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忍び寄る恐怖、を感じる作品でした。
個人的に、解釈が難しい箇所が数点ありましたので、★3とさせていただきました。
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どんでん返しに「えっ!」ってなった。
現実を塗り替えるまでの執念を持っていたのは貞市じゃなくて総一郎の方だったか…。
ある意味すごく怖い…。
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ホラーの世界に引きずり込まれ、知らぬ間にはらはらドキドキきっと最後はうまくまとめ元の世界に戻ってこられるのだろうと、最後の最後ニヤッとしてしまった。
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戦死した、大叔父の日誌が見つかり届けられる
それから不思議な出来事がどんどん起こっていく
どんどん関係者が死んでいき
真実が変わっていく
大叔父が生きていたことになり、関係者は死んでいたことになっていく
読みだしたら止まらない
ただラストが?
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んー、いい意味でとても嫌な感じの話だった。
筆者の想像を掻き立てる文章がより怖さを増幅させる。
結局食い止められなかった現実。
その現実があくまでも美しいものとして語られるのが
また怖い。
火喰鳥、、、
最初はビミナリだったのに、最後は
ヤムヲエズに変わったのはなぜか、、、
火喰鳥、初めは貞一だったのに
最後は雄司になってるのか、、、?
雄司の生まれ変わりがチャコさん、、、?
もう一つの現実でも北斗がいて
北斗はチャコさんに働きかけてこっちの現実を現実として
引き寄せたのか、、、
あー、おそろしい、、、
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異国の地で発見された大伯父の日記。それは太平洋戦争の時に書き記されたものだった。それが届けられたのをきっかけに様々な怪現象が起き始める。墓石の破壊、記者の狂乱、祖父の失踪など久喜家にいったい何が起きているのか?
横溝正史ミステリ&ホラー大賞で、大賞を受賞した作品。想像を掻き立てるゾワリゾワリとしたホラーな文章に惹き込まれました。恐怖を誘う雰囲気に何か襲われるのでは?と錯覚してしまい、物音が聞こえるたびにビクッとしてしまいました。
怪現象が起きるたびにこれは夢なのか?現実なのか?と徐々に迫ってくる恐怖がたまりませんでした。
文章の表現が「ザ・ホラー」と思わせるような酷い描写、残虐でもあり、冷酷でもあったので、文字だけなのにゾワゾワとした気持ちにさせてくれるのは、凄いなと思いました。
関係者が次々と消え、存在や記憶さえも消えていく。もはや異次元の世界にいるような感じになり、これがどう収束していくのか、文章も読みやすかったので、ページが止まりませんでした。
最後はハッピーエンドかバッドエンドかどちらでも捉えられる終わり方にどう捉えればいいか複雑な気持ちになりました。個人的にはバッドエンドかなと思いました。それまでのおぞましい雰囲気から一転、穏やかで爽やかな空気感を演出していて、それが逆に何とも言えないホラーとも感じ取れました。
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辻村深月先生の「謎への引きこみ方が見事。読了後は心地よい酩酊感に襲われました」という選評に惹かれて…。太平洋戦争で戦死した大叔父の日記が見つかったことで不可解な出来事が起き始めるホラーミステリー。異様で不穏な空気が終始漂う世界観に引き込まれた。ホラー小説ならではの読んでいてゾワゾワする気持ち悪さを覚える。ミステリーとしても秀逸で、もう一つの不気味な現実に侵食されていく恐ろしさが文章でしっかり伝わってくる。ラストは予想外だったなぁ…辻村さんの言う酩酊感とはコレか。
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ホラーの枠で紹介されていたが、どちらかというとファンタジーのようだった。
2つの並行世界や悪夢など、日常が脅かされていく苦しみがねっとりと描かれている。
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ミステリーとホラーが、入り交じった本との紹介文で、読み始めた。
墓石の名前を削られた出来事、太平洋戦争末期に戦死した大伯父の日記・・・から始まる。
信州の田舎で、起きた異変。
はじめは、入籍から1年の夫婦の会話が、どことなく違和感があると思いながら、、、読み始めた。
「始まる日」から、何が起こるのだろうか・と、思いながらも、戦争時に書いた日記が、久喜雄司の手元に届く。
その日記に書かれていなかった言葉を、久喜有里子の弟 亮が、「ヒクイドリヲ、クウ」と、無意識の中、書いてしまう。
さてさて、本の題名の言葉が、登場してくるのだが、・・・・
その後、一日目から八日目迄、現実と夢の出来事か、そして、過去の戦争時代の話と、今の現在の生活の話とが、入り交じりながら、、、話が交差している。
そして、登場していた、祖父の保や有里子の弟 亮迄が、存在しない話に なって来ると、これは、ミステリーではないのでは・・・思えて来た。
雄司の母親の存在も薄い。
ホラーにしても、ヒクイドリを登場させたのは、何なんだろうか?と、思いながら、最後まで、読み進んだのだが、あれほど、無残な死であった夕里子
や北斗総一郎は、元気に最後に笑顔で、登場には、とても、納得できないような感の終わり方の様な気がする。
この主人公は、誰だったのか???と、思いながら、受賞の言葉・選評のページを読んでみた。
黒川博行氏の墓石の名入れにも、専門家から見た観点もあり、拝読した。
辻村深月氏の「生きる意思」を感じる点が鍵と。
道尾秀介氏の ホラーが、怖くないという観念は、恐怖のストライクゾーンが、異なると、見方や感じ方が、違うのだと。
なるほど!と、選評する方の意見が、興味深く面白く、読み終えた。
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超常現象を是とした話が、最後の最後迄続く。僕には読むに耐えない話だった。最後の数ページで説明されても、はあ、という感じでした。
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戦争最中の過去を探る作業と、想像で埋める火喰い鳥の姿の色味がマッチしていてたまらなく夢中にさせてくれる。
それ故に結末に結論を望んでしまい読み終わった後の爽快感を奪ってしまった。
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ホラーとミステリーの要素があると紹介されているがややホラーの方が強めかな、と思う。
ミステリー要素は「ホラー現象を引き起こしたのは誰か」というフーダニットだろうか。
冒頭の夢の話は主人公の話かと思ったが、歴史が書き変わりかけている世界では主人公の方が「他者の生存を脅かしている怪物」側に回るという、どんでん返しが面白かった。
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ホラーというよりパラレルワールドか?両方の世界があっていいじゃないか…。日記の思念はやむを得ないとしても、それに便乗する狂気が恐ろしい。
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04月-03。2.5点。
主人公の祖父の兄、第二次大戦で戦死したが「手帳」が見つかったとマスコミより連絡あり。
手帳を読んだら、周囲に怪異な出来事が続き。。
スピード感、謎に対する引き込みは良かった。一気読み出来た。ただ、ラストがえー、っと思ってしまった。
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独特の世界観
ミステリー、ホラー
バットエンド
不明確な理由
読み終わってスッキリせず
もやもや感が残りました
好みの問題だと思うが残念