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紙の本
明治31年に始まった東京の水道とそれによる都市の発展を見事に描いた名著です!
2021/02/08 09:52
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『日本の上水』、『井戸と水道の話』、『水談義』といった水道に関する著作とともに、詩人「祝算之介」という筆名でもって発表された『竜』、『鬼』、『亡霊』などの作品を発表されている堀越正雄氏の代表作です。同書は、表題にもありますように、東京の水道史について書かれた内容となっています。同書では、「徳川家康の命で小石川の水を引いたときから東京の水道史は始まる」とされています。明治31年に近代化された東京の水道は、関東大震災、戦災、水害、渇水、地盤沈下、断水―と度重なる危機をのりこえ、巨大化の一途をたどる首都の生活を支え発展してきたというのです。戦前より東京市・都の水道局で長年実務に携わってこられた著者ならではの視点で描かれた技術の進化と市民生活の変貌の一冊です!
紙の本
水道史の概観を学びたい人におすすめ
2020/10/21 22:35
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投稿者:美術鑑賞好きな猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
100万人都市だった江戸には、早くから水道設備が整っていたようです。
非常に衛生的な反面課題も多く、川から直接取水しているため渇水期は水が出ない、浄水施設がないため疫病が流行りやすい、雨が降ると泥水が混じって飲めなくなる、
また水道管には石や木、竹などの材料を利用しているため漏水がひどいという有様でした。
明治時代に洋式水道が普及し始めて解消したかと思えば、関東大震災、戦争、人口過密など、次々沸き起こる課題にどう取り組んできたか、といったまさに東京の水道史がわかる一冊です。
人間が住むところに水道史あり、ですね。
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