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【感想文】040.後回しにしない技術
【本・著者】
・表紙から得たイメージ、気付き
→挿絵とイエローの表紙から比較的ライトな内容を予想したが、300ページとイメージよりボリュームがあった。
→この気づきから学べることは、アンテナの貼り方。見た目だけで判断するのではなく、相手が伝えたいものを汲み取ろうとするところ「視点を持つ。相手の考えを汲み取ることにアンテナを張る。
・著者について
→ 心理学博士、臨床心理専門家。
(臨床心理士は日本の場合、国指定の大学等を出た上で2年以上の実務経験後に取得出来る資格。)
→ソウル大学校大学院心理学科で臨床心理学の修士・博士の学位を取得。
(日本で言う東大)
→「幸せな人生を手に入れるためには1%だけ変えればいい」という哲学を主張して数多くの人に影響を与え、「1%行動心理学者」と呼ばれている(心理学者の巨匠としてはマズローやアドラーが挙げられる)
【Why-目的】
・本を手に取った目的
→課題図書で上がったものを一番早く読了し、納得感のある感想文を書く為。
→Quickよりearly。さらに両方を兼ね備えれば成長速度は掛け算で積み上げられていく。
→筋トレと同じ。習慣を手に入れることができれば次の視座に行ける。
【What-学び】
・本の内容を一言で表すと
→後回しにしてしまう原因を要素分解し、読者の立場に合わせた例示と読者につたわる言葉で書かれている。技術書といえる本である。
・つまりそれは何を意味しているのか
→マネジメントを例にとってみる。ミスがあった時指摘をすると、指摘された側行動と言動に乖離があることに憤りを感じることがある。
ただ、そこには必ず理由がある。
ダメだからやれではやるようになっても納得感はない。納得感がない事は習慣にしない限り忘れずに実行し続ける事は難しい。能動性がないその事象には成長は生まれない。理解させる努力と理解しようとする努力=双方の理解と努力があって初めて成長は成り立つ。
本書では、当たり前のハウツー本のようなメッセージでの具体論から偉人の言葉、思想の解説などの抽象度の高い内容まで様々な情報が記載されている。また、粒度が読み手に入り込みやすい体裁に整えてあり、読めばすんなり理解出来る本になっている。
・私は何を目指すのか
プロセス思考とゴール思考の両方を理解し、ゴール思考のゴールをコントロール出来る人間を目指す。本を読むまでプロセス思考=その場凌ぎであることが多く、時に逃げになってしまうこと(あまりいいイメージでは無いこと)と思っていた。一方で、ゴール思考をしすぎるとキャップをしてしまうので、プロセスがちいさなものになってしまうのではないかとの懸念(言い訳)があった。結果として、ゴール思考を納得を持って行動する事が出来なかった。
本書を読んで考察を深めたところ、ゴールを具体的なもの(よくある将来の夢)に留めるのではなく、状態(そうなることで周りにどんな影響を与えたいのか)に昇華することで全ての行動に意味付けをすることが可能なのではないか?と抽象化をする事ができた��
自分のゴールのビジョンはもう少しで明確になる。後はその状態の深掘りと現状の理解、その深掘りへの過程と今の自分のミッション=チームの発展と成功をリンクさせることでゴール思考を加速させる。また、自分がプロセス思考によってしまっており、ゴール思考に腹落ちするまで時間がかかった過程を理解し、具体化を行う事でマネジメントをする際のアドバイスに取り入れる。結果としてチームを最速でゴール思考に持っていく力を身につける。
【How-具体化】
・3ポイント3アクション
①二つの締切をコントロールする。
→本書で紹介されていた開始、終了デッドラインを活用する。
→具体的には土曜の午前や平日の朝などに約束を取り付けてしまい嫌でも行動してしまう開始のデッドラインを設ける。また、周りに自分はいついつまでにこれをやります!と宣言をする事で自分に締切を設ける。
→初めは少ない工数や比較的すきなものから始めてみる。(私の場合は読書)徐々に習慣づいてきたら数字に絡めてコミットメントする事を宣言し、宣言のリミットに合わせて動く。
→日報、朝礼、昼礼をうまく活用して数字へのコミットメントを意識する。コミットする為に考えうる行動をやり尽くしてみる。コミットできる人に正解を聞きにいく。聞きに行ける環境を常に整える。
②掃除をしたければ家に友達を呼ぼう
→これは実際に起こった事。友人を家に呼んだ際、奥さんと今まで以上に躍起になって掃除をした。その時の日記に「家に友達、知人を呼ぶと部屋が綺麗になる。」と書いた事を思いだした。
→やらなければならないとわかっている事をやらない理由は、要素分解してみるとやらなくてもなんとかなるでしょ。とどこかで思ってしまっていることに起因する。
→逆手に取り、友人を呼ぶ=このまま汚れていてもなんとかならない状況を作り上げることで自分にスイッチを入れる。
③効率と効果の違いを知る
