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大判ものづくし図鑑。
平凡社の「えほん百科」が50年のときをへて戻ってきたような…
1冊につき7テーマ(「いきもの」4+「もの」3)それぞれ見開きいっぱいの絵+巻末に別冊「読む本」
「(とりの)つばさ」と「こうちゅうのはね」というやや狭くて深いものが続いているのがちょっと興味深い。「もよう」は東西いろいろとりまぜて39種、「いえ」は世界中のいろんな気候・地域のものが集まってたっているのがややもやっとするが、入り口としてはこんなところかな…
ほかに「うみべのいきもの」「やさい」「はさみ」。
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「つばさ」絵・大田黒摩利 解説・上田恵介
絵…翼もそうなんだけど、首の伸ばし方も違うんだなあと。
解説…翼の先の羽は長く尖っている。体に近い方は丸い。鳥たちの飛び方。
「こうちゅうのはね」絵・廣野研一 解説・岡島秀治
絵…閉じている羽と広げた羽。
解説…甲虫の硬い羽と柔らかい羽の働きの違いと仕組み。カナブンの特殊な羽。
「うみべのいきもの」絵・角愼作 解説・浅井ミノル
絵…海に遊びに行きたい。潮だまりを覗きたい。
解説…海藻は冬に育つ。いろんな生きものを同時に見られるのは、春から初夏。海の生きものはかくれんぼが好き。
「やさい」絵・高原美和 解説・多田多恵子
絵…さり気なく色で並べられていて、きれい。
解説…食べられる植物を何百年。何千年かけて、姿を変え野菜になった。たくさんのやさいが世界を旅して日本にやってきた。
「はさみ」絵・東海林巨樹 解説・編集部
絵…用途でこんなにたくさんの種類のはさみを作るって、人間てすごい。芝生ばさみ、使ってみたい。
解説…美容師さんのはさみは軽い。植木やさんは木によってはさみを使い分ける。お医者のはさみの解説を読んで背中がヒヤっとした。
「もよう」絵・津村仁美 解説…伊藤丙雄
絵・めっちゃかわいい!!お人形さんが文様の折り紙の服を着てるねん。ずっと見てられる!和洋東、入り混じっているのもいい!
解説…ラーメンどんぶりのもよう、名前あったのか!そして、雷の文様だったのか!国によって同じ文様でも違う名前のものも。“ちどりこうし”=“イヌの牙(ハウンドトゥース)” “市松”=“チェッカーパターン”
「いえ」絵・青山邦彦 解説…小松義夫 編集部
絵…一枚の絵の中に様式の違う家々が違和感なく収まっている。不思議。
解説…大工さんではなく、土地の人が力を合わせて建てたものを集めた。自然と暮らす家、色んな屋根、身を守る家、動かせる家。
どの家にも泊まりたい。おさげがみのいえが1番気になる!
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「世界の美しさ、ふしぎさ、おもしろさがいっぱい!
自然が生み出してきた“いきもの”と、ひとが作り出してきた“もの”の多様性を大画面で見せる全12巻のシリーズ。3巻は、「つばさ」(大田黒摩利)、「こうちゅうのはね」(廣野研一)、「うみべのいきもの」(松岡達英)、「やさい」(高原美和)、「はさみ」(東海林巨樹)、「もよう」(津村仁美)、「いえ」(青山邦彦)の7テーマです。巻末の封筒に入っている別冊「よんでたのしむ いきものづくし ものづくし」では、各テーマごとに興味を広げる話題を紹介(小学生低学年の漢字使いで総ルビ。28ページ)。」