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地球に生命が生まれてからの進化の流れや、各時代ごとに繁栄した動物たちを概観できる本。3冊シリーズの1冊目らしい。NHKで「ダーウィンが来た!」や「生命大躍進」を作ったディレクターが書いたものなので、専門家の著作に比べると多分わかりやすいとは思う。番組で使われたCGが随所に登場してビジュアル的にも訴求力は高い。
動物が植物の遺伝子を取り込んだ事で視覚を手に入れた話とか、光合成するウミウシの話とか、母乳ができた経緯とか、私は知らないことが多かったので面白く読めた。
とても読みやすい反面、情報量は多くないので、もともと知識がある人には物足りないかも。
内容の正確さについては、私がこのジャンルの基礎知識があまりにもないのでなんとも判断しかねるが、でもここ数年の新しい発掘・研究成果も適宜取り入れて紹介しているようだ。
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素人には大変わかりやすく、とてもおもしろかった。古生物の世界は魅力に溢れている。命の軌跡と奇跡を目の当たりにせよ。
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生命の起源についての本を読んでたら読みたくなったので。
水が発生してから最初の生命が誕生し、カンブリア大爆発を経て哺乳類、恐竜が生まれるまでをわかりやすい文章とビジュアルで見せている。入門書としておすすめしたい。
どうして地球では水が失われなかったのか?どうやって生命体は大きくなったのか?という疑問点もある程度解消しつつ話が進むので素人にとっては非常にありがたい。
眼の誕生についてと、P/T境界大量絶滅を経験しながらも生き残った生物たちについてもっと知りたい。
しかしゲノム重複ってあり得る確率なんだろうか?
古代のことは何が正しいのかは分からない。だからこそ面白いし、今後の研究で今わからないことがたくさん解明されることを願う。