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紙の本
世界観に納得
2021/12/26 23:28
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投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロボットに徹したロボット、人間、人間にそっくりの能力をもつアンドロイド、人間を超越したAI、が地球上に存在するとやっぱり色々問題が起こるんだろうなあと想像はできる。人間もアンドロイドも自分や相手の存在意義に悩んだり、AIの知能には敵わないのだと悶々としたりして……複雑な世の中になりそう。まして医師として仕事をするとなれば……どういう治療が相手にとって最適解なのか?!悩みそう。
主人公は研修医の須藤先生。第一シリーズではすでに自身のクリニックで手堅く治療をしていた須藤先生が、このシリーズでは新米として悩む姿が初々しく、先輩や同僚がレギュラーとして登場していることもあってキャラクターが際立ち、読み応えがありました。
第一シリーズの「AIの遺伝子」は飛び飛びに(面白く)読んでいて、続編は未読だけれども、このシリーズもすんなり読めました。作者自身による世界観の解説があるのもわかりやすい。
基本読み切りなのに1巻の最終話は「続く」なので2巻を早く読みたくなります。
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