紙の本
『千里眼 ノン=クオリアの終焉』
2021/07/23 19:28
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
クオリアの存在を証明したという研究機関の発表に、ノン=クオリアの機先を制すべく岬美由紀は香港に飛ぶ
研究所の手薄な警備態勢を危惧する美由紀の前に不審な光が
最新鋭の武器装備の前になすすべもなくデータが持ち去られ、追われる身となった美由紀
たどりついた敵の拠点で目にしたものは
行動を共にする者の中にいる黒幕は
「残り十秒を切ってる!」
全世界の“終焉”に悪魔の手がかかる
“千里眼”の異名を持つ元自衛官で臨床心理士のスーパーヒロインが繊細な洞察力と圧倒的なパワーで難題に立ち向かう
《極大のスケールで展開される超弩級作!》──カバーの紹介文より
2009年を最後に新刊が途絶えていた人気シリーズが12年ぶりに復活
2021年4月刊の『千里眼の復活』に続く第3シーズン第2弾、2021年7月刊
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スーパーヒロイン岬美由紀の活躍、とどまることを知らず。
今回はノン=クオリアとの全面対決。
クオリアの証明ができたという発表に伴い、岬は前回の事件のお礼代わりに日本政府公認で香港にある国際クオリア理化学研究所なるところに行くことになります。
着いた早々違和感を感じた岬は、否応なくノン=クオリアの襲撃に巻き込まれます。
対抗するメフィスト・コンサルティングまでもが飲み込まれ、騙し騙され頼れるのは自分一人という中、それでも岬はなおも対抗して進んでいくのです。
各国の機能を支配し、世間が混沌とする中、核ミサイルも敵の手に落ち、いよいよ人類の存亡すらも危機に陥ります。
私がアホなのでクオリアがなんなのかほとんど理解できないままでしたが、少なくとも喜怒哀楽を感じられることは、人間として自然なことであり、幸せなことなのだと思います。
岬美由紀一人いれば、国家の安全は守られる…ような気がしないでもない。
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大和撫子007ってことなんすかね美由紀嬢は・・・
かなりどすごい感じの世界危機をさらっと終焉させるとは
なんともカントも、驚かされます。
前半、この感じでハードボイルドを数巻楽しめるかと思ったのに
えっって感じで、ラストが来てしまって、嬉しい反面ちょっと残念
ひとまず世界崩壊は免れたってことで
人間の可能性に乾杯ってことですね。
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松岡作品あまりに多すぎて混乱してしまう
前後関係、主人公
千里眼シリーズ何を読んだか、読み漏らしがあるかも
今回の作品が最後なのだろうか
全世界レベル、作品名に終焉、結末もその雰囲気
残念なような、岬美由紀と別れるのが寂しいような
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前作で失望したし、今作もノン=クオリアの親玉の小ささにがっかりした部分もあるが全体としては以前の千里眼シリーズに戻りつつあるような気がする。次回作に期待したい。
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最新鋭戦闘機の奪取事件により甚大な被害が発生した日本。焦土と化した東京に、メフィスト・コンサルティング・グループと敵対するノン=クオリアの影が……。各人の思惑は? 岬美由紀は何を思うのか!?(e-honより)
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スケールがでかい!
次は何をしてくれるんだろうとワクワクする。途中で高校事変をチラッと思わせるような、シーンもあり楽しかった。
千里眼シリーズはどれを読んでも爽快で、次の作品が楽しみだ。
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岬美由紀シリーズと高校事変シリーズは似てる。
荒唐無稽と思うけど面白いことは面白い。
ノン=クオリアな考え方は受け入れられない。
と言ってもメフィストコンサルティングに支配はされたくないけど。
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スケールでかくて途中までは凄く面白かったんだけど、後半読者置いて、勝手に突っ走っていってしまったような。
なんだコレ?的なショボいラストでした。
次作も読みますけども!
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前作からの続きで、スケールが遂に地球規模になってしまった。何故か大好きだった007を思い出しました。嫌、それ以上、一里が4kmとして、地球一周が4万kmとすると万里眼か?