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シリーズ第6弾。
国際指名手配犯を引き取りにミャンマー奥地に向かった突入班の3人に、次々と罠が襲いかかる。一方沖津部長は捜査二課と協力して事案の背後を探るが‥
最初のうちは機龍が出てこないと思っていたが、ちゃんと登場。ミャンマー奥地でのサバイバルや戦闘と、日本での経済事案捜査が交互に進んでいく。
もやもやした読後感だが、新キャラも登場したしシリーズの今後に期待。
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待望のシリーズ最新作。読みながら「すげ〜」と呟いてしまった。白骨街道とはただの固有名詞以外の意味もあったんだなと感じた。物語は国内編と海外編にわけて進むのだがどちらもさまざまな情念が渦巻いており圧迫感がすごかった。作者がすごいなと思うのは登場人物のセリフや思考以外の描写に無駄がない点だと思う。お陰で頭の中でイメージしやすく臨場感を持って読むことができた。ただ2作続けて龍機兵が出ないとは。ドラグーンロスが半端ない。
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楽しみにしていた最新作
龍騎出ないんだ! これが一番の驚き。しかも4人目登場! これも驚き。さらには敵の正体に近づきつつあるんだけど、それがあまりしっくりこない感じがするので、きっとこれもひっくり返るんだろうなぁ。
今回は、あまり3人の活躍が際立ってないから、むしろ現実味がある気がする。あまりにスーパーマン過ぎるのは興醒めだもんね。とにかく姿にライトが当たりそうな次もまた楽しみだ。
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前作までの展開がうろ覚えだったが、簡単なあらすじや人物紹介もところどころ挟まっていたおかげで思い出しながら読み進めることができた。
暗黒市場あたりから濃厚な映画を見たような没入感に浸らせてくれるシリーズだが、その期待を裏切らず本作も面白い。前作は機甲兵装での戦闘がなく、今作は戦闘はあるものの龍機兵は登場しない。だが龍機兵が出ないからこそ、姿、ライザ、ユーリの搭乗者としての有能さが際立っているように見える。また本作は本作でマレーシアでの死闘と日本での陰謀捜査が並行して進んでいく演出が新しく、退屈させない。
ついに<敵>の正体が垣間見えたが城木はどう立ち向かうのか。ここに来て突入班が増員されたが果たしてどういった形で作戦に組み込まれるのか。姿は本当に警察を辞めるのか。まだまだ先が気になる展開ばかりで、次回作が待ち遠しい。
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物語の展開がエグかった。
日本でもミャンマーでもきな臭いじゃ済まされないような展開が起きている。
ミャンマー組の3人はわかりやすい悲惨な状況に追い込まれ、日本では追い詰めたはずの敵の掌で踊らされてたことになり。
今回は城木さん、クワン、そして新キャラがキーでした
2021.12.12
167
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逆ロッキードのようなミャンマーと日本の国際的贈収賄事件に特捜部が切り込む。丸腰で紛争地帯に放り込まれた突入班だが、ライザの大活劇と現地で手に入れた機甲兵装バトルで窮地を脱する。龍機兵は登場しないが、スピード感ある展開と息をのむアクションが相まって面白さは損なわれない。新しいメンバーも加入、今後も目が離せないシリーズ!
