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このミス文庫グランプリ受賞
世界観が面白い。なぜか日本はもう無くなって、基本的には中国に統治されている。だが、旧東京あたりは国連暫定統治区にあり、横浜辺りは和族自治区となっている。中央政府要人の拉致を目論んだ和族拉致グループだったが失敗し、ひとり由佳は逮捕されてしまう。由佳を護送する神奈川公安局の雑賀はなぜか由佳を逃走させようとする。
何にも知らず読み始めたので、普通の新橋駅前から始まった話が、次第に世界観が明らかになり驚かされる。
派手なアクションが次々と起こり映画かなと思わされるが、逆に言えば既視感があるということだ。
それでも雑賀と由佳の関係や、周りに出てくる癖の強い人物達も個性が有って面白い。
横浜の野毛や上大岡など、中国支配下で有りそうに変貌しており、それらの細かいところが上手く書かれておりリアリティを感じる。
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正直かなりてこずった。なんか読んでも読んでも進まない感じでだいぶ時間がかかってしまいました。
おなじみの新橋駅前から物語は始まりますが、どうも様子がおかしい。そうこの世界ではの日本国はすでになく、日本列島は中国や国連に分割統治されています。この設定や、分割統治下で暮らす元日本人たちの姿もリアルです。ただストーリーはもうひとひねりというか、もう少し整理できたんじゃないかなという気がします。
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「このミス」受賞作ということで、謎解きや不思議な事件の真相に驚かされるような小説だと思って買ったのですが、内容的にはハードボイルドアクションという印象。
期待していた内容と違っていたので、少しそこで肩透かしを喰らった感があります。「このミス受賞作」という肩書が無かったら、印象は違っていたかもしれません。
ただ、そのすれ違い(?)が無かったとしても、個人的にはちょっと合わない作品だったかも……
まず、架空の世界(日本のパラレルワールド)なので、いろいろと説明が必要なのは分かりますが、その量が多すぎる気がしました。アクションシーンでも余計な蘊蓄や説明が多く、全体的にテンポが悪く思われ、それが原因なのか読み終えるまでとても時間がかかってしまいました。
また、ストーリーや設定についても、雑賀と由佳の関係は良いと思いましたが、それ以外についてはあまり引き込まれる点がありませんでした。カタルシスのある結末ではなかったこともあって、微妙な印象が残りました。
巻末の書評では、逆に上に書いた2点が評価されているように思われたので、もしかしたら私にはこの手のジャンルの小説の良さが分からないのかもしれません。ちょっと悲しいけど、今後はそのことを念頭に買う本を選ぼうかと思います……
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ミステリーであっても子を思う親の気持ちは変わらないところが良かった。拳銃の種類や使い方は良くわかりませんが、リアルな感じが伝わってきました。
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世界観を理解するのと、漢字が多く読み進めるのがちょっと難しかったですが、アクションが増えてくる後半は面白かったと思います。
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2021.06.06.読了。
あ、ミステリー要素は低めです。アクション?ハードボイルド?な一冊。
初めは中国系の人名と機関名で読みづらさを感じたが、冒頭から話が展開しめちゃくちゃ面白い。帯で推しがすごい本はこれまでだいたい期待はずれだったけど、この本は違った。
アクションシーンや現実とは違う日本の描写が細かく脳内で細やかに再生できる。展開もテンポよくあきることなく読ませてもらいました。
できることなら雑賀も含めて続編が読みたいなぁー。
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近隣の大国に侵食され分割統治されている日本が舞台!
時代はコロナが蔓延しマスクを着けるのが当たり前の時代!?
日本人が卑屈に他民族に支配された世界!!!
そこはもう異世界と言っても過言ではない!
中央政府の高官を拉致しようとする一派に所属する佐野由佳は、自分のミスが原因で身柄を拘束される!?
由香を護送する任務を請け負うのは公安に所属する雑賀!
そして、護送車を襲撃する謎の武装グループ!?
ノンストップアクション警察小説!
設定は面白い!
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隣国に支配された未来の日本。その設定を理解するまで戸惑ったが、素晴らしいスピード感でグイグイ読み進められた。映画にしたら非常に面白そうな作品。終わり方も良い。
だけど、未来の日本がこんなふうになったら嫌だな。
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隣国に侵食された日本での話。
ミステリーではないけど、非常に奥行きのある世界観で面白かった。
ただ、独自の設定が緻密に入り組んでいる為理解しながら読みするのに一苦労。
正直細部は理解できていないかも。
ただ、銃撃戦の描写や人間模様など丁寧に描かれており、非常に満足感のある読後感。
これがデビュー作とは、、、
映像化したらもっと面白そう。
著者は日本に対して色々思ってるんだなーと思う部分も。
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臨場感があります。
ただ、設定が独自のものなので、
少し説明が足りず読みづらかったです。。
いまいち理解できず、読み終わっちゃったなぁという感じです。
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殺人都市川崎に似た内容なのかと思って読んでみたら全然違った。設定が面白い。日本であって日本ではない世界。登場する中国人がどういう人なのか覚えるのか大変だった。
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最近、また本を読みはじめるきっかけを作ってくれた作品。
登場人物の相関がわかりにくいところもあったけど、ハードボイルドそのもので時間を忘れて没頭した。
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内容は面白いけど、地名など理解するのに時間がかかりました…
名前も中国っぽいものなので、誰が誰だか忘れてしまい……
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描写が多すぎるのと分かりにくいため、大変読みづらかった。イライラした。武器の説明がやたら多く、さらにずっとアクションシーンが続くばかりで、登場人物にも感情移入できず、これの何がミステリーなのか、自分には理解出来なかった。
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もっと面白くなる
今後が楽しみ
とっちらかってて話が分かりにくい、風景がいまいち出てこない(最近多いので自分の問題かも)、人の顔も出て来ない(読みが迷う漢字が多いから?)