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事実に勝てる話はない。
私の友人も、心身ともに少し病んでしまった時、犬を飼い始めておかげてすごく元気になれた。
種は違っても、言葉は通じなくても、寄り添いあえる、人を強くしてくれる。
人は、人だけで生きているわけじゃない。人が一番偉いわけではない。
そんな大切な存在がいることを教えてくれる絵本。
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本当にあったファシリティドッグの話し。
ファシリティドッグとは、毎日同じ病院に通う、正式な医療スタッフ。
たまに病院に来るセラピー犬とは違う。
人前だったので我慢したが、泣きそうになった。
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『いぬのせんせい』ジェーン・グドール
表紙の可愛らしい絵に惹かれて気になっていた絵本。
ロンドンの病院で実際にあった話をもとに書かれています。「せんせい」と呼ばれているちいさな白い犬は、特に具合の悪い子どもの患者に心を寄せてじっと寄り添って、数えきれないほとの子どもを元気にしました。
私も、身体と心の調子が悪く長い間寝込んでいた時に、愛猫のトトがじっと添い寝をしていてくれて、この子を残して逝くわけにはいかない、この子のために生きよう、と這い上がった経験があります。トトは、ご飯と、1日2度の家中を見て回るパトロール、おトイレ以外は本当にずっと側に寄り添ってくれていました。
動物の力や優しさは計り知れません。損得勘定なしで、ただただ純粋に心を見つめ続けてくれます。この本に描かれていることが、沢山の人々と動物に起こるようになるといいなと思います。
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ロンドンにあるこども病院で、本当にあったお話。
白い犬の先生は、毎日病気の子どもたちをみてまわる。
具合の悪い子は、自然とわかり、ベッドにのり、身体をピタリとよせて、時々手をなめて何時間でも一緒にいる。
そうやって元気になった子どもたちがたくさん。
薬にもできない治療をする犬の先生。
しゃべることはなくても伝わるものがあって、寄り添っているだけで安心できる。
とても温かくてじわっとするお話。
こんな犬の先生がいることを子どもたちにも知ってほしいと思った一冊。
〈作者・訳者からのメッセージを抜粋〉
現在、病院ではたらく動物たちは、「ファシリティドッグ」と呼ばれていて、きちんと訓練され、しっかりとした衛生管理や指導のもとで活躍している。
日本に三頭いて、たまに来るセラピー犬とはちがい、毎日同じ病院に通う、正式な医療スタッフで看護師の経験を持つハンドラーといっしょに活動している。