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設定集みたいなのは好きではありませんでした。
2023/02/22 22:22
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投稿者:Aki - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の作品の設定集を買って後悔したことが何度となくありますが、ショートストーリーも詰まってまんぞくできました。
私的には感情移入出来るキャラがいる作品が好きでしたが、改めて見るとそんなキャラがいないのに面白い。
続けて次作品に手をつけたいと思います。
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イラストと小品集。書き下ろしは2つだけだったが、メイト、とら、メロン、ゲーマーズの特典やカドカワフェアの特典まとめ。ほとんど読んでないものばかりなので、結構エンジョイできた。ただし、相変わらずの短編苦手なので、楽しさも細切れというか微塵切りみたいな感じはする(主観)。イラスト集&設定集的なものに、プラス特典まとめ、大変良いと思う。他のコミックやラノベも特典のペーパーとかこんな感じにまとめたものが出ると良い。
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特典SSがこのような形で読めるのは大変嬉しいです。
サイズ違いのファンブックとかにならなくて良かったぁ。
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本書はEXとある通り、ファンブックである。
描きおろし短編や裏設定等々である。
中でも、著者インタビューが面白かった。
13巻を読んだときに、13巻で明かされる内容を最初から考えて伏線を張っていたとするとすごいなと思ったものだ。
これまで転生者シュン視点で書かれていたアナレイト王国の王位継承に関連するクーデーター事件が、実は黒幕が白であり、白の糸引きにより引き起こされていたことが明らかになった。これまでのお話と矛盾なく、しかも白の行動原理としても破綻なく見事に伏線回収がされていた。
これが、当初から意図していたものだったことが明らかとされた。
そもそも、「蜘蛛ですがなにか」は、これまでの異世界転生物語で、ゲーム的なステータスや数値が特に疑問なく採用されてきたが、その「ステータス」や「数値」はその世界にとってどのような意味があるのか、その世界の創造主はなぜ「ステータス」や「数値」を採用したのか、といった疑問から考察をはじめ、世界観が形成された。
管理者Dや主人公白以外のキャラクターはストーリーテリングの必要性から生じたキャラである。
どうやら、著者にとって本作の主人公は、異世界そのものであり、管理者Dであるようだ。
このような物語の作り方があるのかと感じ入った。