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流行のテーマだよね。渡部から。医者目線がつよいかな。精神の病として理解していく部分と、医者としての事例とが、噛み合っていて読みやすい。ただし、、読んでも結局よくわからない。
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タイトル通り、セックス依存症について解説した本である。著者の斉藤氏は現役のソーシャルワーカーで、様々な依存症のケアに関わっている。“セックス”とつくからぎょっとしたり、下卑た好奇心の対象になったりするのだろうが、実態はほかの依存症と大差ないらしい。そして「セックス依存症」という病名は存在しないという事実が、興味本位で煽られている証拠だと思う。
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読了。勉強になった。どこかで、読んだ下記の文章が載っていた。
「お母さんはオナニーするの?」と子供に聞かれたら、逃げないで、「オナニーは悪いことでも、恥ずかしいことでもない。だけどすごくプライベートなことだから、するかどうかはお母さんだけの秘密。あなたも誰にも言う必要はないんだよ。たとえ聞かれても言わなくていいよ。」
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タイトルからイロモノ扱いされるかもしれないけれど、中身はアカデミックに依存症のことをまとめてある良書。
依存症が生じるプロセスが分かりやすく書かれていた。
一元的な視点ではなく包括的に見て実態を把握しなければ依存症の改善は難しいと痛感。
「やめる」のではなく「やめ続ける」という表現の重みと困難さに想いを馳せた。
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センシティブなテーマをアカデミックに説明しつつ、実際の当事者や性産業で働き啓蒙しているゲストスピーカーとの対談もあり、非常に読みやすく、参考になった。
病期のくるしみから回復期に至るストーリー含め勉強になった。
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チェックリストに該当項目が多すぎて。母親にも昔からその気があって心配だったとか言われるし。なんなんまじ。誰か助けてくださいと思って読んでみた。自助グループの存在を知って興味を持ったけど、場所と時間の都合が合わなくて難しそう。継続的に精神科に通院するほどでもないと思うし、というかそうであってくれよという感じだし、結局何一つ行動に移せないまままた様子見フェーズに突入。いつまで経っても解決しない。
それはまあそうでしょうねという話だけれど、本の最後に、やっぱり人との繋がりで心の中の寂しさを埋めながら生きていくべしと書いてあった。たしかに友達と会っているときは性的なこととかなくても一人でいるときよりは寂しくないし心は穏やか。今のわたしは日常において圧倒的に会話量が足りてないと自覚しているから、なるべく努めて人と会うようにしようと思う。あと、こういうメンタルケア系の本に必ずと言っていいほど書いてあることとして、とにかく何かに没頭する時間を作りましょう、と。何かに集中していれば他のことは頭の中からいったんいなくなるし、いったんいなくなると、その夢中だった作業が終わったあともわりとクリアな状態を保つことができるのだ、と。これは本当にそうだと思う。こうやって読書感想文を書いているときわたしはものすごく集中していて、これが終わったあともけっこうスッキリした状態でいられる。生きていくってきっとそういうことなのかな。みんなそれを繰り返して息をしているのかも。他の誰かに頼らず目の前のことに集中して寂しさを埋めながら自力で生きていけるようになる努力、暗中模索感満載でまじしんどいけど頑張って続けてこー
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依存症の本人には、過去に被害者だったり、機能不全家族で育ったりそういった背景がある事が知れて視野が広がった。
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強くなるより、賢くなれ。依存症からの回復で、ものをいうのは、強い意志ではなく賢い工夫だというメッセージは、ここでもとても印象的でした。
AV男優との対談も、単にセンセーショナルなだけでなく考えさせられる。
性犯罪の情状証人尋問で、性生活について尋ねるのは最悪で必要性関連性に欠けるというのは頭に入れておくべき。
家庭での性教育について、実際あなた達はどうなんだというところで、そこは予感を持たせた秘密がいいのだというのは、いちばんしっくりきた。