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8歳のソフィアが、足を怪我したおじいさんのかわりに、街に公園を作る活動を始める。私達の生活と政治がどんなふうに関わっているのかを考える導入になる本だと思う。ソフィアの部屋に、フリーダ・カーロとSHADEのポスターがピンナップされているのが印象的。
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図書館本。私の選定本。今は多読も必要と考えていて、私のバイアスにかけすぎないうにと本を選定している。だけど、当然、「この本、響いてくれっ!」な本もあるワケで。それがこの本。ストーリーとして終わるのではなくて、勇敢だったよね、とか、意見を上げるってことから始まるんだね、とか、ね。この本を購入しようかどうしようか。
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今年の小学校一年生に読んでやりたい絵本50冊 その6
「ちいさかこえがみらいをかえる」
ソフィーはゴミでケガしたおじいさんを助けたことから、ゴミをどかして公園を作りたい、と考えます。
でも、そんな小さな子どものいうことが大人に通用するのでしょうか?
いまの一年生は、する!
と答えると思います。
目の前でそれをしている人を見ているのですから。
スウェーデンのグレタ・トウンベリが世界を動かしたのを彼らはリアルに見たのです。
この根拠のない自信は大事なのです。
生きているのは楽しいことだ、そりゃときどきつらいことはあるけど……
というのと
生きていることは苦しいことだ、そりゃときどき楽しいことがないわけじゃないけど……
というのとでは、根本的な強靭さが変わるのです。
2022/05/30 更新
※こちらは先日ご紹介しましたが「今年の小学校一年生に読んでやりたい絵本」として再度ご紹介します。
↓先月のご紹介分はこちら↓ーーーーー
子どもの言うことなんか、聞いてもらえない、ということを、グレタ・トゥンべリがひっくり返したことはもうみんな知っているだろうと思う。
これはもう一つの、子どもが社会をひっくり返したお話である。
グレタのように、本当にあった話、ではなく、おはなし、だけど。
20年前なら、こういう話は書かれなかっただろうし、読者もいなかったと思う。
子どもたちは、自分には関係がないと思ったに違いない。
でもいまの小学校低学年なら、そうだそうだ、と思い、自分もやってみたい、やってみよう、やったらできる、と思うはずだ。
つまり、この本に反応するだろうと思う。
グレタ、という、現実のお手本があるのだから。
低学年に、ぜひ、読んでやって欲しい1冊です。
2022/05/09 更新
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読み聞かせ(9分30秒くらい)
6年生へなど節目に読んであげたい。
きっかけはささいなことでも、一歩を踏み出すだけで大きなことを成し遂げることが誰にでもできる!どんなに怖くても思いきって一歩を踏み出す勇気を!!