紙の本
安定の不穏さ
2021/05/09 12:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うーよー - この投稿者のレビュー一覧を見る
夢か現かわからない風景で、静子の幻影と対峙する静一。不安定過ぎて怖い。シゲル+高いところは、これまた怖い。これが現実であれば、すぐさまシゲルの家に電話しないと。不穏過ぎる。
投稿元:
レビューを見る
静一が母に問う「なんで僕を喜んでくれないんだ」と言う魂の叫びが胸を抉られる。ここまでではなくても、自分の親に自分の生を喜んでもらえていると思って生きている人の方が少ないかもしれない、それが不幸だとも知らずに。
投稿元:
レビューを見る
怖い、、、ひたすら怖い、、、!母親の本心が読めない。ひとまず10巻まで駆け抜けるように読んだ。もうこれはサスペンスドラマ!
投稿元:
レビューを見る
静子は捕まり精神鑑定へ。
静一は吹石さんに支えられ、徐々に自分を取り戻そうとしているが
小さな頃からのトラウマもあり中々立ち直れない。
そんな静一の葛藤を描いた巻。
本当に静子のせいで静一はこうなったのか?
静一の発言や考えは他責で、自己責任なのか?
読んでてツライくらいの堂々巡り。
投稿元:
レビューを見る
静一〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!
すごい、すごい、よく頑張った。えらい。すごい。
本当の事件内容と本当の気持ちを人に言えたこと、刑事さんの言葉をちゃんと受け止められたこと、「しげちゃん」を励ます言葉を言えたこと、ずっと言えなかった不満を「ママ」にしっかりぶつけられたこと、すごくすごく難しいことなのに、めちゃくちゃ頑張ったね。刑事さんもありがとう。
言語化する力、画や物語で表現する力が本当にすごい。漫画ってすごい。作者さんを本当に本当に尊敬する。
毒親の呪いって、親が物理的に目の前からいなくなっても簡単に消えるものじゃない。
大抵のマンガだと静一が完全に母の奴隷になっておしまい、または母が捕まっておしまい、とかになりそうだけど、この内容があって、まだ何巻も続いているのが本当に素晴らしい。
すべての毒親育ち読者の中の「ママ」が一緒に消えていきますように。「僕は僕のもの」であることを取り戻せますように。