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<目次>
略
<内容>
時代劇研究家の著者が、鬼平・仕事人・剣客商売・その他時代劇(映画・テレビ・一部ネット系含む)の舞台を、京都及びその近郊から探し出し、「聖地巡礼」の旅をまとめたもの。読んでから見たら、「ミシマ社」でした。時代劇の撮影にも立ち会ったことで、関係者とのつながりもあり、いろいろな場所の連絡もあったようで、とても詳しいし、プロのカメラマンに写してもらった風景は、時代劇の各シーンをちゃんと彷彿させるものになっている(一部、著者が登場する)。読んでいて、なかなか楽しかった(でも、私は時代劇愛好家ではありません。鬼平・剣客商売くらいしか見ません…)。
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最初はお借りしたのですが
楽しすぎるので、買いました♪
いうほど時代劇は見ておりませんが
その雰囲気を楽しめる場所をめぐれる!
そもそも神社仏閣散歩好きで
御朱印もポツポツ集めております。
今までに行ったところも
こんな別視点で紹介されると
また行きたくなるではないですか〜。
そして、もちろん、まだ未踏の地も。
今は旅心をおさえるときですが
いつかのために
この本でプランを練って楽しみます。
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「時代劇」と言えば、ほぼ江戸時代が舞台です。
テレビの画面越しでも江戸の街の風景が出てき
ます。
しかしそれらはほとんどが京都周辺で撮られて
います。それはなぜか。
室内シーンなどは京都太秦の撮影所が中心とな
ります。
そこで外の風景を、となると関東ではかなりの
郊外に行かなくてはならないです。ところが京
都には時代劇に合う風景がそこかしこに残され
ているのです。
この本はそんな京都を中心とした聖地巡礼のガ
イド本です。
時代劇マニアでなくても「へえ、まだこんな風
情のある場所が京都近辺にあるんだ」と旅心を
くすぐる一冊です。
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時代劇は時折見るくらいですが、「あー見たことある」という風景が満載です。
写真は多いのですが、白黒が多めなのが残念です。
現代が映り込まないように撮る時代劇の工夫と、江戸を体現するための京都が満載です。
流れ橋と大覚寺、行きたいですね。
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江戸が舞台の時代劇でも撮影地のほとんどは京都である。東京やその周辺は開発が進んだため、ほとんど「江戸の景色」が残ってないから。TVや映画で馴染んできた「江戸の風景」は京都である。そうだったのかと目からウロコだった。しかも京都の景色は江戸時代より以前から出来上がっていた景色なので、「江戸時代の再現」ではなく、「現代人がこうだったらいいなという想いで制作したファンタジーの世界」なのだと。なるほど。
「下鴨神社」の森に囲まれた馬場。の写真。なるほど、追手に追いつかれた悪者が受けたつ場面とか、あるあも。
おなじ「下鴨神社」で泉川が流れるほとりに木々がまばらに生えている。なるほどこれも、一人悪者が逃げ出して、追手が追いかける場面とか写真をみてるだけで想像してしまった。
白黒写真が多いので、ちょっとそこが残念。
2021.4.26初版第1刷 図書館