→なぜこんなに頑張っているのに成果が出ないのか。この発想は正しくもあり誤りである。なぜこんなに(効率と効果を理解して)頑張っているのに成果がでないのか。この思考は理解と実行の乖離を埋めていけば、確実に結果はでる。
なぜ(言われた事を)こんなに頑張っているのに
成果が出ないのか。この思考だと結果が出た時はたまたま言われていた事と自分のやり方への考えが一致していただけに過ぎない。
私は後者でした。本を読んで気がつきました。前者になるまでには今の現状(低効率×低効果)から(高効率×高効果)に日々どうしたら効率があがるのか、どうしたら効果が出るのかを仮説、実験してPDCAぶん回す。
・一つ目の行動は?(身につける習慣)
ビジョンのもたらす状態を深掘りする。
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自分の今の状況を良くするために、後回し癖を変えたくて読んでみました。一度読んだだけでは消化しきれないほどの情報量、繰り返し読むごとに新たな気づきがありそう。
同じ価格帯の「すぐやる」系の本で1番のおすすめかと思います。
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この本が伝えたいことは、「今すぐ実践できる小さなことを実行しよう」だと思う。そのための決心(計画)と実行、継続の3章立てで説明がなされている。
非常にタメになったし、すぐやろうという気持ちになった。2つの名言が特に心に響いた。
逆算スケジュールをもとに計画を立てて行動していこうと思う。
真新しさを感じる所と、他の本にも書かれていて既知の部分とがあったが、総じてとても良い本だと思います!ぜひご一読を。
アインシュタイン
「狂気とは同じ事を繰り返し、違う結果を予測することだ」
詩人のジョン・グリーンリーフ・ホイッティア
「この世で言葉と文で表現できるもっとも悲しい単語は『~だったらよかったのに』だ」
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成果=力量×実行力。成果がでないのは、能力が足りないのではなく、実行力が足りないのかもしれない
実行力も技術なので、練習すれば向上できる。
実行力は決心、実行、維持の3段階からなる
達成したい目標は、いつ達成するかの期限を決めて逆算したスケジュールを立てる。途中の少目標やロードマップを設定すれば、直近の具体的な行動につながる
勉強の前に掃除をしたくなるように、人間は本当にやるべきことよりも、それに関連した楽しいことや簡単なことをやりがち。優先すべきことを明確にし、その作業を行うための環境を事前に整えておくとよい。
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・『もっとも実践に適した日は「今日」であり、もっとも実効に適した時間は「いま」である。』
後回しにしない小手先の技術なんてなくて、マインドセットの違いがあるだけ。ただやる、今やる、このマインドに変える!
・『昨日と違う明日を迎え、他人と違った人生を生きたければ、昨日と違うことを考え、他人と違うことを行わなければならない。』
当たり前のことなのに、望むだけで行動できてないのが現実。
・『人は教えながら学ぶ。慰めながら慰められ、助けながら助けられる。』
何をすればいいのか、解決法は人に教えることによって浮き彫りになる。納得の発見。
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もっと軽い読み物かと思って読み始めたら思った以上にカッチリしていた。書いてあること一つ一つを自分の中に取り込んで実践できる人はもちろん成功するんだけど、わかってるんだけどなかなかできなくて…というズボラな私には、読み進めることを「後回し」にしてしまう本でした(-_-;)
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人間の習性である苦手なことや気が進まないことを後回しにする点。それを克服するための方法などが書かれた本。
・目標だけでなく、目標までの視覚化が重要。実行力に優れた者は、このプロセスを楽観的に、悲観的に描いた上で行動する。
・まずは真似から行動する。すでに前を進んでいる人の真似をすることが最短距離である。
・公開宣言効果は大きい。自分で、やらなければならない環境をつくっていく。
・目標を達成することで、どのような派生効果があるかを考える。
・人は時間がないよりも時間がありすぎる方が成果を出せないことが多い。
・終わりを決める人は多い。しかし、始まりの締め切りを決める人は少ない。そして、ベストなタイミングは、いつでも今である。
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読むたびに「うぐっ!」ってなる。
後回しにする人の特徴に心当たりがあり過ぎる。
行動しなきゃ変われない。そんなの誰でも知ってる。
じゃな何故行動しないのか?
