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本書は、緩和ケアの臨床化がコミュニケーションの場で出会う、「ああいう」のと「こういう」のとでどちらがどういう影響をもたらすのかをまとめた書籍です。どういう言い方をするとどういう反応が多いのか気になりますね。グラフを用い、エビデンスに基づいて解説されており、大変わかりやすいです。
緩和ケアだけでなく、心理学、行動経済学の領域で蓄積されたエビデンスが、臨床での困りごとを解決するヒントを与えてくれるはずです。
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他の臨床のコミュニケーション本と比較してエビデンスが多数記載されているのがイイ。ただし実際は例に挙げられたように、患者1人の説得に4時間をかけることは緩和ケア病棟でも不可能だろう。(部分部分を切り抜いて使うだけでも役立つとは思う。医療従事者でなくとも説得の手法を知りたい人間には◎)
この本を一番オススメしたいのはむしろ、末期患者とのコミュニケーションの取り方に悩む家族かもしれない。
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先だって読んだ名郷本の中で、本書についておススメされているのを見て、是非にと手に取ったもの。これは良かった。具体的な会話例とか、まんましゃべっても成り立つくらい、しっかり考えられた出来。参考になります。
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コミュニケーションに悩む若手に贈る本。言い方ひとつ、とても大事。エビデンスが明らかであり、患者と話す立場であれば必要な知識ではないかと思う反面、エビデンスが全てではないことを理解する本。