紙の本
絵に描いたような、ステロタイプにはまった、つまらん大阪
2021/01/26 00:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Black&Blue - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズは、チープな漫画。ラノベです。こんな大阪、ありません。全作は、『大阪ほんま本大賞』をとったとか。めちゃくちゃですね。レベル、低すぎ。花嫁行列という単語自体、前時代的。大阪のリアルな姿からはほど遠いと思います。
「大阪ってええ街やわ」という予定調和、正常性バイアスのもとに書かれた、知能指数の低い作家の「小説」を読むのは、苦痛やし、かなしすぎるわ。
大阪は、もっと文化的にも深いし、もっと熟成したおとなの街や。こんんな小説が大阪をあらわしているなんてことになるのは「大阪ホンマ本大賞」の怠慢やと思う。ぜんぜん、リアルな大阪やない。 ええかげん、ちゃんと考えて、小説書いたほうがええんちゃうか?
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今度はたこ焼きでなく,お好み焼き焼きそばのフクちゃんでバイトしていた十喜子の恋愛,成長のお話.顔だけがちょっといけてる口先だけの進のどこがいいのかわからないが,まあ最後はめでたしめでたしなのかな?
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大阪の住吉駅近くで、誕生した私は、この本を手にして、感慨分かかった。
商社マンの父の転勤で、幼稚園を通ってから、一時期大阪を離れたが、中学の3年に又、置きぱなっしの自宅へ戻って来た。
住吉中学は、南海線で、住吉から帝塚山4丁目の駅まで通学していたのだが、地元の人達は、歩いて通っていた事を、後になって知った。
粉浜の商店街が、あって、本当は、粉浜の学内だったのだが、越境入学というか、住吉中へ。
友人も、万代池側に住んでいたり、父の知り合いなども、帝塚山に住んでいたので、この本の土地勘が、よくわかる。
しかし、御田植祭りの歌まで、知らなかった。
26号線の灯籠が、昔、海辺であった事は、母から、聞いていたのだが、・・・
ついつい、懐かしさの地名等が、出て来て、思い出す。
十喜子と進のなれそめ。
好き放題、仕事もいい加減な進についていく十喜子。
この本の前に読んだ、「旅先であった泣ける話」の最初の主人公の男性みたいに、少しいい加減な所の進に、この結婚大丈夫かな?と、思いながら、読み進む。
人は、良いのだが、配偶者として、どうなのか?
そして進の母親も、・・・・おおらかで人は良いのだが・・・・繊細さが、もう一つ。
喫茶店での「俺、レーコー」・・・・
懐かしい言葉が、出てきた。
私が、高校時代、我母と東京へ行き、喫茶店で、「レーコー2つ」と、言ったら、わからなかったのか?不思議そうにしたら、母が、「冷たい おコーヒー2つ お願いね!」と。
やはり、お嬢様育ちの母は、言い方が違うと、今、思い出しながら、この本を良いながら笑いながら読んだ。
笑いあり、そして、粉モン大好きな大阪人の気質等、昭和の臭い満載の本であった。
私の結婚式は、北区にあったホテルでしたのだが、やはり、すみよっさんで、して欲しかったのかな?と亡き父母に悪い事をしたかも・・・・と、思って読み終えた。
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まさかの続編がある! …と、思ったら、まさかの十喜子さんの若かりし(失礼)の頃の話って、んもう、んもう、
めちゃくちゃストライクやった…!
面白かった。若い十喜子さん、めちゃくちゃ可愛いな。
なんか、前作を読んだ限りでは十喜子さんって、ええ感じに愛嬌のある大阪のオバチャンって印象やったけど、どうも若いころは違うかってんな。
違うっていうか…、愛嬌は、とりあえずなさそう。笑
しっかりはしてはる。想像以上にご家庭が大変そうやった。
そっかー。やっぱり、若いころからちょっとオバチャンみのある落ち着いた人が、ええ感じの「大阪のオバチャン」になれるんやな…。
わたしは年齢だけは「大阪のオバチャン」やけど、中身は全然伴ってない…。いつか「大阪のオバチャン」になれると思ってたけど、若いころからこのくらい肝が据わってないと、あかんな。
(どういう反省)
先日読んだ、阪堺電車の話もそうやけど、ここにきて昭和のお話がすごいささる。面白い。
いややわあ、それこそ年取ったんやろな。笑
昭和のこの時代って、いきおいはあるけど、幸せがささやかなのがいいねん。
たこ焼きは好きやけど、こんなにカジュアルに、かつ、おいしいなって食べてるかなあ、今、ってちょっと思った。
あと、十喜子ちゃん、ええ子なんやし進さんはやめときなよ…と、やっぱり思ってしまった。笑
そしてあの息子が生まれるわけやね。
次作もあるようで、しかも次作はまた平成(?)の話に戻りそう。
楽しみ。息子がどんなけ破天荒でも、進さんに比べれば可愛いもんやなと思えそうな気がしなくもない。
えっと、息子の名前何やっけ…(笑)。
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たこ焼の岸本の第2弾。
えっ、まさかの昭和50年代の頃。
おばちゃんが、高校生だった頃に今は亡き旦那さんと知り合って…その頃の馴れ初めやらエピソードやら。
なるほどこんな出会いだったんだ〜とか。
定職就かずにふらふらしてる進さん。
なんとなく、こういう時代だったのかも〜と思ってしまう。