100のスピーチ上では、誰もが一度は学校で習うアレクサンダー大王、エイブラハム・リンカーン、アドルフ・ヒトラー、毛沢東、ウッドロー・ウィルソン等の歴史的偉人の50のスピーチが掲載されています。高校時代、世界史の授業で習った、ネイティブアメリカン(アメリカインディアン)を強制移住させたアンドリュー・ジャクソンについては当時は酷い奴だと思いましたが、この本を読むを更にそのクズさが判ります。あの人が20ドル札で良いのかと長年感じていたんですが、変わるみたいですね。(すいません、本とはあまり関係ない話でした。)下巻も読む予定なので、読み終わったらアップさせて頂きます。
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とても面白かったです。
翻訳本なので海外のスピーチがほとんどですが、
戦争や人権等世界が変わるきっかけになったものが多数読めます。
知らない人のスピーチも多くて新たに知れて勉強になりました。
奴隷問題について疎かったので、その壮絶さと関連スピーチは刺激的でした。
下巻も絶対読もう。
読んで良かった本でした。
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複数載っている人もいるけど、100のスピーチ、
興味深かった。
もちろん、内容大事だけど、時代やシチュエーションも影響するし、その時にどんな言葉で、
どういう風に伝えるか、情熱が必要だ。
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言葉は時に人の心を動かし、傷つけ、癒し、歴史を作る。それがとてもわかる1冊だった。
歴史を動かした名スピーチが収録されている2冊のうちの上巻。世界史に従って時系列順に並んでいるので、この上巻は紀元前のスピーチのエピソードから、第二次世界大戦直後のスピーチまでまとめられている。
一番興味深かったのは、ホロコーストや汚職など、現代で悪事とされていることでも、その事象を肯定するスピーチと、それに反対するスピーチの両方が収められていること。歴史を学ぶときには、普通はひとつの見方だけを学ぶと思うけれども、歴史的な決断の裏にはいろいろな人の意見や議論、視点があったことが窺えた。個人的にはルー・ゲーリックの引退宣言はとても謙虚で、幸せで、その場にいたらきっと号泣してしまうだろうなと思う。
普通の世界史の教科書よりも歴史の重み、その時代の空気がわかる一冊なのではないだろうか。
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あの有名なあれやこれが満載の上巻。
正直、最初の方は知らぬフレーズもありつつだったが、
ちょうど同じころに英国の近代史に触れる機会があったため、吃音のジョージ6世や、その兄で王位を放棄したエドワード8世あたりが興味深かった。
英国王のスピーチ、もう一回観たいかも。