投稿元:
レビューを見る
読みたい!と思ったもののエッセイ集って結局、途中でやめてしまうことが多かったので、書店で何度も手に取り、やっぱりやめよって思いつつ、やっぱり読もう!って何故か勇気を振り絞って購入。
勇気を振り絞って⁉︎よかった。
辻村さんご自身、普通にメディアでも拝見するので、人となりはなんとなくわかっていたけれど、作家なのに身近。そんな身近なことを文章にしてくれて、同感したり、自分自身の様々なことを思い出したり、この本を読んでいる間、辻村さんと親友でいる気分でした。
これから、辻村ワールドに入り浸ろうと思います!
投稿元:
レビューを見る
心が洗われる本だった。
非常に読みやすく、あっという間に読んでしまった。
作者の作家としてのスタイル、言葉の使い方など、共感できる部分が多くよかった。
3ヶ月後また読もうと思う。
投稿元:
レビューを見る
エッセイ読んで泣いたのは初めてだ〜。
読書が趣味になったきっかけをくれた作家さん。
やっぱり私は辻村深月さんが大好きだ。
どうやったらこんな柔らかい文章書けるんだろうなぁ。
わかるわかる、と共感できる部分や
新発見もあって夢中になって読めた作品でした。
投稿元:
レビューを見る
どういうことか分からないのだけどほんの3ページほどの短編エッセイの冒頭の二つを読んだところで立て続けに泣いてしまいそうになり慌てた。
身近な小さなあったかさが優しい文書で書かれていて響いてしまったのかもしれないです。
その後は面白かったり物凄くとても共感したり(特に学生時代の読書との向き合い方!)とテンポの良く最後まで楽しんで読んだ。丸ごと一冊ネガティブ要素がないのがすごい。
作家さんというのは皆さんこんな風に読み手としても本好きなのかな。
投稿元:
レビューを見る
この人は、すごく自分と感性の近い作家さんだと思ってるんだけど、その理由が分かった気がする。
年が2学年しか違わず、ほぼ同世代という他、フィクションの世界とどう関わってきたかというのが似てるんだなあと思った。
読んできた本は全然違うのに、本が自分にとってどういう位置づけのもので、どう向き合ってきたかがすごく近い。
そして大人になっても、かつて子供だった自分を忘れずにいようと努力していることも。
投稿元:
レビューを見る
Ⅰ 週刊エッセイ
Ⅱ 好きなものあっちこっちめぐり
Ⅲ 女子と育児と、もろもろの日々
Ⅳ 特別収録 おじいちゃんと、おひさまのかおり
Ⅴ 自作解説
Ⅵ 直木賞に決まって
辻村さんの世界の一片がここにある。作品から見える世界はとても好きなのだけれど、本人の言葉で語られるご自分の世界にも好感が持てる。語られないこともきっとあるだろうけれど、やっぱりお気に入りの作家さんです。
投稿元:
レビューを見る
本に対して徹頭徹尾(素直というより)真摯なのだ.それは取りも直さず,誰に自分の作品を届けたいか,常に念頭に置いて執筆していることが理由だろう.作家だからといって,作品作りを何よりも優先することなく,自分という人生の一部分として作家生活を送っている点に,強く納得する.
投稿元:
レビューを見る
エッセイ全体から、作家という仕事に対しての感謝、そして読者と周囲の人とへの感謝が溢れている。
前半は新聞連載のエッセイ。イチお母さんの姿の辻村さんを見ることができて、雲の上の人ではなく現実にいる方なんだと嬉しくなる。(京極さんの話のよう)
中盤は辻村さんの好きなもの。紹介される一つ一つの作品への思い入れがあって、特にわかったさんとか自分が触れていた作品もあると嬉しくなる(ピングドラムは見直そう)
印象に残ったのは閉塞感に苛まれる若者たちへの文章
エッセイなので何も事件は起きないけれど、とても心地いい本でした。
投稿元:
レビューを見る
エッセイ集を読むと自分も自分の日常の中で色んなことを感じて文章にできたらいいなと沸々と感じる
辻村さんの書く文は優しくて読みやすくて、身近に置いておきたいと思う。
投稿元:
レビューを見る
私は、辻村深月さんの本は、「かがみの孤城」と「朝が来る」の2冊しか読んでいない。でも2冊とも、ブクログ的な評価だと躊躇なく☆5つを付けたくなるくらい好きな小説で、そんな素晴らしい小説を書いた作家さんのエッセイがあることを知って読んでみた。
事前にいろいろ調べずに読んでみたけど、(もしかして世代一緒かも??)と思いながら読み進めていった。
あとがきで、辻村さんがミナペルホネン好きだということが分かった。
最近、小川糸さんの「ライオンのおやつ」をドラマで見ていて、ドラマで見る世界観、家具や食器、ナチュラルな服が気になってネットで調べてミナペルホネンを知ったばかりで、(ここにもミナが!)と驚いた。
ワンピースとか高いから買えないけど、ミナペルホネンな世界観が好きというのも、辻村さんの小説に惹かれる理由なのかなとも思った。
投稿元:
レビューを見る
途中で、あれこれ読んだことあるな。初出のときに読んだのか、元のを図書館で借りたのか。エッセイなのに感動してしまう。ここには、私のなれなかった姿がある。
投稿元:
レビューを見る
日常の中で感じたこと、好きなこと、子供の頃の思い出、作家になるまで、なってからのこと。
作家「辻村深月」が沢山つまったエッセイ集。
辻村氏に限らず、元々、作品に興味があるのであって、作家さん自身には興味がない為エッセイは読んでこなかったのだが、ここ数年、これは、と思うエッセイを読むようになった。
最初から最後まで、わくわくしながら読んだ。
投稿元:
レビューを見る
辻村さんの作品を何冊か読んでから、こちらのエッセイを読みました。
辻村さんは日常の中でもいろいろな言葉を敏感に受け止められてて羨ましいなぁと思いました。私は子どもとアンパンマンを見ていても、バイキンマンの言葉に感動するなんてなかなかありません(´・ω・`;)
言葉に敏感になりたい。
作家になって10年、私はおそらく、とても強くなった。という言葉がありましたが、自分でそう思えるのはとてもかっこいいなと思いました。
このエッセイを読んでいても、辻村さんの強さや強い決意みたいなものが所々に感じられました。
それは現実逃避なんて言葉が似合わないほど、まぎれもなく私の現実の一部だった。
私も学生時代いろいろあったときに現実逃避と思って、ゲームしたり音楽の世界に浸ったりしていたときがあります。
この言葉でそのときの私も今も私も救われたような思いがしています。
辻村さんのこの言葉に出会えたことに感謝しています。
これからも自分の心を豊かに強く保っていきたい。
投稿元:
レビューを見る
辻村さんの優しさが詰まったエッセイ。
ついさっき読み始めたけれど、一気に入り込んで読めてしまうそんな予感。
投稿元:
レビューを見る
ジャイアンの男気、という中に、「わかりやすく人気のある男子の陰で、密かに強く、大人になろうと決意する子が、私の時代にもきっといた」という一文に、辻村さんの感じるセンスが素敵だなと思いました!