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契約嫁を更新した沙良。新堂の不器用な優しさに徐々に惹かれ始めるが、自分の立ち位置に悩み始めて…
お互いもっと素直にぶつけ合えば良いのに、遠慮して中々言い出せなかった二人だったけど、お互いの良い所を認め合って前へ進めた時、ようやく本物の婚約者になれて良かったです。理性の新堂と感性の沙良はお似合いで、お互い無いものを持っているのが良い夫婦になれそうで、この先もまだ読みたいです。
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契約結婚の延長後どうなったんだろうと思っていたので、続編の登場は本当に嬉しかった。
沙耶がいる生活が馴染んできたころにぶっこまれる天才宮大工と美人な酒造女将。
無論、二人の仲を(本人たちにその意があってもなくても)引っ掻き回すことになる。
特に宮大工の彼は、新堂さんに対しての態度と沙耶への態度が露骨に違うから……
畑違いの職種の家庭に入るとなると、どうしても付きまとうのは自分が果たして役に立つのか、その世界に入っていいのかということ。
前作は「契約」ということもあり、そこまで踏み込まなくてもいい状態だっただろうが、今回は気持ちが付いてきてしまった。
新堂さんの傍にいたいと思うようになってしまったその時、自分の足元の弱さを自覚してしまうのは仕方のないこと。
まして、沙耶は才能があった。
酒造ではない方の、前職に関わる方の才能が。
そこで沙耶が「職人になりたいわけじゃない」と言ったのは意外でもあり、目から鱗でもあった。
前職に関しての職人を目指しているわけではない。
自分が本当に望んでいたものは。
その答えは、そしてその答えを受け止めた新堂さんは。
それは是非本編で。
それにしても、続編になって明らかになる新堂さんの本音と新事実。
これはもう本当に意外も意外だった。
そうだったのに、沙耶に対して最初あんなにいけずだったのかと、素直になれない彼に怒りたくもなり、それがまた可愛くもあり。
何にせよ、かりそめだった結婚からの進展、おめでとうございました。
個人的に「おれの沙耶さん」発言が最高にご褒美でした……開き直り、いいぞ。
(一方で沙耶は結局新堂さん呼びのまま……名前呼んでやって!)
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落ち着くところに落ち着いたのはよかったです。八田さん、GJ。本線とは別でポチのことでよくわからないのは、彼は職人にならないといけないのかな?ということ。芸術家ってこういうものな気がするし、芸術家になってはいけないのでしょうか?彫刻家。もちろん、食っていけるかどうかはまた別のことだけど。