紙の本
よそんちのご飯は美味しい!
2020/12/27 18:29
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投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
よそのお宅、例えば友達の家の普段の晩御飯をおよばれするのって、わくわくした。
それの世界的バージョンだ。
歓迎する温かい気持ちと気取らないメニューが、最高のおもてなしだ。
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外国でツテをたどって初対面の人のおうちでゴハンを作ってもらう…「キッチ(ン)ハイク」の記録。設定は似てるものの、中村安希さんのような文化的考察、内省的描写はないんだけど、そのぶん軽ーく楽しく。
欲を言えばもすこし食べ物にも迫ってほしかったわー。
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「あなたの家のごはん、食べさせてもらえませんか?」
世界各地の一般家庭にお邪魔して体験した、世界のおうちごはんと暮らし。キッチンのヒッチハイク=キッチハイクの旅グルメエッセイ。
雑誌「BRUTUS」に連載されていた、世界各地のおうちごはんを訪ね歩いたエッセイです。単行本から文庫化されるにあたり、2冊に分冊されたうちの1冊ですが、もう一冊ある事には何故か全然気が付いていませんでした。おそらくですが、どちらから読んでも大丈夫そう。
現地で声をかけたり、SNSを使ったり、知り合った人に紹介してもらったり、様々なツテを使って現地の人と知り合い、おうちごはんをご馳走してもらう。
コンセプトとしては単純に思えても、実行しようとしたら様々な障害があるとおもうのですが、そこはこのような旅をしようと思いたてる人というところで、素晴らしい社交性と愛嬌。コミュ力低い人間からするとちょっと図々しくない!? と思ったりもするのですが、どのご家庭での写真も皆ニコニコきらっきらのいい笑顔。きっと人柄ゆえ何だろうなと、こちらも楽しい気分になれます。
お料理の感想も素直でさっぱりしているのですが、折角変わったご当地料理・家庭料理も多いのでもう一歩踏み込んだ料理や味の説明なんかがあるともっと良かったかな。