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田舎の昔の、ワケあり駐在員夫婦の事件簿。
イマドキではないからかな?
違うな、でもなんだかしっくり感動出来ず。
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昭和50年代がアナログ時代の最期あたりってことかな。
アナログ時代じゃなければうやむやに出来ないような事件というか、そんな感じ。
現在だとSNSやら、何やらであっという間にあらゆる情報が拡散されるから、
芸能人の逃避行も狐火も埋蔵金もすぐに知れ渡り、こんな平和的解決に結びつくのは無理かも。
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今のところの最新刊かな?
それほど深刻にはしない事件の収め方がいい。
▼雉子宮駐在所についての簡単なメモ
【青大将】蛇。最近増えたとみんなが言っている。琴美ちゃんが踏んで噛まれた。
【昭/あきら】小菅昭。第二巻で中学生になった。一人っ子。図書室の常連。
【雨山/あめやま】駐在所の裏手にある。野鳥の鳴き声が聞こえてくる。低い山でたくさんの獣道が山頂まで続いているので子どもたちの遊び場になっている。
【池澤先生】小学校教師。
【演劇】《凄かったわね。熱量が》第二巻p.206。たしかに。昔演劇を観るために一年ほど東京で暮らしたことがあったけど(当時は地方では機会が少なかった)、狭いホールでの観劇は、マイナー劇団でも本当に熱量が伝わってきて凄かったです。演劇やってる人がモテるって感じやったのもわかる。あれだけの熱をこめて生きている人たち。
【小野寺/おのでら】探偵。ちょっと珍しいタイプの仕事をする探偵。周平の旧知の友人。
【香子/かおるこ】佐伯香子。ホステスとして登場。本業は舞台女優だが食えないので副業としてマリナという源氏名でホステスをしている。
【加藤正次/かとう・まさつぐ】百合香の入婿。旧姓は三隅(みすみ)。元自動車整備工。第二巻時点で二十七歳。無理に太った小太りな感じ。
【加藤百合香/かとう・ゆりか】農家を廃業して空き家になっていた柿谷さんの家に引っ越してきた柿谷さんの親戚。農業をする予定。第二巻時点で三十歳。
【梶原診療所】近くの田平町にある。
【鹿島みのり】新倉寿和の秘書。
【川音川/かわねがわ】駐在所の前にあり美しいせせらぎの音が聴こえてくる。村にはあと二本、中瀬川、木根川がある。
【雉子宮小学校】駐在所のすぐ裏手にある。
【雉子宮村】かつての地名。いまでも住民はそう呼ぶことが多い第二巻最初の時点で全戸数は百二十、住民は五百十六名。農業、林業の従事者が多い。会社員は若干名。西沢山系の登山口でもある。電波状態が悪く、テレビやラジオがうまく受信できない。川釣りスポットも多い。
【雉子宮山小屋】川音川沿いを登ったところにある山小屋。富田さんがやっていて、坂巻圭吾さんや坂巻絢子さんが手伝っていた。
【久米康一/くめ・こういち】強盗事件に関わっているらしい人物の名前。後に村の住人となる。
【クロ】黒猫。
【黒滝】中瀬川の上流。子どもたちが泳ぐのにいい場所。
【桑田トク】八十歳以上のお年寄り。
【謙一/けんいち】第一巻時点で雉子宮小学校四年のガキ大将。
【康一/こういち】食中毒で駐在所に転がり込んできたカップルの男。雉子宮出身らしい。
【光輝/こうき】品川家きょうだいの長男。故人。
【小菅昭/こすが・あきら】→昭
【琴美/ことみ】蛇に噛まれた小学生。
【権現滝】かつて自殺の名所だったらしい。滝壺の形状が珍しく、一度落ちたら浮かび上がってこない。さらに、奥が洞窟のようになっているらしく落ちたものはみなそこに吸い込まれるとか。
【近藤】八十歳以上のお年寄り。
【佐伯香子/さえき・かおるこ】→香子
【坂下/さかした】松宮警察署の警部で周平の上司に当たる。四角くていかつい顔。花さんの事件のことをよく知っている。
【坂巻絢子/さかまき・あやこ】山小屋の圭吾の姉だったが亡くなっている。昭くんいわく花さんはちょっと似てるかもとか。
【坂巻圭吾/さかまき・けいご】雉子宮山小屋を手伝っている。富田さんの甥。第一巻時点で二十六歳。もしかしたら早稲ちゃんと付き合ってる?
