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林原めぐみと言う声優が演じたキャラを振り返り
演じたキャラおよび携わった作品から得た気づきや
教訓をまとめたエッセイ
声優 林原めぐみが好きな人なら
誰しもこのキャラが好きと言うのがあると思います
映画が延期延期でようやく公開ってな感じの
エヴァンゲリオンで人気の綾波レイを演じていますが
個人的にはこれは本来の林原めぐみではない
ってな思いがあって
やっぱこの人といえば!!
スレイヤーズの「リナ・インバース」ですよ
このキャラがあるから
本には書かれていませんが
SHADOWSKILLの「エレ・ラグ」
も好きなんだよなー
普段はおふざけキャラだけどいざという時
マジな顔になって強いキャラになる
そいう二面性って感じなキャラが
好きですね
内容に少し触れてみますと
パズーにクリリンにルフィーでお馴染みの声優
田中真弓との関係性と言うか裏話が知れたのは
良かったですね
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デビュー作のめぞん一刻に出てた少年Aから、林原めぐみさんがこれまで演じてこられたキャラクターから教わったこと、為になることがたくさんかかれています。
私は、めぐさんを知ったのはらんまから。
いくつか心に響くものがありましたが、とくに電影少女は、リアルタイムに、漫画も読んでいたしOVAも見ていたので余計に思い入れが強かったからなのかわかりませんが、天野あいの恋愛の例え、なるほどなあーと感じました。読者も、性別、世代により好きなキャラも違うだろうから、感じ方も人それぞれで、帯に書かれていたように、まさに、アニメは人生の特効薬。また、それがいいんだよなー。
林原めぐみさんファンにおすすめの内容なので、読んでみて。
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林原めぐみさんのキャラの中で
シャーマンキングの恐山アンナが大好きで
めぐみさんがアンナについて語っているなら読まなければいけないとKindleで購入しました。
ただ、これはKindleではなく紙で購入したほうが読みやすいと思います。
大人になって、どう足掻いても対人関係の中で生きていかなきゃいけないのが語弊を恐れず言うと"正常な人間"だと思ってます。その中で頭が良いと上手くやっていきやすいんだけど(仕事のできないバカ上司などは嫌われるので)、頭が良いって言い方は少し違っていて「想像力がある」事が生きやすくなるために必要十分条件じゃないかと思います。思いやりって言葉はなんだか善悪の感覚に委ねているけど、社会では想像力で計算していく感覚の方が近いかなと。
身近な対人関係で人の気持ちを、自身のエゴを交えずに考える(読み取る)事って修行の上に成り立つと思います。
林原さんは考えるだけでなくその人に成る事が職業で、色々と向き合ってきた人なんだなと、近くにこんなに考えてきた大人が相談に乗ってくれる環境があるべきだと思い、それがこの本になって欲しいと読んでいて感じました。
そしてそうやって色々な人格と向き合ってこれたのは、林原めぐみさんという人格があってこそだなと思います。ここまで色々なキャラと向き合ってくれて有難うございます
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声優で1番大好きな方です。
今まで林原さんが出ているアニメを見て力を貰ってました。
この本を読んであのアニメのアフレコ時はこういう気持ちだったんだ、とか知れてとても嬉しいです。
そしてアニメキャラクターから学ぶ哲学的なところも良いなと思って読んでました。
今読み切ってこの本に書かれているアニメが観たくなります。
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いろんなキャラクタと一緒にいろんな人の名前が登場してくれます。
声優、音響監督、漫画家、作家・・・
作者自身が名前をあげてくれた人、この本のために作品を作ってくれた人。
他の作品や他の人を通じて名前を聞いたことがある人がいっぱいました。
現世で頑張られている方も、もう現世にはいらっしゃらない方もいました。
改めて多くの人がめぐさんに影響を与えていることを知りました。
当たり前なんですよね。
これだけ数多くのキャラクタから教わるってことは、
これだけ数多くのキャラクタを産み出し生かしている人から教わっているんですね。
もう現世にいらっしゃらない方から直接教わることはできません。
しかし、その方々からの影響を受けた、
今のめぐさんから影響を受けている、また別の声優さんがいるんですね。
キャラクタと一緒の永遠って、こんなところにもあるんです。
気になる言葉が散りばめられている本、
こういう本、こういう言葉がもっと読みたくなりました。
別の声優さんなら、どんなことで見せてくれるんだろう?
また「ぜんぶラジオから教わった」みたいな形なら、
どんな文章で魅せてくれるんだろう?
