紙の本
共感と包容力に満ちた一冊。
2021/10/12 00:11
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
他者比較によって、自身の不甲斐なさに苛立ち、努力を怠ってはいけないと自身に鞭を打つ。
その様な自身に対する攻撃が繰り返すことで、苦悩や不満は更に増すばかり。
本書は、そういった自分自身に向けた攻撃や呪詛の言葉をも優しく包み込んでくれる。
仕事や恋愛、将来への不安や夢の追い方など各章ごとにテーマ別で分けられているが、その根底にあるのは読者への信頼と共感だ。
他者との比較によって自らの価値を見出すのではなく、あなたがあなたでいることにこそ価値があるのだと著者は述べる。
相対価値ではなく、一人一人に絶対的価値があるのだと。
この考え方を身につけることができれば、将来の不安や他者比較による不安などに苛まれることはなくなるだろう。
また、自己肯定感と他者信頼、正直であることと未来を信じることが如何に大切なことかを本書は私たちに教えてくれる。
自己肯定感、他者信頼、正直さ、そして希望。
これが大切なことだなんて誰もが知っているに違いない。
しかし、一体何人の人がこれらを意識しながら生きているだろう。
本書は。共感と包容力を用いて、誰もが大切だと知っていながらも疎かにしている大切なことについて今一度私たちに考えさせる。
自分の人生を送るために、一旦立ち止まり本書を手に取ってみるのも良いかもしれない。
紙の本
あまり惹かれない
2022/04/07 09:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵は好きです、そこまで内容に惹かれませんでした。うーん、何でだろう。多くを求めすぎてはいけないという戒めかもしれませんね。
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『自分の幸せは自分で満たせるようにしましょう』という一文にハッとさせられた。
サクッと読めるけど、読み返したくなる本。
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癒やしが欲しくて読んでみた。
こういう本を何冊も読んできた1年だったけど、結局どんな本も自分の人生は自分の思うとおりに生きていいんだよに繋がるんだなと思いました。そこを肯定してもらえるだけでも大きい。
心に残ったフレーズは「人は誰しも、自分が見たいと願う虹を心の中に一つずつ抱いて生きていく。」という部分。
探しても探しても中々虹が見つからなくて、五里霧中という気分だが・・・。
はあ。いつか見つかるといいな。
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思ったより文字数少ないけど、難しいこと書いてないので、気が滅入った時など気軽に読み返すのに良いかも。
作者が韓国の方で(読む前ちゃんと見てなくて知らなかった)、それが逆にどの国の人も同じ悩みを持つのだとホッとしたような不思議な気分に。
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何も特別なことは書かれていない気もするけれど、
それでも疲れている時に、どのページでも、適当に開いても心が落ち着くことが書かれているし、イラストも文章もとても優しい。
特に日々迷いの中にいる若い人が読むにはとてもいいのでは?
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なかなか大人になりきれず、もう立ち直れないかも、となる事がある。本来なら自分が若い人達にこんな風に声をかけてあげるような年齢、立場だから、誰かに勧められるとちょっと敬遠したかもしれないのだけど、本屋でパラパラと眺めて言葉と挿絵に救われ購入。
挿絵やレイアウト、文字の色、フォントも優しくあたたかい。
韓国版の装丁も見たけど、全然違うね。
韓国版の方がちょっとセンチメンタルで大人っぽい
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とにかく優しい。
心が疲れてきた人に読んでもらいたい。
共感しかないと帯にあったが、承認して欲しい、こんな言葉をかけて欲しいという言葉がもらえる本…という印象。
この本の中の言葉に背中を押される人が、心を包み込んでもらえる人がいると思う。
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手元に置いておいて少し疲れた時に読んでもいいなと感じました。
聞いたことあること、シンプルなことなんだけれど元気が出ます。大切な言葉がたくさん散りばめられています。
読んでいて、30代の私でも気づきや心に響きますが、若い10代の子が読むのにも向いてると思いました。たった今野球の大谷選手は同じ本を何度も読むとテレビで見ましたが、この本ならどこからでもいつでも読めそうです。
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完全に題名にもっていかれた。
本屋さんを歩いていると、「あれ、この本…」とふと目に止まったり、思わず手にとってしまったりする本がある。
今回はまさにこれだった。
内容も、穏やかな優しい声で語りかけてくるような言葉がたくさんが載っていた。
静かに、染み込むように言葉が自分の中に入ってきた。
最近どこか他人軸だったんだろう。
それに「なんで私がつらい思いを」という気持ちがあったんだと思う。
自分の幸せは自分が決める
という、当たり前で忘れやすいことをちゃんと思い出させてくれるような本でした。
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自分がありたい自分であろう、なりたい自分になろうって自信をもらえた。様々なエピソードを交えながら優しい言葉で綴られており、軽く読めるのに印象に残る。何度も読むと思う。
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当たり前に流れる日常の中で、ふと迷い、考え込んでしまうとき。
本棚から取り出してパラパラとめくると答えを示してくれる、そんな本。
愛情関係の考察には脱帽。わかっていそうでわかっていないことばかり。
仕事でも人間関係でも自分自身でも、「向き合い方」を優しい口調で教えてくれます。
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韓国は、おそらく、日本よりもっときつくて余裕ないのだろうな。儒教文化圏とはいえ、日本のほうがまだゆるそう。この国で女を生きるのは大変だろうなあ。
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人生の応援本。「人生は長い。ささやかで幸せな出来事がたくさん起こりますように。」という言葉がいいなぁと思った。
挿絵が落ち着いた暖かみのある優しいイラストで、とても良かったです。
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韓国の作家、クルベウ(本名:キム・ドンヒョク)著。
処女作は『心配しないで』で、これが韓国のアイドルグループ、BTSにおすすめされたことから、「BTSおすすめの作家」として話題になったのだそう。
正直、私はBTSとか韓国とか、そういうものとは違ったいきさつで本書を手に取った人間で、端的に言うなら表紙のトラと子どもが可愛くて気になったタイプ。いわゆる、ジャケ買いならぬジャケ読みというやつです。
内容は、よくあるHSPに対する慰めとか励ましの言葉が多いのかと思いきや、著者をはじめ、40代で財を成した社長を始めとした成功者へのインタビューなどから得た知見を、イラストと適度な改行を交えて掲載したものです。
平たく言えば、「人生において大切なのは~である」みたいな言葉をふわっと優しい文章でしたためてあります。
特に刺さった言葉は、
【どんな結果が出るかは、やってみてはじめてわかる。前もって心配する必要はない。】
【誰かに言われた悪い言葉をすべて受け入れる必要はない。なぜなら、それは真実ではないから】
この二つでした。
本棚の片隅に置いておいて、たまにそっと覗きたくなるような本です。
BTS関係なく、寧ろそういう色眼鏡を全て外して読んで欲しいと感じました。