投稿元:
レビューを見る
ラダックはどんなところなのだろう。
ラダックを旅するというのは、どんな気持ちなのだろう。
きっと一人一人違う気持ちなのだろう。
自分が旅をしたらどんな気持ちになるだろうと、著者に重ねてみる。
ラダックでマーモットを見てみたい。スノーレパードよりも。いつか。
投稿元:
レビューを見る
タイトルと表紙のデザインに惹かれて購入しました。笑
序章の話が最後の最後で繋がってきますが、ちょっと忘れてしまってたり…笑
夏編と冬編があり、個人的には冬編がお気に入り。行ったことないけど、光景や気温や匂いが、浮かんでくるようでした。
投稿元:
レビューを見る
本の帯にあった
インド北部のラダックには
決して怒らない人びとが暮らしている。
との言葉にひかれて読みました。
でも、怒っていました・・・それも結構強く
でも、同じぐらい暖かで柔らかく笑顔のようでした。
高名な僧侶が作者に
「怒って何かいいことがあったかい。君には知恵が足りない」
と話し、その後に言った言葉が
心に刺さりました。
私も自分の中の怒りを持て余していたので。
旅の本ですが写真は1枚も掲載されていなくて
それが却ってラダックの風景や、人々を
作者の文章から想像することが出来て良かったです。
読書中、私も
遠い遠いラダックに旅をすることが出来ました。
投稿元:
レビューを見る
タイトルがすごいので手にしても、読み始めるまでびくり。しかし面白い。知らなかったラダックというところがあって、未開と思いきや、意外と自分達と変わらずスマホを見て、写真を撮る。ハマるだろうなあ。こういう所。
投稿元:
レビューを見る
山本高樹さんの「冬の旅」そして、「旅は旨くて、時々苦い」を読んだ後、同じラダックを旅したこの本を手に取った。少し話がわかりにくいところもあったけれど、面白かった。最初は軽い語り口だったところが、後半になって、冬の自然に対する自分の無力さや、ラダックの旅に対する想いが語られる。最後の父親との話は特に心を打たれた。
自分は度々「生きる」ということについて考えることがある。なかなか簡単に答えが出るようなものではないけれど、この本を読んで、改めてわからなくても生きていくしかないんだよなあ…という気持ちになった。
投稿元:
レビューを見る
天路の旅人により旅熱が再燃しているなか「わたしの旅ブックス」というおもしろそうな企画を知り読んでみる。
現代においてもチベット仏教が色濃く残るラダック地方への旅の記録とのことですが、凍りついた犬の死体を眺める犬、決して怒らない人々が住まう国、父への贖罪という盛り込まれたものと旅のテーマがつながりがよくわからない。冒頭の皮肉たっぷりの記述にいやな予感がした。皮肉や嫌味の多いやつほど、自分だったらこうするという意見はない。この旅を通して言いたかったことがよくわからない。いったい何をしにいったのだろう。ラダックへ駆り立てられた動機がよくわからない。東京とラダックとの比較はもういいよ。ラダックの人々は決して怒らないのか?ただのトレッキング記録か。これが「わたしの旅ブックス新人賞」かと思うと他が思いやられる。もっと深堀りしてほしかった。
こんなのを読むにつけ椎名誠の探検隊シリーズの面白さは際立つな〜。大バカだけどね。また怪しい探検隊読み返すかな。