紙の本
ビジネスパーソンの必読書
2021/09/19 11:34
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワイワイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビジネスパーソンの必読書。
ボリュームは多いがあらゆるビジネスシーンや企業研修などで登場する内容なので読んでおいて損はないと思う。
個人的には第3の習慣「最優先事項を優先する」の章が刺さった。
仕事や日常生活で「緊急性はないが重要なこと」をいかに放置しているかを思い知らされた。
この習慣を実践すべく「週単位」でスケジュールに落とし込み、日常生活に取り入れていくようにする。
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これ、本当に何度も読まないと腹落ちしない。一度読むと(分厚いので)達成感が大きく、再読しようとするとハードルが上がるけど、何度も読む事によって必ず自分の世界は変わると思う。
後はやるかやらないか、、
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・原則=まず理解に徹する、相手を理解する。相手からの影響を受け入れ、影響を与える。
・問題はアウトサイドイン(外からの影響)ではなく、インサイドイン(内からの影響)
→全てはインサイドアウトによりパラダイムシフトする。
・自分の身に起こる事に傷つくのではなく、
自分の反応を自分で選択した結果傷ついているのである。
・最も大切な事は「姿勢」
→ 人生で体験することにどう反応するかが大切である。
・自分の終わり、弔辞(ちょうじ)をどのようにしてもらいたいかを思い浮かべて過ごす。
└ 人に影響を与えたい
・すべてのものは二度つくられる原則
→頭の中の知的創造と、物質創造
・自分で人生の脚本を書く
・個人のミッションステートメントをつくる
・1週間単位でスケジュール立てる
・相互依存、winwin
・シナジーとはお互いの違いを価値と置くもの
・夫婦のシナジーは子供ができること。1+1の総和が3にも4にもなる。
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人生において大事…だと誰しもが分かっているが、つい忘れがち、後回しがちなことがぎゅっと凝縮された1冊。
本当にこの本に書いてあることを実践すれば、短期間でも相当色んなことが変わりそうだと感じる。
私もまずは、最も実践しやすい職場のチームで意識的に行動に移していこうと思う。
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息子が何をやってもうまくいかないということに悩んだところからストーリーが始まる。息子が社会的に評価されたのは、周囲の期待に応えようとしたからではなく本来の自分を素直に表現したからだ。息子を変えようとせず、本質、独自性、1人の人間としての価値を感じ取ろうとすることが大事だったと気がついたと。比べてどうではなく、本来持っている力を信じる。こうした数多くの経験や知識から編み出された人生における大事な習慣を見ていくベストセラー。三回目か、四回目だが、改めて異なる年齢、ライフステージで違うテイクアウェイがある。
①主体的である②終わりを思い描くことから始める③優先事項を優先する
自分自身で人生は決められる、選択をするということから始める。そして、それは内面にある本来あるべきであり、もつべきという概念に縛られないものである。緊急性の高いことではなく、重要度が高いことに取り組むべきと。
大切なのは、スケジュールに優先順位をつけることではなく、優先すべきことをスケジュールにすることである。
④Win-Winを考える⑤まず理解に徹し、そして理解される
常に、自分のことだけを考えない、相手やそして相手に興味を持つことで、初めて信頼関係が得られる。信頼口座という、銀行口座のように信頼を貯めていくイメージを持っていて、それが軽はずみな言葉や行為によって一気に引き出されてしまうこともある。処方をする前に診断するのが先で、それがなければ患者は医者を信頼できないはずだ、なぜなら自分のことを理解してくれていると思わないはずだから。それは信頼関係という大事なところに大きく関わっている概念で、非常に重要だと思った。わかっている気にならないこと、これを肝に命ずる必要がある。そして、自叙伝的な反応が最も避けるべきものとしてあげられていて、これは相当意識しないとやってしまう。評価する(同意するか、反対する)、探る(自分の視点から質問する)、助言する(自分の経験から助言する)、解釈する(自分の動機や行動を基にして相手の動機や行動を説明する)。これらをやらないためにはどうしたらいいか、非常に難しいが、徹底的に聴き、傾聴し、相手に対して寄り添う、同意する、認めていく、そういう態度と向き合い方に変えていくしかない。
⑥シナジーを創り出す
意見の違う相手とのやり取りこそ最大のシナジーを産む可能性を秘めている。
⑦刃を研ぐ
人間を形作る4つの側面、肉体、知性、社会、情緒、に対して投資を行うということ。これはできること、活動をリストアップし、自分のライフスタイルに応じた形で活動を考えること。それをしっかりスケジュールに入れることである。そして、スマホを見る時間を、どうやって減らすかということでもある。
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30代の自分が最も重要だと感じた習慣は、第1の習慣"主体的である"だ。
現代の一つの側面、日常に刺激的なことが溢れ、やらなくてはと急き立てられて、自分が何をしたいのか分からなくなっている。
また、もう一つには、効率主義の社会の中で、これが正しい、これが便利、お前もすべきだと表面的なノウハウに踊らされがちである。
こうした他人の影響によって生きるのではなく、自分が何をするか、起こることにどう感じるか決め、その結果を自分が引き受ける態度が大切である。
次に、第2の習慣"最優先事項を優先する"だ。最優先事項と聞くと、緊急でやらなければならない会社の仕事を連想しがちであるが、本書においては、「重要だが緊急でない活動」というのだから面白い。つまり他人にとって重要なのではなく、自分にとって重要で、普段やりたくてもできていないような活動である。自分自身、仕事や家庭の忙しさに追われ、やりたいことがなかなかできない状況をいつも味わっているが、意識的に行う努力が必要だと感じた。
そして、第2の習慣"終わりを思い描くことこら始める"は実際にやってみた。
