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PMIの成功がM&Aの成功であるとの意識は、今では誰もが持っているものと思いますが、経営者がそれをリードすることがカギになると実感していて、共感できるところが多かった。
M&Aが日本的な成り行き経営で成功するほど簡単なことではないことを、取組み前に十分に認識しておく必要があるということでしょう。
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実例(社名は匿名)が多く書かれていて、イメージを持ち易い。M&A に関係する部署のひとには広くお勧め出来る内容だった。
『戦略がなく、プロセス思考が強く、進みだしたら修正できない』という日本の組織風土が、M&A 失敗の根本原因のひとつとして、繰り返し挙げられている。『それを言ったら、役員のXXさんの役会での発言を否定することになってしまうから、言えない。』とかの思考回路がそれに当たるのだろう。
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M&AしてPMIを根気強く遂行して…
一般の暮らしでいうと、(打算的に?) 恋して結婚して、共同生活が始まって、よい未来を目指して一緒にがんばっていくつもりだったっけど、そもそも「よい」って何? 未来ってなに? そもそも未来への興味とか意味とかすら合ってるっけ俺たち? という根気強い流れ。
流れの中にいると忙殺され泳ぐことに精一杯で、原理原則やメタが頭からつい消えてしまうが、ひとつの見方に過ぎないかもしれないけど、ひとつこういう羅針盤に向き合うのも良いことだ。自宅で森をみながら、オフィスで富士山をみながら、合計3時間ほどで読了した。そのあと、再度咀嚼して、まわりの大中小を2時間ほどで整理できた。
238ページと大著ではないので、スッキリ読める。