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2018年、児童文学のノーベル賞と言われる
国際アンデルセン賞を受賞。日本人では3人目。
数々の人気作を世に出した角野栄子さん。
その栄子さんが若い頃二年間、自前移民という形で働き、
暮らしたブラジルへと
約20年ぶりにお嬢さんと一緒に旅行。
その旅行記をエッセイ風に、
ユーモアたっぷりに描いた作品です。
最初のブラジル行きは1959年。
中学生のお嬢さんの目を通したブラジルはどんな変わりようだったでしょうか?
1度目のブラジルを離れたのは、リオデジャネイロからブラジリアに首都を移転すると発表があった年。
そこは何もない大地だったようです。
それから、、、
変化もあり、そして何も変わらないものもあり。
角野栄子さんのブラジルは、今でも素晴らしい場所です。
角野さんは、夫婦で暮らした二年間に、同じアパートの
家族と親しくなり、片言のポルトガル語を習得。
夫は家具の設計事務所や広告代理店で
栄子さんは貿易会社、日本人向けのラジオの仕事を
していました。
当時親しくしていた思い出の人を偶然発見したり、
思い出の地を訪ねてみたり。
別れを言えずにいた知人がYouTubeで
歌っているのを知ったり
Facebookで再度、連絡が取れたり。
本を通して旅の余韻はより深いものになったようです。
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2020年最後に読んだ本。
角野栄子さんと娘さんリオさんとの旅行記は、軽い気持ちで読めて楽しい気持ちになった。
私は、角野栄子さんのカタにハマらない生き方が好きです。
ずっと同じ環境にいると考えも狭まっていくと思うので、私も時には今いる場所を離れて視野を広げることを意識していきたいと思いました。
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またまた、本に影響されちゃいました。
このご時世ですが、いつかブラジルに本当に行ってみたいです!
私は心配性で、未来のもしものことを考えすぎてしまいます。そのせいで、行動するのも遅いです。
それとは対照的に、ブラジル人は今が楽しければそれでいい!という考えで生きていて、一日中空を見てぼーっとしちゃったり、仕事をそっちのけて踊り出しちゃったり…そんな、おとぎ話みたいな暮らしをしている人たちがいるんだ!ってすごくびっくりしました。
しかも。
私は学生なのもあって、毎日毎日英語をまじめーに勉強していますが、なんとブラジルは英語が話せなくても通じるらしいんです…!
多民族国家で、差別はなく、言語が違う人がたくさんいるから、だそうです。言葉が分からないなんて日常茶飯事で、野生の勘が鍛えられていて、心で通じ合えるとか。
この本を読んだだけで、新しい世界を知れて、ワクワク感でいっぱいになりました!
コロナがおさまって、実際にブラジルに行けたら、もっと物事の価値観が変わるんだろうなぁ…
ちなみに、食べ物も美味しそうでした!(゚ー,゚*)ジュルルル
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角野さんはきっとブラジルを再訪してると思ってました!
それが娘とのエッセイ本になってたなんて!
読む前からハッピーな予感がします
自分もルイジンニョ少年に再会するつもりで読めて楽しかったです
ずいぶん前の内容なのですが
面白く読みました
現在のブラジルは、また変化しているのでしょうね
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表紙に釣られてたまたま手にとった本が、あの「魔女の宅急便」の著者だとは…!
ブラジルの旅行記で、エッセイのような物語のような、、気付けば一緒に旅してる気分。コロナ禍で家にこもる日々に、もってこいな一冊!あ〜楽しかった!!
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大好きな角野栄子さんのワクワクがたっぷりの旅行記!みずみずしい気持ちの行動力が、彼女の楽しい作品を生み出しているのかも。
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海外旅行に自由にいけない時代に、移民であれば渡航できるとの理由でブラジルに住み始めるって、すごいなぁ。他律的に住処を決めているけど、もう少し自由な気持ちで住処を決めたいなぁ。
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戦後すぐに移民としてブラジルに行かれたことは知っていましたが、行った理由に驚きました。一緒に旅している気分になりました。
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地球の反対側のブラジル、行ったことはありませんが、日本からの移民が多く何となく懐かしく感じました。
親子二人旅楽しそうでした。
地球は丸いということも妙に納得しました。