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主人公はリフォームの会社に勤め結婚式を目前に控える神尾真世!
順風満帆の真世の前に突然の悲劇が襲う!
故郷で一人で暮らす父が死んだ!正確には殺された!!!
警察の現場検証に立ち会っていると謎の男が現れる!
舞台となるのは名もなき街、そしてコロナの時代!
コロナにズタボロにされた観光産業を立て直そうとする街の人々やコロナによってもたらされた新しい生活様式を取り入れた小説第一号と言っても過言では無い!
何となくシリーズ化しと欲しいと思う一冊でした!
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東野圭吾さんの新作!
現在の1〜2年後と思われる、アフターコロナ時代が舞台となっており、なかなかリアリティがありました。
新しい時代が舞台でありながら、何だか懐かしい雰囲気のある作品でした。
被害者の弟である武史がキレ者で大活躍!
相手から情報を引き出す手口が凄かったです。
武史の過去とかも気になるので、続編読みたいです!
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東野圭吾らしい作品であった。
クセがありながらも核心をつく元マジシャン、それに振り回されながらも協力する主人公。
どちらも亡くなった父または兄の為に動くという根本的な気持ちがあったのだろう。
犯人を突き詰めるシーンでは全員に可能性を残して進められ読んでいる側も最後までドキドキした。
登場人物の行動にも人間らしさや其々の物語を想像する事ができ、いろんな人の立場・気持ちを考える事の出来る作品であった。
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久しぶりの東野さんの新刊というのでさっそく手に取りました。
平凡で小さな町で起こった殺人事件。
決して大きな観光地ではないけれどよくありがちな土地。
結婚をまじかに控えた神尾真世が一人暮らしをしていた元教師の父の
死を警察から知らされる。
そして突然現れた叔父の存在。
今まで地元と離れていた真世を中心に懐かしい同級生や
親戚などの過去から現在に至ってまでの経緯を含めて
あらゆる所から事件の真相を暴いていくミステリー。
コロナ後の1~2年後という設定だったので
今のこの時代とよく似ているのでとてもリアリティがありました。
東野さんもこんなコロナ禍の中ですぐに作品が
出来てしまうというのが凄いとも思いました。
登場人物が多いのが東野さんの作品の特徴でもありますが、
今回も登場人物が多いので頭の中が少々混乱気味でしたが、
だからこそ容疑者が多くなってミステリー性も高くなって
面白くなってきているなとも思いました。
叔父の突拍子もない考え方や行動力などと
普通の人とはちょっと違い初めて登場した時には
随分と怪しい存在に思いましたが、
ストーリーが進むごとに亡き兄の犯人を自分の手で
絶対に暴いてやるという執念が感じられて頼もしいと思いました。
ちょっと今までの東野さんの作品の中では
あまり登場しないような人物設定なのでインパクトが強いです。
それに引き換えて真世は何処か控えめで
同級生にあったも昔の事を思い出してあまり積極性の
ある方ではなかったですが、
この叔父の登場で少しずつ強くなっていったのが
微笑ましくも感じられました。
ラストには結婚相手とも一つ問題があったのも
この作品には特徴的でした。
事件の真相を解き明かしていくと、
自分の一つの明かしてはならないことが
絶対にばれたくないためにその事件を起こしてしまった
というのがとても短絡的で残念でした。
出来たらば途中で包み隠さずに真実を話していたら、
亡くならなくても良い人が亡くならなくて
済んでいたかもと思いました。
それにしても地元おこしからあれこれと話が広がり、
同級生の間柄も渡り歩いて、せっかくの良い方向だったものが
こんな風にして悪い方向に向かってしまったのも
残念だなと思いました。
それだけ同級生の人達の地元愛が強いというのもうかがえますが。
警察の人までも丸めこんでしまう
インパクトのある叔父さんが登場したことによって、
これをきっかけにシリーズ化にしても
面白そうな気がしました。
ストーリーの所々でひっかけがあるので、
それに紛らわせられないように読みながら
ミステリーを味わうのも面白い作品だと思います。
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久しぶりに東野圭吾好きなので読みました。
武志キャラは、結構好きです。
お話はマジシャン?って感じがしました。
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久しぶりの東野作品。
タイトルと表紙でファンタジー要素があるのかと思いきや、とある小さな町の一件の殺人事件。
