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スラリと長身のイケメンである。
巻末に職場の責任者の方の言葉がある。
右京さんを賞して、特長を述べている。
自分が好きなことは何かよく分かっていること。
彼の場合は、
「体を動かす」「ひとりで黙々と作業できる」
ことがポイントだったようだ。
自分の興味があることに懸命に取り組み、
昼休みには「自分をからっぽ」にする。
自分ができなことには、慎重を期して学ぶ。
目立たずはしゃがず、
できることをひとつずつ増やす。
その姿勢が彼を職場のキャプテンにしたのだと思う。
そしてプライベートでは、好きなゲームを楽しむ。
その風貌やスタイルは、
まるで「スラムダンク」の流川楓のようだ。
自分のスタイルがあるって格好いい。
世界や外界に対し、
対峙する姿勢を持っているということだ。
エッセンシャルワーカー。
という言葉も登場する。
コロナ禍の中でも、人々の生活のため働く。
物流は今や生活に欠かせない仕事だ。
コロナ禍では、
お店に出向いて買い物がしづらい部分もあり、
より重要性が増したかもしれない。
そこで働く人たちのおかげで生活が回る。
僕の仕事も、きっと誰かの生活の役に立っている。
そうしてぐるぐる役割を回しながら僕らは生きる。