投稿元:
レビューを見る
長期投資のためのヒントが書かれている。未来予想のいらない、過去の実績と筆者が教えるスクリーニングで銘柄を選ぶ。だが、そのスクリーニングは私にとって極めて面倒。
投稿元:
レビューを見る
2021年29冊目。満足度★★★★☆
著者はフィデリティの運用部などで調査・運用経験を持つ方。短期間に機関投資家と同じような投資判断が習得出来ることを目標にして書かれたもの。プロセスは違いますが、私が自分の本で述べたこととも共通点多く、良書であると評価します。おすすめです。
投稿元:
レビューを見る
毎年ROEで10%を実現できるなら、7年で株主資本は2倍になる
毎年株主資本を積み上げているなら、減益は絶好の買い場。しかし当期純損失となると、株主資本を棄損する。
ROEが25%の企業が3年続けてその数字を達成すれば、株主資本は約2倍になる
3年後の株主資本
=100x1.25 x1.25 x1.25
=195
株主にとっての株式の本質は、
毎期の当期純利益が配当の原資になり、株主資本を積み上げていくこと
上場株式は、その株式の所有権に時価がついたものといえる
株主資本が増加し続けることで上場企業の株価の下値は切り上がるもの
スクリーニングのチェックポイント
・リーマン時に赤字でない
・過去5年間赤字がない
・ROEが過去3年で平均12%
・過去3年の株主資本比率の平均50%
・5年前より直近の決算の利益が大きいか
PBR = PER x ROE
PBR = 一株あたり純資産倍率
PER = 一株あたり純利益
ROE = 自己資本利益率
業績予想はスルー、バリュエーションは歴史を確認するだけ→未来を予測しない
投稿元:
レビューを見る
途中難しい数学的な解説はあまり理解できませんでしたが、基本バリュー株の割安で伸びが期待できる企業を見つけようという内容の本でした。
数学的なとこ以外の財務諸表の数字の考え方については、分かりやすく理解が深まりました。
自分は最近グロース株を始めたのであんまりに感じましたが、手堅い王道の個別株投資はこうやればいいんだと教えてくれる良い本だと思いました。