紙の本
展開が面白い
2023/01/13 19:57
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投稿者:キレイな富士山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新しい人類の発見から殺人事件が起こるが、あっという間に複数の人が死んでいく。最後まで面白いストーリーでした。
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作者の頭の中を見てみたい。どうやったらこんな荒唐無稽な物語を書けるのだろう?
最初の章から主人公だと思っていた人が次々と変わっていく。5章あるのだが、毎回結末が「そんなことある!?」って言う感じの結末で、最後は話が壮大になった。バカミスになるのかな?
でも面白くて、あっという間に読み終えました。
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ミステリ。連作短編集。
一応、綾鹿市シリーズ。
人類学ミステリ…と思って読んだら、バカミスでした。
こういう無茶苦茶な作品、かなり好きです。
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タイトル縛り、2作目。「い」。
初の作家さん。
アマゾンの奥地でホモサピエンスとは違うDNAを持つ民族を発見する所から話が始まる。
アカデミックで面白そうだな、とワクワク。
1章が終わり話の展開に少し驚く。
2章3章と驚きの展開が続き
最後はそうきたかー!と、いい意味でぶん回された。
私たちの中にも隠されたDNAが実はあるのかも知れない。
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アマゾンの奥地に調査に向かった日本の研究者たちは、そこで未知の民族を発見する。彼らのDNAは、ホモ・サピエンスとは大きく異なるものだった。
別種の人類……”隠蔽種”の発見に沸く調査団だったが、そんななか研究者の一人が殺害される。犯人はどうやら仲間の内にいるようで……。
隠蔽種——本来は別種だが外見上区別がつかず、同一種として扱われる種——をメインテーマに据えたミステリーです。
連作短編集になっていて、最初の話からどんどんと被害者・加害者が入れ替わり、どんどんスケールが大きくなっていく。型破りな話ながら、勢いでどんどん読めます。
もし、今地球上に生きるヒトの中に隠蔽種がいたとして、世界はどうなるのか。本当に作中のような扱いをされてしまうものでしょうか。見た目が変わらなくても? 言葉が通じても? 今までの歴史上の人種差別なんかを考えるに、絶対ないとは言い切れなくてちょっと怖いですね。もしかしたら、本当にすぐそばに隠蔽種はいるのかも? なんて考えてしまいます。
なお、テーマ上ある程度仕方ないのですが、人種差別・女性蔑視描写が結構きつめなので、苦手な人は注意です。