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2021年1月2日読了。
手嶋龍一氏、話題の小説が文庫落ちしたので読む。
ちょっとだけネタバレあり。
BBCの東京特派員であり、MI6のエージェントのスティーブンが大学の同級生でアメリカ財務省のシークレット・サービスにいるコリンズと超精巧なニセ100ドル札「ウルトラダラー」の発行先を突き止めていく話。
手嶋龍一が小説?と新刊当時は思ったが、読んでみると「一体、どこまでがノンフィクションなんだろうか?」と思わせる。
伏線も案外最後には回収されるが、最後はこのようにしなくてもよかったのでは?と感じる一作。
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圧倒的なインテリジェンス。
マジかぁ、と何度もうなる。
ラストは話の展開がちょっと早すぎる感あり。
あぁ面白かった。
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偽札疑惑に始まる、日本通の英国人エージェントが主人公のインテリジェンス小説
だが、話は偽札に留まらず、読み進めるにつれて様々な事件との関連へと拡がっていく。
その、様々な事件は実際にあった事件を基に構成されているため、ストーリーにリアリティがあるうえに、インテリジェンスに係るやりとりは著者のインテリジェンスの感性が随所に散りばめられており、その緊張感にかられて一気読みしてしまった。
熱が冷めやらぬうちに、続編のスギハラ・サバイバルも読んでみたい。
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本書に対する評価であった「日々のニュースがこの物語を追いかけている」は、20年近く経ったいまでも的を射ていました。
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作者がワシントン支局にいたからこそかけた内容なのかもしれないと思いながら読むと、より興味深く読めました。思った以上に面白かったです。小説の中だけのお話ではなく、世界の国々では、国際情勢の最前では、似たようなことが起こっているのだなぁと思わずにはいられませんでした。
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本物との違いが分からない程精巧な偽札ウルトラダラーをの謎を追うサスペンスもの。
主人公はイギリスの諜報員で、様々な策を使い目的を追い求める。
ウルトラダラーを追うところは良かったが最後の部分が尻切れトンボで、もう少し明確な結末が欲しかった。
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「ウルトラ・ダラー 手嶋龍一著」読了。面白かった。北朝鮮が偽札作ってたのは、フィクションかなと思ったが、ネットで調べると出てきた。そのようなニュースもいつの間にか忘れていた。その結果がJアラートなんかなと思った。反省しる。