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読書の世界は無限大!
夏休みには大物を読みたくなる。そんな本読み向けに読みたい本を山ほど紹介してくれる本。10代のためのとあるが20代でも30代でもそれ以上でも楽しく読める。自分も本を薦めたくなる。本読みの中でもお節介だし語りたいタイプなので。
最初の「本の雑誌が選んだ10代におすすめする100冊」の鼎談には参加したくなったし、「ジャンル別10代おすすめ本ガイド」は、そうだよまったく同じだよお友達になりたい! という人も、何それ知らない読みたい教えてくれてありがとう! という人も。「読んで旅する」は読書で47都道府県を制覇できるなんてと驚き。
以下読みたくなってしまったリスト
ケストナー『五月三十五日』
宮部みゆき『小暮写眞館』
池谷裕二『進化しすぎた脳』
松沢裕『生きづらい明治社会』
一木けい『9月9日9時9分』
伊吹有喜『雲を紡ぐ』岩手
令丈ヒロ子『長浜高校水族館部!』愛媛
中脇初枝『神の島のこどもたち』鹿児島
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小学校高学年には古典・新古典文藝が勧められているが、中学生には『Drヘリオット』『ムツゴロウの博物志』などとともにフィクションでも現実の残酷さに目覚めることが求められる。高校生には変態的だが読書そのものの有用性、肉体活動と同じく/十歳前後に読んだ漫画は、最近のコンビニ本で再会すると案外よく覚えている。小説で覚えている箇所は少ないが、それでも三国志など読み返すと「あの場面はこういう情景か」と改めて筋書きとの関連がわかることがある。二十歳の頃、筋を追うだけだった『戦争と平和』、還暦過ぎて冗長部の面白さに気付くから、古典名作は読んどいたほうが得。
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小学校高学年から中学生、高校生のためのブックガイドのはずだけれど、この本を手に取るのはターゲットの10代ではなくむしろ何を読ませたらいいか知りたい大人ばかりになるのではないかしらという予感あり。
いまどき少数派の本好きな10代には、ぱらぱらっとながめて本の雑誌社らしいちょっとニッチな内容をおもしろがってくれる奇特な子も少しはいるかもしれないけど、ごくふつうの10代少年少女がこの本を通読して自分が次に読む本を探す姿はあまり想像できない。(全体に、本&活字離れが案じられる子どもたちの食指を動かそうという工夫があまりないような…)
ということで、いま、中学生におすすめのブックガイドのイチ推しとしては、
堀越英美『モヤモヤしている女の子のための読書案内』(河出書房新社)
に軍配。女の子だけでなく、男の子にもおすすめできる。
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ステイホーム推奨の影響で、読書への注目が高まっているのか、ブックガイドの刊行が結構多めな気がする昨今。ブックガイドファンの自分としては、とても有難い風潮。もっとどんどん出版されることを願う。でも、ガイド本を読めば読むだけ、読みたい本の数は増えていく一方という、有難い悲鳴も上げなきゃならん。まあ良いけど。奥さんとの相乗効果もあり、我が子にはかなりの勢いで本を浴びせていると思うけど、翻って自分の幼少期、読書の絶対量が少なかったな~。こういうブックガイドを眺めると、痛感されます。ふと行ける距離に書店はなく、外出時にも好んでは立ち寄ってもらえなかった小学時代の反動が、中高以降、外出すれば、行先に必ず書店が含まれるという現状を生んどる訳ですわな。子どもと一緒に、あのころ読めんかった諸々を、是非読んでみないといかん。そんな思いを強くした一冊でした。
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テーマ別、対談、レビュー…様々な角度で『10代』に本の面白さを伝える。
無理に本を読めという説教臭さはない。
というか説教しても仕方がない。
本は楽しいからっていう動機で読めばいい。構えなくていい。
読んでみて改めてそう思う。
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本書のことは、帯にすべてが語られています。なので、そのまま引用させていだきます。
ここから〜
つらいときも
さびしいときも
たのしいときも
どんなときも
本がある。
「朝の読書」「夏の読書感想文」対応の「10代におすすめするベスト100座談会」から「ジャンル別ブックガイド」、全国書店員さんがおすすめする10代に読んでほしい本&読んでおきたかったと後悔した本。
本の買い方・探し方を始め、本の世界のガイドも充実。
「本の雑誌」ならではの切り口で、10代の読書に迫る。
〜ここまで
本書のタイトルにもある通り、10代に向けた書籍です。私のような50歳をすぎたおっさんは、お呼びじゃないという明確なメッセージを突きつけられています。
そんなタイトルにも負けずに、本書を手にしたわけです。
いやいや、おっさんにも(でも)なかなか読み応えのある一冊でした。ジャンル別のブックガイドは、作家や書評家、書店員の方々がテーマに沿った書籍を紹介しています。どれも、これも、読みたくなる本にあふれています。私にとっては、今まで知らなかった本が多く、10代の頃にこれらの書籍と出会っていたら、また違った人生を歩んだかもしれないなぁと思わせてくれます。
おっさんになってから手にした作品で、今後じいさまとなる生き様に影響を与えてくれるかもしれないのです。そんな気持ちにさせてくれるブックガイドでした。
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攻めたブックリストが素敵です。
学校司書さんや、国語の先生がまとめたブックリストは、良くも悪くも教育的な本が多く、
生徒に幅広い読書を進めるには、少々物足りなさも感じられることがある。
この本は、本好きな人たちがまとめたものなので、
テーマごとの記事でも個性が出て面白い。
読み手に配慮しすぎない本のリストで、
10代以外にも楽しめる。
そのほか、本に関する言葉や、感想文の書き方、売れ行きから見るティーンの読書傾向など、
10代がさらに本を好きになれる一冊。
本好きな子に薦めたい。
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書かれている事を読み
書かれていない事を考える
真実と事実を見極める
嘘のないこと 現実に起きたこと
ーーーーーーーーーーーーーー
読書は過去に触れる機会
若いと過去の蓄積が少ない←読書はそれを補う
未来に備える経験値←生きる為の武器
楽天ブックスの谷口幹人さん
エライ先生のすすめる本も良いのですが
普段本に接している書店員さんのすすめる本も
身近で自分達に近いかも?