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林原めぐみは中学生くらいの時にラジオを聴いて声優というものをちゃんと認識するきっかけになった存在。その頃から閣下やめぐねえと呼ばれて、周囲やリスナーから頼られたり恐れられたりした姉御分だった記憶。
最近の作品は余り見られていないけど、耳が覚えているからかライジンオーの配信や幽白の再放送でもモブの声にも勝手に反応してしまう。本書を読んで思っていた以上に幼い頃から声を聞いていたことに気づかされたけど。
そんな彼女が役を通じて何を感じていて何を伝えたいかを改めて文章として表した一冊。メッセージは自分より若い世代に向けたもののように感じるところもあるけれど、あの頃聴いたラジオのように心の中にそっと染み込んでくれていそうな読後感でした。
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かつて純文学は教養のある人の読み物ではなかった.アニメ・漫画・ゲーム,これらがいずれ現在の純文学と同じ立ち位置に付く可能性を感じる程度には,奥の深い至言が内包されている.それに気付くのも,それを掬い上げるのも,受け手次第.成長したいと思う気持ちは,人生を豊かにしてくれるし,それを追い続けることこそが生きるということではあるまいか.
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林原めぐみさんの声優人生を振り返る一作。
30年以上のキャリアから紡がれた真摯な人格を感じた。
数多くのキャラクターそれぞれに対しての思い入れやエピソード、また各人気作品の原作者らからの愛に溢れたイラストやコメントも寄稿されており、とても意義深いものだった。
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筆者が1980年代から現在までに演じたキャラクター目線で感じ取ったことをまとめた本
これだけ長く続けられるのってすごいな
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この本からも、林原さんの大きなエネルギーが伝わってくる感じがしました。少し変な意味ではなくて、スピリチュアルさがあるというか、精神世界に理解がある感じ、役との出会い、縁や流れの話も興味深かったです。
(古代の、何か国をまとめたような力のある巫女さんのイメージが勝手にあります)
綾波レイ役を演じる時のエピソードが心に残りました。
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尊敬に値する専門職の人生をかけた熱意。あと声優自身をここまで狂わせるエヴァの怖さ。こんな凄いものを読まされると思ってなかった。
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林原さんと一緒に成長してる感覚すらある素敵な本。
武蔵野ミュージアムで立ち読みしてましたが、買わなきゃと思った中身の詰まった一冊。
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林原めぐみさんは綾波レイ役などでとても有名な声優さんなのでもちろん知ってはいたのですが、
ご本人の性格などはまったく知らず。
読んでみての最初の印象は、すごく気の強い方だな、でした(笑)
キャラクターとの向き合い方がすごく真摯でまさにプロフェッショナル。
厳しく優しい姉御肌的な。
色々な声優さんに慕われる理由がわかった気がしました。
自分の人生を生きながら架空のキャラクターの人生経験から学び、吸収する……真剣に向き合っているからこそですね。
1番印象に残ったのは「夢は他人に誇れるものでなければいけないような空気があるけれど特別ではなく、とても身近でその人の人生を彩ることすべてが夢」のところです。
無意識に他人に褒められるような、立派だと言われるような夢がないとと思っていたところがあったのですが、この本を読んで自分が本当に望んでいるものがやっとわかりました。
感謝です。
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1980年代のデビュー作「めぞん一刻」で二つの台詞を言うところから始まり、2010年代の「キャロル&チューズデイ」で「ちはやふる」で抱きしめあった女性キャラクターの声の主が同じ坂本真綾さんで、また抱き合ってますね、と笑う話で終わる。
そのように年代順に紹介されるので、作品は知っていても、そんなに古い作品だったのか、その声は林原さんだったのか、と思いながら読み進めた。
人間は嘘をつくものだ、という話が幾度となく出てきて、1〜4まで例をあげ、人間は“自分自身に“嘘をつくものなのだ、というのが印象的だった。
そのように疑心暗鬼になりつつ綾波レイを演じたとか、原作者に林原さんは少しアンナでしょ?と指摘され〜
綾波レイを演じる際に悩み、人の心を深読みした結果、多少のプロファイリング能力が身につき、自分を大きくみせる人、謝りながら反省していない人、同じことを繰り返しそうな人、などその人の言葉や行動から嘘の根幹を感じ取る。
〜ようになったらしい。p177
前半は各キャラクターの表現の仕方、後半は女の艶の出し方に悩まれていたのが読んでいて共感し、息苦しくなった。昭和元禄落語心中では、女の色気を参考にすべく夫から日本映画のアダルトポルノを紹介してもらったという話や、椎名林檎さんにプロデュースされて水をかけられて撮影した話など面白かった。