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ビジネスのプロが、農業界に来たらどのような戦略で成功するのかを、実体験を踏まえて教えてくれる本。
まだ私の読書レベルでは理解が難しかったです。
① 無農薬(オーガニック)栽培を目標としない。
② 誰も手を出さない日照不足の土地は、嫌光性の植物を育てればいい(実は高値で取引されているものもある。)
③新規参入者は想定外の事で出鼻をくじかれることは沢山ある。大事なのはそこからどう戦略を立てて乗り切っていくかである。
④起業後3年での生存率は、個人事業で30%、法人で63%である。とても厳しい現実であるが、その3年を乗り越えたら生存率の減少は緩やかになる。3年間がいかに大事かが分かる。
⑤ 販売で大事なのは「ストーリー戦略」
⑥ 会議で致命的なのは「異論がない」こと。これは知的好奇心の放棄であり、何かを見落としている可能性が高い。異論がないなら、でっちあげでもいいから出してみる。
⑦ スタッフからの「問題ありません」も危険。「問題が見えていない」か「問題を隠している」可能性がある。現場でヒアリングする時は、抵抗なく話してもらえるようにすることが大事。
⑧ 「人にきく」ときには、聞く、聴く、訊くを使って話してもらう。