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自分がアメリカに住んでいる時は、
学校生活のことばかりで、アメリカの政治や経済について
全く何も「知ろう」としなかったことが今思えばすごく恥ずかしい。
税金を支払って、住んでいるわけだから
今自分が住んでいる国の最低限のことは知っておかないと。
アメリカから見た日本、や
おそらくきっとこれから日本も同じようなことが起きるんじゃないかって
少し先に起こりそうなことを知ることができる。
政治的なことや思想は人それぞれだから
いろんなことを知った上で最終的に自分の意見を持っておけばいいんだと思う。
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佐久間裕美子氏の価値観や宣言に触れて、こんにちは未来で言ってた散り散りのはなしがまとまって理解できた感じで、非常に良かった。アメリカの事を知る、という目的も十分で、ただそれ以上に、どういう観点で物事を捉えているのか・気になったことをある程度ちゃんと調べて自分の中での位置付けを定めること、のような、生き方っぽいのが知れて良かった。
当たり前だが、さすが文筆家という感じで、硬さと緩さが適度な文体で、一気読みできた。
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現職の大統領が狂信的な支持者をそそのかして議事堂になだれ込ませ、それをパーティーミュージックが流れる場所から画面越しに眺める。暴徒たちの浮かれた調子が闇を際立たせてちっとも現実味がない。こんなことが起きるのは、せいぜいゴッサムシティくらいのものだと思っていた。
よく映画のクライマックスで、正義の鉄槌を喰らった悪党が断末魔の叫びとともに化けの皮を剥がし、醜い獣の姿をさらしてのたうち回るシーンがある。対岸の大騒動はもとより、今まで通りの嘘やごまかしでは太刀打ちできないウイルスの猛攻に、あっけなく無能さをさらすこの国の舵取り役の醜態も、政治の世界が正気を取り戻す過程なのだと信じたい。
年末の一冊には佐久間裕美子さんの本を選んだ。歪んだ現実に踏み潰されることなく芽生えている新しい価値観や、見据えるべき心地良い生活にスッと焦点が合う。いくら待ってもこの世界線にバットマンは現れない。未来は、私たち(We)が何を選ぶかで決まっていくのだ。
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まさに時代が動いているのだと実感させられる。本書の目次にある、『消費はアクティビズムになった』『コロナが前進させた社会のシフト』『自分ごとのサステイナビリティ』は、日々何となく感じていた変化を筆者独自の切り口で、わかりやすく紹介してくれている。最後に、筆者がこう述べている。『革命は起きるものではない。私たちが起こすものなのだ』
山口周さんの著書ビジネスの未来の最後のくだりとリンクしていると感じた。
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アメリカを中心地としつつも,世界各地で自律的に,分散的に,そしてインターネットをつうじ時に協調的に進行している市民による「革命」について,当事者目線で(というか我々はみな当事者なのだが)その政治,経済,コミュニティ等の背景を踏まえてコンパクトにまとめた好著.
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2019〜2020年頃におけるアメリカの変化を綴ったジャーナリズム本。様々な革命が、一市民の声をきっかけに起こっていること。weの強さを思い知り、自分に何が出来るかと考える。
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アメリカでは少しずつ、「パーパスドリブン」な企業、長期的な持続性を重視する考え方が浸透しつつあるという内容があったが、日本では少なくとも自分の見える範囲ではこのような企業はかなり少ないような気がするが、アメリカの動きに倣ってこれから増えてくるのだろうか?
最後の章の、自分の生活の中でのサステイナビリティというところでは、サステイナブルのタグが付いている商品が本当にそうとは限らない、また、マーケティングに利用しているだけかもしれない。こんな時代に何を買えばいいのかわからない。そのジレンマに対する筆者の答えは、一つ一つの取引を考えながら行うこと、と言うのは納得した。
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世の中が、限られた少数の人々にとってどんどん便利になる中、その代償として賃金格差や環境破壊が急速に進んでいることを改めて思い知らされた。消費者の1人としてできること、「買うものを選ぶ」ということをすぐに実践するとともに、オーガニックやサステイナビリティという言葉が、単なるマーケティングのツールとして使われていないかまで、しっかりと見る必要があると感じた。パンデミックによって顕在化した問題に向き合い、人類が大事な学びを得るきっかけとなるパンデミック期間にできるように、ステークホルダーの1人として責任を持って行動したいと思わせてくれる本だった。
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最近至る所で企業の社会的責任だとか、コーズマーケティングだとか、資本主義経済の限界だとかって言葉を見聞きするようになってきた。
その発端というか、エネルギーの源泉は一人一人の言動や消費活動から社会を変えるんだというミレニアル世代やジェネレーションZ特有の「Me」や「We」による革命なのだと。
今まで自分のアンテナがそこになかっただけかもだが、知らないアメリカ事情なども多く例として取り上げられており、大変面白かった。
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自分が何を買うか(どこのだれにお金を払うか)は、コロナになってからより考えるようになったし、共感する話が多かった。
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とても勉強になった
なんとなく大量生産の服は好きになれず、車を使うよりもう歩きや自転車が好きだったから、ぴたっとはまった感覚
ちゃんと考えて物を買おう、使おう
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アメリカ、特にニューヨークにおける社会の変化、ミレニアル世代の考え方などが理解できる本。
ミレニアル世代は世代別購買力で年間6千億ドルと高い購買力を持つ。その後に続くZ世代と合わせ共通するのは圧倒的にリベラルでプログレッシブな価値観。人権尊重、姓のアイデンティティが流動的で、格差是正、福祉や環境問題において政府がより役割を担うべきと考えている。
ギクワーク経済で恩恵を受けて所得を増やしたのは、副業タイプだった。独立の夢を買った人々は正社員並みの忙しさでまた保証なしの搾取される構図になった。
BLMが大きく異なっていたのは、白人の活動参加率が非常に高かったこと、白人が黒人のために立ち上がった
購買の仕方には力がある
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とうとうきたな、この時が…。
こうなりそうだね、なんて会社のワークショップってやってたような未来が、事実目の前で起きている。
この話を誰かにして、「そんなの意識高い系のマイノリティでしょ」なんて言う人とは将来を話せない。現実を見るしか無いのだなぁ。
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アメリカの社会問題を中心として、著者の身近な街の変化や国家、世界の環境、貧困など、様々な視点での問題提起と具体的な取組みについて学ぶことができた。
自分自身、これからできる事について考えさせられる一冊だった。
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一つひとつの消費行動が主義主張になりうる
その製品がどのようにつくられているかに関心を持ち、正しいものに投資する