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投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
一生懸命人に尽くしてもなんだか報われないなぁということありますが、そうではないのかも。
生涯を通じて与えることに幸せを感じられるなんて、すごいなぁ。
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アメリカを代表するストーリーテラーだったルース・ソーヤーがアイルランドの旅で出会った「お話」を再話した本作。
生まれたばかりの赤ちゃんが、ある村の一軒の小屋の戸口に置き去りにされる。その小屋の夫婦が自分たちの子どもと一緒に、その赤ちゃんも育てていく。成長していった少女「オーナ」は夢を抱くようになる。「いずれ自分も小屋が欲しい。」なかなか夢はかなわないのだが、最後に不思議な出来事が起きるのだ。
温かい気持ちになれ、クリスマス前の今頃に読むには最適な作品だ。
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お話しを綴ったのはアメリカ人。
アイルランド出身の乳母から沢山寓話を聞いて育ったそう。
自身でもアイルランドに旅して出会ったお話の1つ。
アイルランドといえば妖精伝説。
昔は好きで妖精関係の本を読んでいたっけ。
素敵な表紙に惹かれて借りました。
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流れ者のいかけ屋に捨てられた赤ん坊は、村の小さな小屋のおかみさんに拾われ、育てられた。娘は美しく成長したが、流れ者の捨て子と結婚してくれる若者はいなかった。娘はあちこちの小屋にやとわれ、雑用をこなして生計を立てていたが、いつか自分の小屋を持つことを夢見ていた。しかし村が飢饉に襲われたとき、年老いた女に食べ物を分けてくれる人は誰もいなくなり…。正直で親切な娘が、最後は妖精によって救われるおはなし。
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旅のいかけ屋が、生まれたばかりの女の子をある小屋の前に捨てた。オーナと名づけられ、優しい子に育ったがいかけ屋の子どもと結婚しようという者はいなかった。
アイルランドに伝わるホワイト・クリスマスの妖精の話だとか。ちょっと悲しい話だ。
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「流れ者の娘オーナは、逆境の中でもいつか自分の小屋を持つという夢を持ち前向きに生きていきます。オーナが老いを迎えたある年のクリスマス、妖精たちはオーナにすばらしい小屋を作り、贈りました。それから百年がたった今でも、毎年ホワイトクリスマスになると、オーナは世界中の飢えた者たちをその小屋にを招き入れごちそうをしているのです。―アイルランドの美しい伝説が、稀代のストーリーテラーにより幻想的に語られます。」