その結果、自分が家庭において家族を大切にすべきこと。自分が職場において仕事に熟達する必要があること。が分かった。また、ミッションステイトメントも作成し、自分と同じ悩みを持つ人を助けるという人生の指針を作成した。
今まで曖昧だったこれらの事柄がはっきりしたことで、残りの人生を道に迷わずに歩んでいけるだろう。
本書は普遍的な原則を書いている。だから30年の時を経ても色褪せず、令和の時代にも充分に価値ある紛れもない名著である。
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人生の王道が説かれている。王道とは何かをなし得るにはもっとも近道であることを知りながら多くの人がそれを選択しないのは、その道があまりに険しいからではないだろうか。この著作はいばらの道を歩く上での良き指標となってくれるだろう。
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友達の間で一緒に本を読んで、終わったら本について話しましょうと決めてから読みました。私が終わるともう一度読もうと思いました。
この本は人と良好な関係を確立し、良い夫になり、良い父または母になり成功するために人が持つべき特性について語っています。
人間関係において何が重要かを理解するのにとても役立つと思います。
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学びになることがたくさん。人生のためになる本。
何度も読みかえすことで身になっていくと思うが、なかなか読みかえす時間がない。
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自己啓発本なのだろうが、哲学書のような、宗教書のような、ビジネス実用書のような、教科書のような、エッセイのような不思議な本。
著者の緻密さと分析力にはたまげた〜。
これだけ売れてるんだから、人生にとって良いことが書いてあるんだろう、間違いなく…
ただ自分の血肉とするにはあと数回は読まんとだめだな。
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あ、本物や
数ページ読み始めた後の率直な感想。
人生に必要な7つの習慣と、それらに関連する人間のレベルが書かれている。個人的に人間の三段階のレベル、依存-自立-相互依存の考え方が分かりやすくて好き。この見方で人を見ると、人間のレベルが本当によくわかる。人の本質が見抜けるようになる。
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小手先のテクニックではない、深い話だった。ロングセラーなだけのことはあると思った。結局は、自分なりのぶれない哲学がないといけない、人への思いやりが大事ということで、仏教にも通ずるものがあった。ただ、具体的な課題の実践はしないかなと思う。本の中で紹介されていたいろいろな本を読みたくなった。
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・習慣:知識、スキル、意欲の3つが交わる部分。
知識は何をするのかなぜするのかの問に答える理論的なパラダイム。スキルはどうやってするのか。意欲はそれをしたいと示す気持ち。
・依存→自立→相互依存
・刺激と反応の間には選択の自由がある。
・主体的な人は自分の中に自分の天気を持っている。
・人生で体験することにどう反応するかがもっとも大切
・あなたの許可なくして、誰もあなたのことを傷つけることはできない
・愛は動詞である。愛という気持ちは、愛するという行動から得られるもの
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書いてあることは当たり前の話。だが、最も大切なことであると思う。当たり前の原理原則を理解して、そこから最適な行動をしていくこと。
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キングオブ自己啓発書のようなものだと言うことで、読んでみました。確かにいわゆるビジネス書というものとは一線を画すというか、そもそもビジネス書ではなく、現代の哲学書か、幸福論的なものだと思いました。
社会的成功を収めた人でも、私生活では不幸な事例を数多く見てきた…のように始まるので、そもそも社会的成功を志す本ではないということなのでしょう。
社会的環境や価値基準に左右されない原則(人間に元から備わる良心のようなものと理解しました)に従って自己実現していくことで、幸福な状態でいられるし、他者にも良い影響を与えていけるのだと、簡単なようで実行するには難しいことが書いてあります。結果として、社会的な成功にも繋がったよ的な事例がたくさん挟まってくるので、ビジネス書のような扱いなのかなと。なんとなくですが、経済合理性を欠かないように、現代社会にアジャストされた哲学書のようなものに思いました。
この本は、読むだけじゃなく、実践していかなければ意味がないものだと思います。そして、この本から得られる知見は、例に出てくるような社会的成功につながるかは分かりませんが、自分と近しい人が幸せになる為に非常に役立つものだと感じました。
特に本書の中で、最も衝撃を覚えたのは、「 我々は刺激と反応の間に選択する自由を持っている。」という一文です。
簡単に言ってしまえば全て気の持ちようとなるのでしょうが、仏教の思想(唯識)とも通ずるような、哲学とは、ここに行き着くのだろうなと思いました。
この選択の自由を行使することこそが、主体的であるということだと。こう言われると、自分がいかに受動的に生きてきたのか考えさせられます。
そしてもう一つ、耳が痛くなったのは、影響の輪と関心の輪の話です。自分が影響できることにフォーカスし、行動することが主体的であることだと。読書好きにありがちなのでしょうが、ついつい影響できない部分に関心が飛んで行き、批評的な感想ばかりになってしまう自分を戒められました。将来、新聞読んで政治批判するだけのおじいにならないようにしなければいけません。
他者との関わりにおいては、相手の話を判断せずに聞くことが大切であると説かれていました。これがなかなかやろうと思ってできることではないです。つい、自分の価値基準で判断し、差し出がましくも助言などしようとしてしまいます。しかしそれは的外れになるか、分かりきったものになってしまうのでしょう。
原則に従った自分のあり方を確立することと、他者のあり方を否定しないこと。この両立こそが大切で難しい部分でもあります。
この本は、読んでいて本当に気付かされることが多かったです。もちろん全部が全部正しいとも思いませんが、定期的に読み直し、自分に染み込ませていきたい一冊でした。