作中の舞台が現実と同じくコロナ禍なのでリアリティを感じる。
願わくば、コロナ禍を過去の出来事として読みたかった。
被害者の弟で元マジシャンの武史による手品のような言動や推察は面白かったが、いくつかモヤモヤが残る点があった。
また、エピローグ含め主人公と彼氏のエピソードはなくてもよかったかも。
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帯に「犯人と探偵役、それぞれの仕掛けが張り巡らされています。騙されないようにお読みください。」とあるので、仕掛け?どこやろ、犯人?え?仕掛け?どれ?と常に気にしながら読んでて結局エンディングを迎えました(-_-;)。探偵役はともかく、犯人が分かったあとでも仕掛けがなんなのか分かんないんですけどー。
武史さんがとてもいい味を出してるキャラで私は好きです。ディーンフジオカさんが頭の中で演じてました。犯人、全然分からなかったけど、えー!そんな理由!?もっとうまく立ち回ればいいのに…とは思ったけれど本人にしてみればそれしか方法がないほど切迫してたんでしょうね。
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やっぱり東野圭吾さんは読みやすく面白い!叔父さんのキャラが新しいのでシリーズ化されたら面白そう。しかし、東野圭吾作品をほぼ読んでいる人には物足りなさを感じるでしょう。
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コロナ禍をこれだけ素早く、そして上手く小説に落とし込んで物語を書けてしまうのは流石。
最初に強烈なマジックシーンから入るので、後々に出てくる小技みたいなマジックも「まぁこの人なら朝飯前か」と思ってしまう。
そして、賛否両論あると思う武史さんのキャラクターについても、お金にがめついところや、平気で盗撮・盗聴をしてしまうようなマイナスな一面も、節々のマジックや気を利かせた立ち回り・セリフで丁度いいバランスが取れてて、僕は好きでした。
現代社会の「鬼滅ブーム」を想起させる絡みや、映像映えしそうな展開など、ドラマ化されたら跳ねるのではと思える作品でした。是非シリーズ化して欲しいです。
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東野圭吾の新たなシリーズ開始!という予感がする痛快で完成度高い作品。
コロナや鬼滅などの時事ネタが直接・間接的に重要なファクターとなっているのでタイムリー感が新鮮。ただ数年後に読んだら感想も変わって来るのかな。
蛇足だがあのエピローグはいらんかも。うん、蛇足。
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結婚を控えた神尾真世は教師であった父を殺される。真世のもとに現れたのは、マジシャンで父の弟の武史。武史の力を借りながら犯人探しをすることに。
警察よりも早く犯人を見つけるをために、刑事のスマホを盗み見たり、相手の心理を読んで状況を観察したりとマジシャンの本領を発揮する。
またコロナ後の世界と言うことで、何となくディストピアぽい世界になり、現実の世界でも有り得そうで怖い。
友情の先にある不幸と、才能の掛け違いこそが全ての原因のような気がします。
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ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人
著作者:東野圭吾
発行者:光文社
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
殆ど人が訪れたことのない平凡な小さな町ようやく射した幸運の光をコロナが奪う。
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面白いし、推理小説としての出来も良い。東野作品だから、そんなことは当然。キャラクターの掘り下げが、少し弱いことや、犯人が手をくだすくだりにあっけなさみたいなものが感じられ、作品としては普通の評価にしておく。
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なんか途中から直近で読んだアルルカンと道化師が重なってしまった。
内容自体はまあ可もなく不可もなくって所でした。
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物語はコロナウィルスが下火になった後に再び感染者が増えていく・・・というまさに今の状況から始まります。ほとんどの人が訪れたことのない平凡で小さな町。寂れた観光地。ようやく射した希望の光をコロナが奪い、さらに殺人事件が…。とてもリアルなコロナ時代を生きる主人公。犯人と探偵役、それぞれの仕掛けが張り巡らされています。騙されないように読んでください。