それは「後回し」にしない技術を知らないからだ。
今回、図書館で借りて読んだのだが
この本は買ってこそ真価を発揮する本だと思う。
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最近色々と先延ばしにすることが多かったので読んだ。
二重デッドラインや、逆算スケジューリング、プランBなど、すでに実行していることもいくつかあった。
また、特に印象深かったものとして「成功のイメージに逃げ込まない」ことや、公開宣言効果や「観察の力」の利用、「教えることは学ぶこと」などがあった。
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「私はなぜこの本を読まなければならないのこ?」
「この本を通じて得ようとしているものは何か?」
「それを人間関係やビジネスにどう活用するのか?」
積極的に読む。
積極的に読むには、折々に自分に上記のような質問を投げかけながら読むことが必要だ。
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どんなに力があっても実行に移さなければ成功は掴み取れない、そして実行力は生まれ持った性格や資質ではなく磨くことのできる技術であるという主張のもと、すぐに実行に移すためのコツを20個にまとめた1冊。
20のコツを、決心・実行・維持という3つのフェーズに分類しているが、そこに明確な区切りはなく、20個の中にはフェーズは違えど本質的には似たような主張をしているものや、他のフェーズにも適用可能なものがあると思われる。「本当の問題を見つける」「価値の高い仕事をする」などの主張は『イシューからはじめよ』における問題定義のノウハウに通ずるものがあると感じた。
20のコツの中には共感できるもの・共感しかねるものそれぞれあったので、全てを網羅的に実践するというよりは、自分にとって効果的だと思われるものを選択して生活に組み込むのが良いかと思う。
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私には刺さった本。
なんでも後回しにし、テイのいい言い訳で自分を納得させ、やればできるを心の中で唱え続けてた。
未来のビジョンは無く、今の感情と仕事だけを優先してた日々に別れを告げる事ができると確信できた。
図書館で借りたが、何度も読み直したいので購入した数少ない本。
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(成功者の共通点)
・アイデアより実行力
・実行力=×意志 ○技術
・技術の3段階 ①決心②実行③維持
(1.決心する)
・イメージする ×ゴール ○プロセス
→プレゼンできる→支援者が現れる
・計画する 逆算/代案/宣言
→プランB/宣言することで応援、紹介があるかも
(2.実行する)
・タイミング
開始デッドライン→人間は逃避行動しがち!
ウォーミングアップ禁止
・巻き込む
観察、報告
→自分の行動をコントロールする
助けてもらう力
→スモールスタートから始める
(3.維持する)
・マインド
自己イメージを高くもつ
ゴールから目を逸らさない
→1日15分10年後のことを考える
断る勇気
→明るく、短く、簡潔に!
・アクション
環境づくり=背水の陣
効率より効果
人に教える
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1.なぜこの本を読もうとしたのか?
いつも重要なことを後回しにしてしまう、
それを改善したい
2.この本を通じて得たものは何か?
1⃣自分が後回しにする理由を考えるべき
2⃣もっと大きなことをしたければ、まず自身をもっと大きくイメージしなくてはまらない
3⃣人は決して失敗しない、ただ途中でやめているだけ
4⃣自分の意識を変える
5⃣効果ある仕事を意識する
3.それをどのように活用するか?
1⃣まずはいつも失敗しているダイエットから実践
体重の可視化:アプリだけでなく、表を作って、冷蔵庫に貼る、
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すぐできそうなコツがたくさん書いてあって実践しやすい。やるべき事に手がつかない時にどうすれば行動できるのかヒントをくれる1冊。