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安定の機龍警察シリーズ。今回は3人揃って海外でのお仕事編。前巻では登場しなかった機甲兵装でのバトルもたっぷりある。ただ、このシリーズも巻数をここまで重ねてくると、いろいろな部分が気になってしまう。あの人が「え!?あんな事も得意なの!!」と驚くと同時にさすがに無双すぎではと思ったり。
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今回の舞台はミャンマー。国産機甲兵装の秘密を握るという国外逃亡犯の引き渡しを受けるため、「官邸」の意向を受けた特捜部の姿ら三人が現地に向かう。いかにも裏がありそうな設定。で、たしかに裏があるのだが、<龍機兵>はおろか一切の武器も持たぬまま、彼らは任務を遂行しなければならない。
太平洋戦争において「インパール作戦」が行われたこの地で、彼ら死体と、いや白骨と化すのか…
今回は<龍機兵>は登場しないが、他の機甲兵装は登場し、戦闘シーンもある。そして遂に<敵>の一部、しかもそれなりに上の方が明らかになる。その人物とは、××の※△■だったりする。
いつものことだが、読んでいて引き込まれる。一気読みを推奨したい。なお、このシリーズのカテゴリをSFからミステリーに変更した。
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シリーズものだと知らずに読んだが、太鼓判を押す面白さ。終始、ハラハラドキドキ。描写がリアル。姿、ユーリ、ライザ3人の頑健な肉体に優れた直感力、瀬戸際での運の良さに舌を巻いた。続編望む。
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ミャンマーでの死の行軍と国内の贈収賄疑獄捜査が並行して進むストーリーに引き込まれる。
機甲兵装というモビルスーツのような兵器による戦闘シーンは、物凄い迫力。映像化して欲しい。
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機龍警察シリーズの最新作。国際指名手配犯の君島がミャンマー奥地で逮捕され、紛争中のミャンマーに君島確保に向かう戦闘ターンと、日本側の政治ターンの2面で物語は進行する、どちらも独立していて2冊の小説を同時並行で読んでいるような感じ。今作もおなじみの機甲兵装(パワードスーツ的な兵器)使いの姿・ユーリ・ライザが登場、ロヒンギャ民族浄化問題というミャンマーの「裏」が余すことなく描かれる。目次が「①畜生道→②餓鬼道→③修羅道→④地獄道」となっており、戦闘が段々スケールアップしていくのもよい。
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久々の機龍警察シリーズ。もう第6弾なのか!
今回は主人公たち3人はワンオフ機の龍機兵には乗らず、量産タイプの機甲装兵で戦う。舞台はミャンマー内の未開の地。ゲリラ暗躍、麻薬密売。ボトムズクメン篇リスペクトな感じ。
その一方で、沖津部長らは国内の政治経済癒着腐敗に切り込む。ミャンマー軍事提供や再開発をトンネルにした莫大な金額の収賄事件を捜査していくうちにまた少し見えてくる敵の姿、その一端がまさかここにつながってくるとは!な展開。
敵味方ともに新キャラや新しいスキルもお目見えして、いよいよ物語も中盤かなぁという感じ。早く続きが読みたいが、この質と量では大量生産ともいかないだろうから、首を長くして続編を待つことにしよう。
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ミャンマーの国境地帯で軍事機密を持ち出した日本人が拘束された。日本初の国産機甲兵装のサンプルを隠匿したその人物を確保せよ。しかしミャンマー政府が指定した引き渡し場所は紛争地帯。日本政府は警察官の犠牲を出したくない。そして姿、ユーリ、ライザ、3人の突入班龍機兵搭乗員たちに白羽の矢が立つ。すべてが罠。わかっていてなお、進むしかない汚泥にまみれた道がある。かつて史上最悪の作戦『インパール作戦』の失敗によって日本兵の死骸が累々と倒れ伏した白骨街道で、今再び多くの兵士が命を落とす激戦が繰り広げられる。
「この国はね、もう真っ当な国ではないんだよ」
「だが、それでも――我々はできる限りのことをする」
菩薩の微笑みを浮かべる裏に修羅の憤怒を隠し持つ。慈悲深く人を救いあげる、その同じ手で人を地獄に突き落とす。人間の複雑な本性を、ミャンマーと京都、深く仏教の影響を受けるふたつの地域を舞台に描き出す第6弾。
6作目にして第四の男シェラーが登場。”敵”の妖気もますます濃くなり、一体特捜部はどうなってしまうのか……。
本書刊行時に催されたトークショーで著者の月村さんは「政府や警察の現実は私の書いている小説なんかよりももっと下品であってそこが薄い」と語っていたけれど、下品で底が薄い警察機構の宿業を、このさきどう描いていくのか、続きが早く読みたくてたまらないシリーズです。
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面白かったけど、クワンが万能すぎるのと、思わぬ助っ人にちょっとしらけた…。
城木は気の毒すぎる。
姿の秘密って何だろうねぇ。
早く続きを読みたい。
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これだから、このシリーズは見逃せない。
動く「動」と動かぬ「動」。後半はそれが同じ章の中に交互に繰り返される。片方だけをまとめて先読みしたい気持ちを抑え、交互に読み続ける事の苛立たしさと読了後の満足感…。
姿さん。2.3作後でいいから、戻ってきて欲しい。