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最後にフィクションですって書いてありますが…。環七ができる前の足立区ってこんなんだったんですね。西新井大師の周りって、こんなんだったんですね。浅草ってこんなんだったんですね。元気でやんちゃな昭和を足立区界隈で感じられる一冊です。
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北野武の話し言葉がそのまま本になっている。
小説とあるが、随筆なのか放談録なのか。
時代が違うと言ってしまえばそれまでだが、共感するには至らない。
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小説のようだが、たけし自身が少年時代を振り返るエッセイに近い。地元・足立区で過ごしたエピソードはあまり知らなかったので、個人的には面白く読んだ。たけしが語る昔話が好きな人は楽しめると思う
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子どもの「たけし」、青年の「たけし」
舞台は戦後から高度成長期に沸く東京、まさに今日から東京オリンピックが始まろうとする偶然(笑)
たけし少年の初めての記憶から、オリンピックに沸く東京で、学生運動の気運が高まる時代のなか、新宿をただただ徘徊する大学時代、今まで何処かで聞いたことのある話もたくさんありましたが、たけしさん自身で回想し、思い出しながら(笑)描く幼少から青年までのたけしは、面白い(笑)どうして廻りにもこんなに面白い人が集まるんだろうwww
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北野武の原点を描く笑いありの私小説。たけしの少年時代から大学までのまだ芸人を志す前。悶々とした日々を過ごした笑いあり、ちょっと切ない青春時代のお話。
当時の世の中がまだ凄く混沌としていた情景が浮かんでくる。今じゃ考えられない悪事や光景。その背景には当然貧しさもあったのだろうけど、今じゃ正直考えられないことばかり(笑)
でも家族や近所の隔たりなく、みんながみんな笑いあって生活していた人の温もりみたいたものも感じられる。ある意味ではいい時代でもあったのかもな。
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1947年生まれ、北野武さん「浅草迄」、2020.10発行。浅草迄の半生を丁寧に語った自伝書です。