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紙の本

聖書の翻訳とは何か?

2021/11/15 00:51

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

聖書協会共同訳はオランダ聖書協会の理論を使った翻訳だそうだが、何かよく分からない理論だ。日本聖書協会が刊行したオランダ聖書協会の理論を紹介した冊子によると、オランダ聖書協会が理論に基づいて刊行した翻訳では小説のように入門書か教養書感覚で読者に読んでもらう為に章節を記載しない版や、当然、キリスト教の翻訳なのに、ヘブライ語本文を併記したユダヤ教のタナッハも出ているが、聖書協会共同訳は新共同訳と同じ「66巻」と「旧約聖書続編つき」の二通りだけでカトリックの第二聖典の配列に組んだ版などない。読んだ限りでは新共同訳で「聖なる高台」と訳された訳語を文語訳・口語訳式の「高き所」という具合に戻している個所が目につく。さすがに「燔祭」のような言葉は復活しなかったが。
 それはさておき、宗教改革500年に合わせて刊行して書名を「新改訳2017」とした新改訳聖書の改訂版と合わせて論じているのは、なかなか面白い。「書物としての新約聖書」のような著者が書いたマルコ伝の注釈書を取り上げていない「門脇文庫 日本語聖書翻訳史」を「下劣な党派心」と罵倒しているにも関わらず、新改訳聖書を「ファンダメンタルの翻訳だ」とおざなりに扱い、あとがきを引用している手持ちの新改訳聖書の奥付を見れば分かるのに「日本の聖書」を受け売りしたのか、実際は昭和45年に「66巻」が出たのに「一九七三年」と書いているような本を引き写したような食わず嫌いがいる中で、キチンと扱っているからだ。
 これから「旧約編」も出るそうだが、聖書協会共同訳では今まで「アブサロム」と表記していたダビデ王の王子を「原音重視」の「アブシャロム」に変えた一方、新改訳聖書では「アブシャロム」と表記していたのに2017では一般的な「アブサロム」と改めたような事は記されるだろうか?

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