【作島均/さくしま・ひとし】指名手配犯。爆弾事件の犯人のひとり。製造だけで実行犯ではない。第二巻時点で五十八歳。
【佐久間康一/さくま・こういち】→康一
【五月/さつき】品川五月。早稲の伯母。清澄の姉で第二巻最初の時点で六十一歳独身。東京の保険会社で働いていたが定年退職。睦子や清澄と仲が悪い。イタコの能力を持つらしい。
【里美/さとみ】村長の長女。函館に嫁ぐ。
【ザ・ピーナッツ】この頃引退公演をした。
【参月沼】悪さをした雷さまの子どもが空から落とされる沼。行こうとしたら獣道もないのでそれなりの格好をした男たちが何人かで行かねばならない。
【時期】昭和五十年なので1975年やね。ぼくは大学生やったかな。インターネット、スマホ、ケータイがない以外は今とそれほど違わない感覚と思う。ザ・ピーナッツが引退公演をした一大損失の日から始まる。周平と花は三ヶ月前に結婚したばかりの新婚さん。花が関わったらしい「事件」の捜査で親しくなったのかも?
【品川五月/しながわ・さつき】→五月
【品川清澄/しながわ・せいちょう】→清澄
【篠崎詠美/しのざき・えいみ】女優。雉子宮城出身とか。オードリー・ヘップバーンに似ている。当時は野真崎さんだったらしい。
【篠原蛍/しのはら・ほたる】→ホタル先生
【昭憲/しょうけん】長瀨寺の住職。第一巻時点で五十一歳。
【周平】蓑島周平。第一巻時点で三十歳。駐在さん。花の夫。父は警察官、母は看護師、妻は元医師。身長百八十九センチ。デカっ!! 横浜で刑事をしていたが花の怪我を機に駐在さんとなった。天然パーマ。最近、目玉焼きの両面焼きを気に入っている。写真が趣味。刑事の頃はどうかわからないが駐在さんとしては「事を納める」という方向性。
【新庄房江/しんじょう・ふさえ】八十歳以上のお年寄り。
【清澄/せいちょう】雉子宮神社の神主。第一巻時点で五十七歳。従兄弟が花さんが勤めていた病院の事務をしていた。これは偶然。
【村長】→高田与次郎
【貴子/たかこ】今は白幡貴子。村長の次女。勘当された。娘は薫。
【高田与次郎/たかだ・よじろう】村長。第一巻時点で七十二歳。
【田島美千子/たじま・みちこ】→美千子
【田辺篤/たなべ・あつし】酔っぱらいとして保護された。果物農家。いかつい感じ。
【田辺淳/たなべ・じゅん】篤の弟。果物農家。優しい感じ。
【田辺典子/たなべ・のりこ】篤の妻。美人で儚げ。
【田上/たのうえ】八十歳以上のお年寄り。
【田畑/たばた】刑事。周平の前の職場、都筑署の先輩。周平は「バタさん」と呼ぶ。釣り好きのようだ。
【田村良美/たむら・よしみ】→良美
【チビ】縞模様の猫。
【駐在所】神奈川県松宮警察署雉子宮駐在所。
【駐在所の建物】江戸時代に建てられた問屋家の一部で大きい。入り口の土間部分が駐在所。竈もある。縁側のある和室は子どもたちのための図書室に成っているので子どもがしじゅう出入りするようだ。花と周平それぞれが自分の部屋を確保しても二階の四部屋が未使用状態となる。
【駐在の仕事】《今ここにいる人たちの、未来を生きる若者の平穏な暮らしを守ること》第二巻p.121
【剛/つよし】村長の息子。結婚したが妻を亡くした。
【中島勇/なかじま・いさむ】八十歳以上のお年寄り。
【新倉寿和/にいくら・としかず】作家? 圭吾の建てたログハウスをしばらく貸してもらいたいと言ってきた。
【西川民蔵/にしかわ・たみぞう】炭焼き職人。まだ四十歳くらい。この辺で炭焼きは民蔵さんだけ。
【新田/にった】久米康一に農業を教えている。
【二宮】雉子宮小学校の先生。
【沼田】暴力団番畔組(ばんぐろぐみ)の組長。
