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「情報の歴史」に1996年以降の情報が加わり、新たに出版された!
「情報の歴史」はずっと欲しかったのだが、中古で15,000円を超えているものだから躊躇していたのだが、新しく出たということで躊躇なく購入。
読み終えたといっても、ざっと目を通しただけなのだが、厚さにして3.5cm程度の本書のほとんどが年表で構成されており、よくもまぁこれだけまとめたなと。
机のわきに置いて折につけて参照するようにしたい。
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現代人必読。全世界の全史をまるごと俯瞰できる恐るべき年表の増補版。個人的にうれしかったのは、自分がかかわったプロジェクトが一言記載されていたこと。自分の名を残しているわけではないけれども、歴史に残る仕事に携わったような錯覚だった。あと意外だっただったのはAWSの登場時期。ずいぶん歴史があるのを初めて知った。これからも10年単位で改訂していってもらいたいなあ。
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前回1996年の増補から四半世紀分をアップデートして2度目の増補版。従来はNTT出版だったが、今回から松岡正剛主催の編集工学研究所に変わった。7500円と高価だが、これまで長く絶版でプレミアがついて中古相場で1万〜2万してきたことを思えばまだ安い。
松岡正剛という存在自体が多分に眉唾で、内容的にも90年代の残滓感がある。「ぼくのかんがえたさいきょうじょうほうのれきし」という感じで、厳密さもカバーする領域のバランスも微妙ではある。あと、装丁がすごくダサくなったのもマイナス。
ただ、紀元前6000年から2020年年に至る歴史を膨大なデータで構成し詰め込んだ書籍は他に類を見ないし、この大風呂敷広げている感じがいかにも松岡正剛らしくて、それはそれで悪くはない。
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人間が獲得し改良し続けてきたコミュニケーションのためのすべての手段及び内容を「情報」と捉え、「人間はどのように情報を記録してきたか」という視点から、世界同時年表をまとめたもの。
圧倒的な情報量と縦横に織り交ぜられた工夫から、不意に気づくつながりがおもしろい。
別資料で歴史を勉強し、その一点から世界を広げる。
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アルタミラから鬼滅の刃まで、ソクラテスからマトリックスまで、フランス革命から三島由紀夫まで、カバラからiPS細胞まで、蒸気機関からゲノム編集まで、ジョイスからレディーガガまで。古今東西の「情報の関係線」がまるまる見える!(e-honより)
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コテンラジオを聞き出して以来、
ずっと読んでみたかったこちらが、
今年の夫からの誕生日プレゼントになった!
届いてさっそく、オレンジ色の表紙に手をかける。
松岡正剛さんの、まえがき?的な文章は、まだまだ発生ホヤホヤな新型コロナウイルスを導入にしていて、これを数行読んだだけで、大スペクタクルな「情報の歴史」についてのワクワクが止まらない。
途中でちょいちょい難しい言葉もあるけど、とにかくそのワクワクの勢いで読み進む。
横書きの文字をこんなに読むのはなんだか久しぶりな気がする。
大事に最初から目次、続くこの本の読み方、凡例もしっかり目を通して、
さて、と本編を開くとそこは7000万年前。
さすがに一個ずつ読破するのはやめにして、気になる時代を捲ってはおおっ!となったり、あっ!となったり、
…これは、なかなかの時間泥棒だわ。
とは言えこの本が家にあるという事実はしばらく気分を上げてくれそうだ。
老眼が本格的にしんどくなるまでには出来るだけ読み切りたい。笑