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富岡製糸場は1872年(明治5年)から1987年(昭和62年)まで、稼働していた。
工場内部を写真で見せながら、説明していく。
田島弥平住宅
有名な蚕農家。飼育法を広める。
荒船風穴
本来、春しか繭を作らない蚕を、この風穴で冷やして他の季節でも繭を作らせた。
高山社跡
蚕の飼育法を教える学び舎だった。
・明治時代、質の良い生糸を安定して輸出するために作られた工場が富岡製糸場。
・有名自動車企業の技術は製糸場の機械の技術が元になっている。
☆レンガの建物、養蚕・製糸の道具や機械がとても魅力的だ。時代と農家・技術者の方々の研鑽が伝わってくる。
☆裏表紙はカイコの成虫と繭の写真。黄色い繭もあるんですね。
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富岡製糸場の歴史や養蚕文化が分かりやすくまとまっている。日本の近代化の大きな要因となった製糸業を、歴史上の観点から学ぶことができる。
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「2014年、世界遺産に登録された富岡製糸場は、明治5年以来、115年もの間生糸を作り続けました。生糸は横浜から輸出され、日本の近代化を支えました。繭から糸を繰る技術は自動車など他の産業に生かされ、生糸を運ぶために鉄道網も発達するなど、養蚕・製糸業は現在の生活とも深い関わりがあります。富岡製糸場は単なる建物ではなく、近代日本の姿を見せてくれる博物館のようなものなのです。」