【猫】駐在所に寝泊まりしている猫は三匹。十歳くらいの茶色のヨネと黒猫のクロ。三歳くらいのチビ。
【軒下/のきした】消防団団長。
【花】蓑島花。語り手。彼女の日記として描かれる。第一巻時点で三十二歳。周平の妻で彼は「花さん」と呼ぶ。身長百四十九センチと小柄。両親は健在で運送会社をやっている。横浜の大学病院の外科医だったがなんらかの事件で利き腕の右手に重症を負い退職。
【ホタル先生】篠原蛍。小学校教師。虫が嫌いなのであまりホタルと呼ばれたくない。儚げな印象。
【勝/まさる】第二巻で小学六年生になった聡明な男子。
【マリナ】→香子(かおるこ)
【美千子/みちこ】田島美千子。第一巻時点で雉子宮小学校六年。一人っ子。図書室の常連。
【蓑島周平/みのしま・しゅうへい】→周平
【蓑島花/みのしま・はな】→花
【ミル】白い秋田犬の雑種。派出所にやって来た。けっこう賢い。 続編があったら活躍してくれるかも?
【睦子/むつこ】早稲の叔母。神社の巫女をしている。
【村上】八十歳以上のお年寄り。
【良美/よしみ】田村良美。佐久間といっしょに食中毒で駐在所に転がり込んできたカップルの女。佐久間と結婚する予定あり。
【ヨネ】駐在所に寝泊まりしている茶色の猫。十歳くらいで顔に傷があり貫禄がある。
【早稲/わせ】神主である清澄の娘。第一巻時点で二十二歳。明るくて活発。料理上手。誕生日は十二月。もしかしたら坂巻圭吾クンと付き合ってる?
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元刑事の周平、元外科医の花夫妻が駐在所に越してきて2年。昭和52年のお話。
田舎ならではの大変さはわからなくはないけれど、暴力やハラスメントは許せない。周平さんの権限でなんとかなっていく感じがいい。小野寺さんとの再会のきっかけにはびっくりだったけど、機転の利いた対応がよかった。
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駐在日記 シリーズ第3巻。駐在所勤務の周平、その妻、花さんの日記から始まる、事件や日常の出来事が綴られています。優しい事件というのでしょうか、心温まる話です。
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ミルちゃんがすごく賢い子。
田舎で車も人通りも少ないから出来ることだろうけどひとりで帰ってくるのが本当に賢い。
あおい山を掘るのが中止になってよかった。
昭憲さんだけが知っていて、誰にも話せないから中止にして欲しい理由がはっきりと言えないなかでどうするかすごい悩んだろうな。
持ち主の剛さんからしたら知らないし、後に残る妹さん達を思ってだから辞めるつもりもなく。
でも貴子さんに剛さんが考えていた事が伝わって良かった。父親とはもう何とも出来ないけどお兄さんとの関係、思い出が嫌なものだけでなくなればいいと思う。
どの話も考えさせられるけど優しい話だった。
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相変わらず周平さんは優秀だなぁ(^^)今回も機転をきかせて事件を穏便に解決(゚∀゚)♪刑事時代も優秀だったんだろうな~(*´-`)花さんが語ると事件も優しく感じるし(*´▽`*)表紙の絵も含めてホンワカと…
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2023.11.8 読了
シリーズ3作目!
春夏秋冬の連作。
何かしら事件?出来事が起こるも
いい感じで着地する。
安定のいつもの感じです。