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windows上で利用できる代表的なコマンドは3つ。コマンドプロンプト、PowerShell、WSL
【感想】
仕事上で業務システム向けのバッチファイルの作成、運用を初めて行う必要ができたため、読んでみた。タイトルの通り、Windows環境で操作できるコマンドの3つについて広く浅めの説明がされている。ネットワークやハードウェアの調査のためのコマンドや、ファイル操作など、コマンドでできる代表的な内容がまとめられている。
読んでよかったのは、PowerShellとコマンドプロンプトの違いが分かったこと。PowerShellは.NET Frameworkの遺産を利用するため、できることが多く、オブジェクトチックにコマンド記述ができると分かった。加えて、エクセルファイルをPDF化するPowerShellコマンドも面白い。実業務に生かすことができそう。実際、私は、手作業でエクセルファイルからPDF化して、顧客納品用の書類を作ったりしている。それらの業務は、PowerShellを使って効率化したい。
「できることや可読性からすると、基本的にPowerShellはコマンドプロンプトに勝る」という。ただ、PowerShellはそのできることの多さから、ウイルスファイル作成を警戒され、Windows上ではデフォルト設定上で無効化されているという。顧客サーバーに対して設置するバッチファイルとしては、取り回しが効くことが大切だ。今後の業務上では、できる限りは使いまわしが効きやすいコマンドプロンプトを使って作っていく方が、社内メンバーがそのバッチファイルを扱ううえで便利だろう。
私のように、コマンドプロンプトを使い、業務システムのバッチファイルを作る場合には、自力でもう少しネットで調べ、実践して学んでいく必要がありそう。