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。インフラ支援を成功に導くもの(189)
-長期計画におけるコミットメント:マスタープランと5か年計画
-既存制度との連続性:既存の人材育成システムを活かした事業運営人材の育成、受入国の自助努力
-長期的な信頼関係の構築
・インフラ支援と人造り(190)
-インドネシアのプランタス河総合開発:日本工営による30年あまりにわたる7000名(国全体の35%)のエンジニア育成
・ガバナンス支援(制度・政策づくり)を内蔵したインフラ援助(196)
-ベトナム法整備支援(1996年~):インフラ支援とガバナンスはODAの車の両輪、ガバナンスのないところにインフラを作っても効果に限界がある(117)
-中国援助(BRI)との差別化
-質の高いインフラ:高度な技術・工法のみならず、入札の透明性、環境・人権へのセーフガードの順守、債務の持続性の評価などを事業ごとに確保(198)
・久保田豊:帝国エンジニア(11)
・高碕達之助:帝国エコノミスト(15)
・日本によるインフラ支援成功はたまたま?(33)
-相手(東南アジアなど受入国のオーナーシップ)、時代(日本企業の進出や経済成長)に恵まれての成功
-「周回遅れのトップランナー」にならないよう、インフラ支援の理論と方法をしっかりと固める必要
→質の高い(コストも高い)インフラ協力:国造り・自助努力を理念に人材育成を支援