対談ページが面白かった(^^)楽しそう
本好きの仲間って感じ
本文には木村書店ポプ担さんのマンガもあるし
いろんな切り口の本があってよかったです!
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中高の図書館にもぜひあってほしい一冊。
テーマも選書も面白い。この本と、紹介されている本を並べて置いておきたいな。
図書館で借りたけど、自分の手元にも置いておきたい。また読みたい本が増えてしまうが。
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この夏、読書に抵抗のある10代の子に本をおすすめを聞かれて答えた経験があって、本を勧めるのって難しいなと感じてこれを手に取った。
書店員らがジャンルごとに10代にお勧めしたい本について語っている本。
本をたくさん読んできた人が読めば、「わかるー!!!」となるんだろうなと思った。
(私は定番とされている本をほぼ読んでこなかった10代を過ごしてきたので、読んだことのない本ばかりだった。)
それぞれの作品について丁寧におすすめしている、というよりは、各々がおすすめしたい本についてエッセイを綴っている。
王道の作品、というよりは、「あえてこれをすすめたい」という選書がちょっと多い印象で、個人的にはもうちょっと王道の作品ばかりのほうがやさしいかなと感じた。
私がもし10代にいろんな本の紹介している本を勧めるなら、この本よりも芦田愛菜さんの「まなの本棚」のほうを勧めると思う。あれは充実しててよかったです。本を読みたくなる本だった。
以下、備忘録として、この本を読んで気になった作品リスト。
・宇佐美まこと 夜の声を聴く
・森谷明子 春や春
・米澤穂信 氷菓
・アガサクリスティ アクロイド殺し
・高野和明 幽霊人命救助隊
・辻村深月 ぼくのメジャースプーン
・田口幹人 まちの本屋
・穂村弘 シンジケート
・重松清 きみの友だち
・恩田陸 チョコレートコスモス、六番目の小夜子
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小学生の保護者に、質問されて、さっそく読みました。なるほど!私の読んでない、ジャンルいっぱい、参考になりました。
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自分が子どもの頃は、モモやドリトル先生を読んだあとは、読書が趣味の父親の本で読みやすい田中芳樹のものを読んだり、高学年になったら角川スニーカー文庫を読んだりしてYA常設は読まなかった。
ただ、それはもったいないと思うこともあり、本書を読んでみた。新しい本も増えており、子どもに読ませたい。
読書については、個人的には違う価値観を身につける方法と思っている。殺人鬼の小説、カリスマの経営者のノンフィクション、など、価値観が違うものを知ったり、感じるための出会いだと思う。
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プレゼント選びにも参考になるラインナップ。おすすめの100冊は勿論のこと、おすすめ本のジャンル別が幅広く(例・友だち、運動部、文化部、歴史、性、宇宙、名探偵、科学、社会、恋愛、仕事などなど)推薦人のコメントも楽しくて何冊もメモしながら読了。1タイトルには「10代のための」と有るけれど、大人の読者は気になっていた本、もう一度読みたい本、そしてもしかしたら「青春」を再発見できるのでは。読書、楽しいですね!
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司書のお友達に貸してもらった本。
ありがたい。
新しめの本も定番の本も紹介されていて、何度も読みたい本。
P180田口幹人さんのところに、読書が嫌いな理由がある。
①読書の必要性を教わらなかった。
②興味のない本を読まされた。
③音読で恥をかいた。
本を読めと言われても、何を読んだら良いのか?
読書環境が整っていなければ、読書指導にならない。
本を手に取れるようにすることは、私の仕事。
本好きを増やしたい。
そのために日々、工夫を凝らし、
生徒に本を届けている。
若い時に読書することで、自然と見極める力が身につき、自分をデザインするための基礎を作ることができる。
本との出合いは、人との出会いに似ている。未来の自分の可能性を広げてくれる。
選書の参考にもなるし、大人も子供も読むと学べる!
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10代におすすめする100冊
子どもの頃に読んだものもあるが、再度読み直したい
本をたくさん読んできた人がおすすめるする本。
大人も再度読んでも面白い!
私はお勧めの本のページをコピーして
大人だが読んでみようと思う!
そして面白いものは子供と共有したい