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別々の4つの物語の交わり方が非常に滑らかで読んでいてすんなり頭に入ってきました。
誉田先生の作品はやはり面白い!
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誉田哲也の青春ミステリ小説
「同じクラスの女子高生二人」
「謎の男から逃れ、森を彷徨う姉妹」
「家族経営の喫茶店を手伝う姉と、姉に反発する妹」
「療養中の別荘で年上女性に想いを馳せる少女」
全く別の、バラバラな物語それぞれに展開し、いつしか一つのストーリーとなり、一気にクライマックスの急展開へ・・・
ヤラれました・・誉田マジックにヤラれました!大変楽しく、一気読みでした!
これをドラマ化するそうで・・・ちょっと観てみたいです(^_^;)
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様々な話しが同時に展開し最後に集約していくストーリー。
ストロベリーナイトの話しが出るところは愛嬌ですかね。
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読んでいるうちに既読だったの思い出したけど
リストでてこないので書き直し。
紗子ちゃんとはるちゃんの生き方、行く末が対照になってるのかな。圭ちゃんがかっこいい。
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最初に高校生奈緒と小説を書いているという同級生の希莉が登場する。
その後全く違う設定の3つのストーリーが描かれる。最初、それは希莉が書いている小説なのかと錯覚してしまった。3つのストーリーと奈緒・希莉の計4つの話が並行して描かれ、頭が混乱してきた。
ところがそれぞれのストーリーがやがて一つに繋がりだし、最後には奈緒と希莉までその中に登場するに至り、希莉の小説とは無関係だった事が分かる。
ラストはスリル満点の展開で気持ち良いハッピーエンド。ミステリーとは言え、ストロベリーナイトの誉田哲也がこんな青春ものを書けるとは、その懐の深さに感心する事しきりであった。
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それぞれのストーリーがどう繋がるのか、時空の捩れはなく同じ時間軸での展開。クライマックス後の余韻が多く、少し冷めてしまったかも。
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坂系の子たちで実写化したらしいけど
自分はハロプロ脳なので
ハロプロの子たちに脳内変換。
何はともあれ
片山希莉=小田さくらは間違いない。
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実写化を受けて買って読んでみた。それなりに読めたけどまぁ実写がなかったら読まないかな。それぞれの人物描写がもっとあればまた変わったかも。
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「青春ミステリー」との事だが、あまり「青春」的な要素は感じなかった。
若い女性が沢山出てくる、という事を「青春」というのであれば、そうなんだろう。
どのパートの主人公たちも20歳前後の2人組という事で、
読んでいて誰が誰だったっけ?と分からなくなる。
イマイチ個性分けできてない印象。
終盤、犯人の行動というか動機、そういうものが唐突に明かされ、
「お、おう・・・」というより「え・・・え?」というカンジになる。
ちょっと強引というか無理があるというか。
「先に設定、オチは後で考えた」みたいな。
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誉田哲也も引き出しの多い作家ですね。ドロドロ系もあれば爽やか系もあって、本作は後者ではあるけれど、「お嬢様」の章が微妙にドロッ。並行して描かれる4つの出来事のうち、1つは登場人物のひとりが書く小説の話だと思っていたら。
騙されたわけではないけど、ほ〜、そうですか。言い回しの違う伊坂幸太郎とか道尾秀介とかを想像しましたが、凄いトリックが潜んでいるわけでもない。事件をきっかけとして彼女たちがそれぞれの人生を歩み始める。これがスタートラインとなる物語。だから、面白かったわりにはまだまだこれからな感じがもどかしい。
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視点の切り替わりが多く、読むのに苦労しました。
最後には話が繋がって、「そういうことね」ってなるのですが・・・物語の核がわかりにくかったです。
私好みではなかったです、残念。
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面白かったです! あっという間に読み終わってしまいました!
誉田さんの作品は初めてだったので、他の作品も読んでみます!
作品にストロベリーナイト?が出てきたから、それから読んでみようかな〜
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4つのストーリーが最終的に一つに重なる小説。一つ一つのストーリーは、さすがの表現力。ただ終盤は無理矢理1つに重ねた感が強く、ストーリー的に無理があるかなと思った。このような構成の話は湊かなえさんの方が巧み。
個人的には姫川シリーズの方が好きです。
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ドラマ化された青春ミステリー小説。
4つのストーリーが最後に一つになる展開。
一つは、父親が襲われ逃げることを覚悟した姉妹。妹は盲目であるが、空手の達人。その妹の目になると決心した姉。
一つは、浪人中退で音楽での仕事を諦めた姉。そして自由に音楽を奏でる妹。姉は諦めた後、両親の店の手伝いをする。
一つは、小説を書いていた少女と、その人に興味を持った少女。興味を持った少女は、自分のことを普通な人間だと思っている。小説を書いていた少女に普通も個性だと言われる。2人で小説のために取材しに行く。
一つは、お屋敷にずっといる少女。家の外を歩く綺麗な女性に惹かれる。お屋敷にずっといる少女に対し、外の世界を案内してあげると女性は言う。のちに、その女性と何度か会い、お互い愛し合う。
最後にこの四つのストーリーが繋がる。
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小説と現実、自分と他者、境界線は曖昧。
いつか誰かの脇役に参加したり、自分が主人公の物語に思いもよらない人が参加したりしなかったり。
希莉が、電線で楽譜のように区切られた空を見上げる。 「……誰でも、その人の人生の中では、その人が主人公、みたいな。だから、あの犯人の人も、あの人が主人公である物語を生きてきたんだろうな、って思った。それって一体、どんな人生だったんだろう、って……あのときの私は、そういう興味を持ったんだと思う。興味を持って、聞いてみたら、どんどん疑問が出てきて、それを確かめて……最終的に、納得したかったんだと思う。私が、あの人の人生に」
手すりも何もないところで、いきなり床板が抜けてしまったかのような、あると思っていた一段がそこになかったような、瞬間的な浮遊感と、混乱を伴う喪失感が襲ってきた。